2010年12月31日金曜日

おおみそかにみそがつく

大晦日も新年も特別なことはやらないんだけど、今晩はちょっと良いものを食べようとカキ鍋の用意をしていた。


カキが安かったからだけど。


で、カキ投入して、蓋して、火消して、おこたの上を整えていたら鈍い爆発音がした。


なにかと思ったら蓋割れてた。


 


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がちょーん


 


ガラス片が鍋に落下。


えー出来たてのカキ鍋がー


冷蔵庫何もないよ…もう寒い中お買い物行くのイヤだよ…ていうかお金ないよ…


一年の最後にやってくれるわ、な出来事であった。


心を落ち着かせるために写真撮っちゃう。


 


厄落しだと思うことにする。


 


3年くらい前の年の瀬には部屋着の袖に火が走ってびびったこともありました、お台所の事故が多い季節だわ。


衣服の表面の毛羽に火が着いてパッと拡がる現象、「フラッシュスプレッド現象」と云うのだとハシヤンに教えてもらったっけ。


気を付けてても事故は起こるなあ、怖いもんです。


 


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ねねむさんって若い頃の広末涼子に似てる気がするー。


それはともかく重いからのいてー。



2010年12月27日月曜日

トシワスレ

そいや、こないだ、「あなたはたまにハイジよりキツイことを言うね」って言われた。


えっ「死ねばいいのに」とも「死んでしまえ」とも言ってないのに、むしろ「死なないでください」って言ったのに。


正確には、「死なないでください…ウチでは」って言ったわけですけど。


いや別にウチの外でなら死んでも構わないって意味じゃありませんよ、そうゆうことじゃありませんのよ。


 



 


あ、富永一朗漫画館って亀山にもあるんだ。


亀山とどんな縁があるんだろう、富永一朗は京都出身。


 



 


M-1、濃いい顔(×2)で白っぽい間のスリムクラブがしばらく頭から離れなかった。


漫才というよりコントだとは思う、が個人的には無問題、M-1の採点基準に「コント減点」はあったのかなあ。


 



 


冬らしい冷え込み。


 


スーパーもデパートも26日からは一気に迎春用品一色、さぞかし棚卸に半日休みが欲しいとこだろうなあ、クリスマスからたった1週間で元旦ってなんてせわしいスケジュールなのよせめて2週間は離してよって昔のっちが言ってたっけ。


お仕事納め近づく、しかしそれは普段以上に過剰に作業量が増えるということなんである、ホントに年末年始休暇って必要なんか。休日出勤して静かな執務室で残務処理したいよ。


 



 


この日々は傾斜している、転がる、加速する、引き寄せられる、真っ直ぐでも一定でもありません。


目が合うと笑う、笑った顔を見ると警戒解除してしまう、北風より太陽のがドSですね。



2010年12月26日日曜日

ぱん

これは見事な最期のパン。昨日のリツイート第1位。


http://yfrog.com/h7xczrhj


一目見たときのインパクトで笑い、「お店最後のパンだからチョコたっぷり入れてあげよう」的なサービス精神(の失敗)を想像してまた笑った。


パン屋さんの余生に幸あれ。



2010年12月24日金曜日

にくぱい

3勤1休くらいだと少し楽かな。


飛び石のお休みは大好きだ。


 


所謂「天野組」の面々に呼ばれて、ぱうぜ20周年祝いに遅ればせで駆けつける。


本気を出すと凄いけどメッタに本気を出さない加藤さんの本気のきりたんぽ鍋。うまー。


トトちゃん作の肉パイも美味だったそうだが、駆けつけたのがもう遅かったのでありつけず。またの機会に。


しかし「肉パイ」ってなんかこう桃色妄想を呼ぶ響きだ、「肉」で「パイ」とくるか。にくぱい。


「ふわふわマシュマロサンドのエンゼル・パイ」のフレーズが無限妄想をかきたてて鼻血を噴きそうになる男子中学生スピリットですな。魂は常に前かがみ。ある意味、男らしい。


 


