2012年8月25日土曜日

夏のたび③

「明日浅草行くけど一緒に来ない?」


「わー行く行く」


…と、いうわけで、急遽浅草行くことになり。


ゆるゆるの旅はスケジュール変更が容易でいいわー。


 


ハイジさんの記憶をたよりにおそば屋さんと雪駄屋さんを探して歩いたのですが、うろ覚えな上にけっこうな方向音痴であることを知りました。


この珍道中っぷりはなんだかわしらに似つかわしいですね。


決断力のある迷子…的な。


 


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スマフォのMAPとGPSを駆使して目的とまったく違うそば屋に入りました。これはこれでんまかったから良しです。


 


会社の人にお土産、てぬぐい吟味。いいなーと思うやつは手が込んでてお高い。


 


寄席に出ている漫談家・風呂わく三氏の名前に笑う。ふろわくぞう。名前オチや。


名前以上におもろい芸をしなければないないというハードルの高さ。


 


スカイツリーにまったく興味がなかったので、この日はじめて位置関係を知る。


アサヒのビールビルやスタルクうんこの並びなのかあ。


 


さて浅草まで来たらもう父の墓はすぐそこ、隅田川越えてったあたりなんですけどね、時間と体力がちょっと足りない。


墓参は見送って神田でメガネ作ることにして一行と別れる。


 


何年か前に名古屋のメガネ屋さんで購入したメガネのかけ心地がすごく良くてですね。


軽くて耳あたりがソフトで。


デザイン的には気に入らなかったのに、掛け心地がいいですよーってオススメされて試しにかけてみたらホントに良くてそれに決めちゃった、という一品で。


家の中で使ってたんだけどついに金属疲労でパッキリ折れてしまい。


そして探してみると今や名古屋ではほとんどお取り扱いのないブランドになっていた。


インターネットで調べたら、三省堂本店の中のメガネ屋さんが力を入れて扱ってるブランドらしかった。


というわけで、ちょうど東京行きを予定してた頃だったので、今回の上京ついでにメガネ作って帰ろうと思ったのね。


 


お客様カルテに住所記入するときにやっぱり「え、名古屋からですか!」って話になって、ここに至る経緯を説明し、ご希望のメガネをサマーセール価格で購入、レンズ込みでも元のフレーム価格より安いという。


「今のメガネの半分くらいの重さに感じますよ」と言われたとおり、すごく軽く感じる。レンズ屈折率はそんな変わらないやつ。


実際に軽いのかな、それともテコの原理的ななにか支点と力点の荷重の問題なのかな。チタンフレームだから重量的に軽いか。


 


新宿で差し入れの甘もの買い。


一旦ホテルに戻って、さてと、昼間暑かったのでちょっと疲れた、今日はこのまま終了しようかどうしようか、でもそうか、昨夜役者さんに「明日も観ますよ」って言ってきたから、行けそうなら行ったほうがいいかな、で、三夜目の観劇。


 


終わったら、会う人会う人に「"粗忽長屋"どうだった?」と訊かれてびっくり、なんでこんな知れ渡ってるの。


いやずっと「粗忽長屋かよ」が聞き取りづらくて気になってて、昨夜の打ち上げでちょうど話しかけるタイミングがあったから中川さんにちょっとその話したんだけどね。


前のセリフに重なってるし勢いあるしテンポも早いし合わせだしSOKOTSUがまた聞きづらい音の繋がりだし、仕方ないとは思うんだけど。


「名古屋でも観て東京にも来てる劇団員(正確には元劇団員)に指摘されたって言うから、誰だ、川合か?、って話になって、でも『いや、川合が粗忽長屋を知ってるわけがない』ってなって、で、じゃあカシワに違いないって…」


そんな探偵ごっこがあったんですか。ていうか川合君が粗忽長屋を知ってるわけがないってえらい偏見じゃないですか。真の粗忽の使者かもしれないのに。


 



 


前妻、という言葉を書き言葉としては見るけど日常会話の中で使ってるのはあんまり聞いたことがないな、「俺の前妻は?」という響きにとっさにオードブル的なものを思い浮かべてしまったよ。


女性がお店をはじめるといえばまず浮かぶカフェでもなく古着屋でもパン屋でもなく、突如ラーメン屋をはじめたりっちゃんに事の成り行きを聞く。


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お店のHP http://aozora.be


 


東京の打ち上げは旧メンバーとのクラス会みたい。


変わる人あり変わらぬ人あり、極端になる人あり、それぞれ。