はまじが舞台デビューの夢見たとかで、舞台絡みのせっぱつまった夢の話など。


リアルに心臓に悪いのは役者より制作方面だった気がしますが、悪夢はだいたい役者の立場で見るな。


イムコウと必死でセリフ読み合わせてるところに初日中止の連絡がくる夢とか。辞めてもそんな夢を見る夏。


あと昔は大量に台本の差し替えが来る夢も見たな。夢じゃないじゃんってか。


いい夢もみたよ。あんまりよく覚えてないけど。自分の出てる芝居が文化庁後援でヨーロッパ公演行くことになって空港で読み合わせしてる夢とか。


良い夢でも悪い夢でも結局読み合わせしてるのね。まあ、登場人物がみんな笑ってたから、いい夢。


最近見た芝居絡みの夢っていうと受付やっててご来場いただいた久保じいにお帰りいただく夢かな。出禁じゃなくて満席で。


そういえば「次回作の記録ビデオを入手した」っつって未来のDVDを皆で食い入るように見る夢ってのもあったなあ、IKILLの直後だったかなあ。


「段取りは?」「この後の転換は?」ってなんか切実でした。


 


ゲゲゲの女房映画版今やってますね、寺ちゃん出てるやつ、クドカン主演の。


しかしまだ誰も観てなかった、わたしも年内はキビシイ、DVDで観るかな。


瀬々敬久監督の新作もシネマテークで上映中、観たいけど体力がもたない映画館での4時間超え。


映画つながり、


こないだ、維新派舞台部が映画のセット作りに名古屋来てる噂を耳にする。その数日後新聞で、円頓寺を舞台にした映画の撮影の話題を読んで、「あ、これかな」と思った。ドンピシャ。


現場に手伝いに行ったハイジさんからなかなか激しい動画を見せてもらう。維新派舞台部は…分量っていうか重量っていうか、こう、スケールが違う…丸太ドカドカ。


 


大瀧詠一、南沙織、森山良子聴いて、ほどほどの宵のうちにどろどろの酔いで散会。


酔ってどの程度記憶が残ってるもんかと思えば、田岡さんもハイジさんも先週のぱうぜでカトハゲさん来たこと覚えてなかったって言う。ああ。そうですか。酔っ払いって素晴らしいわ。


「富洲原で呑もう」って言ってましたよ、もう三重ローカル過ぎる、「おまえどこ中よ?」がここにも。


2011年は三重の年、榊原温泉でゆったり湯治もいいですね。



2010年12月20日月曜日

めいぎゅう

日曜、母が来る。


わざわざ津の朝日屋まで行って買い求めたという松阪牛のステーキ肉をいただく。


そうか朝日屋は「名牛まつり」の時期か。


なんか最近寄ると触ると三重ローカルな話題が満載だ。


時代は三重、なのかもしれない。


いよいよヤジキタをお伊勢のお膝元へ持っていく時期か。



大根の葉よりも速く

なんか


大変やわな


 


いくら繁忙期だからって座学明けたらすぐ実データ渡して「さあ処理して」って言うのは堪忍してくださいよって面接で念を押したのにい。


ハードはいい、システムもいい、問題はローカルルールなんだってば。


 


眠りが浅くてしんどいが溜まる平日、2時間残業しても20時前には帰宅できるのが幸い、そういえば同期も基本「通勤時間が短い人」が採用されたな、人が休んでる時に働けばお金が貯まるの法則、いいのです今はお金を貯めることが第一の目的なのすから。


ノーブレスで100m競泳みたいな一週間、ひーはー言ってやっとのこと金曜に漕ぎつげ、連日残業でも保留案件ばっかり増え続けてスッキリしないまま申告時間オーバーで終業、ごはん作る気力なく駅近くのカフェでハンバーグプレート。半睡半醒ですこしボーっと過ごす。おうちに帰りたくない病やね。


帰り道メールに気づいて返信、うち着いてコート脱いではーってしたとこにぱぴおかさんから着信、ハイジさんとぱうぜ着いた旨、電話から伝わる酔いつぶれ感。


とりあえず合流するけどもう眠い、棚で南沙織のレコード探してたハイジさんがPhewの『終曲』発見する、なんでもあるなホントにこの店は!おかしいよ!


ぱうぜのレコード棚の一切合切マニアに売りつければしばらく遊んで暮らせるんじゃないかと、皮算用する俗な胸。


出すとこ出せば一財産だけど出さない、本気になれば凄腕だけど本気にならない、そんな「とっておきすぎて世に出ない」みたいな話でこの周りは一杯、残念なと言うべきかだから良いと言うべきか。開けてはいけない箱のような、箱の猫は生きてるような死んでるようなみつしりしているような、開けない限りすべての分岐の重ね合わせ。


ヒトゴトのように言うているが、「潜在能力ありそう」とおーしまさんから、そして「絶対何かやるべき人」と団長から言われた私も、期待値高いまま発芽しない永久休眠種子みたいな奴。この年で能力が潜在してたらまあ芽出ないよ多分、普通。


Phewに衝撃うけて笑ってるうちにハゲの加藤さん来店、「あっカトハゲさんだ」「あのねハゲは保険適用の病気なんだよ、君たちにも無関係じゃないんだよ」、そうか加藤さんは頭皮の毛根の病人なのか。


「で何、柏さんはこの人達に呼びつけられて来ちゃったの?あのね、嫌なことはイヤって言わなきゃ駄目だよ」「ははははは」、イヤなことをイヤと言って聞き入れていただけるかどうか、イヤよイヤよもヒトミゴロ。テリトリーは、守ってくれてるんじゃないかな。


お酔いで理屈の合わなくなった田岡さんととんでもなく辛いマーラー麺で酔い醒まして帰宅。


 


年末のせわしなさに加速がかかる、やだやだ、あと○営業日しかありませんとかどんどんカウントダウンする、リミット超えたらなんだっつうのよ、「このままじゃ年が越せない」幻想、いっそ0時越えたらバッサリ消えちまったらいい、消えたやつらはみんな年越しの関所で留め置かれてるのよ。



2010年12月14日火曜日

コーカフコーカ

あ、まちがい、Mountain Ocean Sunって書いたつもりでMountain Ocean Seaって書いてた。モスバーガーのMOSの由来。


MOSってローマ字で書くとどうもMicrosoft Office Specialistの方みたいでなあ。


 


寒くなってからノートPCをこたつの側に移動したので、スキャナーが遠いです。


そういうわけで中日の連載切り抜きが溜まってます。


中日新聞Web版ってあるんだけど件の連載はWeb版には掲載されてないのよね。中部地区以外の人はちょっとお待ちください。


 


調子が良いのか悪いのかこんなもんなのかフツーなのか意外とすごいのかよくわかんない日々、フツーなのかなあ。


できひんことができるようになったり、へいきだったことがへいきじゃなくなったり、生きてるとじわじわじわじわ変化するのです。生きもんじゃなくてなくてもそうか、じわじわじわじわ日の狂いがいつか目につくように。


 


このごろはなんだか弱みが増えていくようでイヤです。へいきだったことがへいきじゃなくなったり。


 


はやく終わらないかなと思う月曜、仕事が、夜が、ウイークデイが、12月が、今年が、なんやかやめどいこと全部が、はやく終わって世界練直しの時が来ないかな。



2010年12月13日月曜日

ひなたねこ

騙されて咲く室の梅、じゃなくて、お外あったかいよの言葉にうかうかと出ると日向、燦々としとるのだけど、der Altweibersommer(老婦人の夏=小春日和)とかや、あったかさもなにやら儚い。


12月。


いつのまにか銀杏散り果て、サザンカの花咲き、今日から3週間目覚めちゃ駄目だよbaby、もう今年も残すところ3週間を切っていた。


 


何にも感じないでいられれば楽なのにとも思う。


つかのまの麗らかな陽射しに翻弄される老婦人である。



2010年12月12日日曜日

まなざしの記録

土曜、雲多い。


昼、松坂屋美術館「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」へ。


先日たまたま通りかかった金券屋でチケットがたいそう安くなっていて、「このお値段なら観に行こうかしら」と購入。


ちなみにその後別の金券屋数軒を冷やかしてみたけどここは群を抜いて安かった。だって元値の1/3よ。


デッパートメントストーアにお出かけなんて久しぶり。


ミュシャの絵を観ると「あ、ひさうちみちお」と思い、エゴン・シーレと聞けば中川さんを連想する、ううん前後関係が逆だ、こっちがオリジナルだ、とわかっていても流麗なレタリングみると「資生堂」が浮かぶし。


ミュシャわりと好きなんす。ミュシャの描く女の人って腰まわりも太もももばーんと張っててあごのラインも丸っこくて意外とおばはん入ってる。そこが嫌いになれない所以だ。「おばはん入ってる」わけじゃなくてギリシャ女神像とかの肉感的イメージなんだろうけど。(スラブ美人の標準体型なのかもしれんが。)


ポスター芸術展なのんで、文字デザインとか構成がすごいかっこいいの多かったです。タイポグラフィってんですか。文字は面白いね。アール・デコの旗手カッサンドルの「北極星号」が素敵でした。


作品数は130点あって結構なボリューム。


美術館出口のミュージアムショップでは、この展覧会のために松永真をはじめ何人かの人気グラフィックデザイナーがデザインしたオリジナルグッズが販売されててこれも結構おもろかった、買わなかったけど。


画面比1:3くらいの縦長ポスターを二分割してデザインしたポストカード(上下バラ売り)とか、やるなと思いました。


サラ・ベルナールの上半身と下半身、さああなたはどちらがお好き?


 


面白かった、でも、同じアール・ヌーヴォーや昔のグラフィックデザインにしても、ガイジンのより日本人の作品の方が好きだなーとつくづく思った。中沢弘光とか杉浦非水とか、色遣いや背景の省略の仕方がしっくりくる、浮世絵的なのかもしんない。総じて省略の巧い絵がすごく好きだ。アール・デコの方が好きなのね。続けてアール・デコのポスター展もやらないかな。


 


それから桜山、田岡組&モッチーと待ち合わせて博物館。


このメンバーで美術館ツアーに行くようになったキッカケが、以前博物館であった「寺西二郎の見た昭和」展会場で偶然皆出くわしたからと聞いて笑う、だって私も寺西二郎展行ったもん。オージャを呼ぶ写真展か。


たしかあの時図録がたいへん安かったと記憶している、出品作品全収録の写真集が800円前後だったんじゃないかな、迷わず買った。平成17年11月とあります、百ヤジの後ですね。


さて本日は「名古屋タイムズの見た名古屋」展、二度目の来場。一回目のとき飛ばし見したとこをじっくり舐めるように観賞。


特に、大須、代官町、大曽根、車道、南大津、笹島等の古い地図の解読を飽きずに。昭和二十八年頃に連載された、記者様のルポ混じりの手書き地図、名古屋商店街絵図。


じっくり地図を解読すると今も残ってる店舗も載ってるし、馴染みのある場所なら今は無きあの店この店を思い出しながら探すのもまた楽し。


昭和二十八年大須、観音さんの裏手に「百老亭」「房島屋」「宮田楼」、門前町の通りに「まからんや」「ウラシマうどん」、そして七ツ寺宝蔵の前に「木の実」あり。うおうおうお。


そんで、またさらにそこに「もったいない広い空き家」とか「死んだ子犬が捨てられていた」とか、記者様の主観や取材したときたまたまでくわした些細なモノが細かに書きこまれてて、小学生の社会科の宿題並に雑多な情報でいっぱいの地図、それがすごく面白い。


シリーズで続いたところを見ると、当時の名タイ読者にもこの地図のファンが多かったのではないかしらと。


 


これはスナップ写真を見る楽しみに似ているなと思う、スタジオポートレイトの計算された記録ではなくて、その場その時を早撃ちに記録するスナップショットが写しだす生活感。街を歩く記者様のまなざしの記録。


「人間の生活をとりあげたものは、どんな写真でも報道」とスナップ撮影の名手・木村伊兵衛は言うたそうな。鍵は「生活」かのう。寺西二郎の写真にしても。


 


というわけで、今回はほとんど地図だけに焦点を絞って鑑賞して、そんでも田岡アート観賞ご一行様とほぼ同時に会場を出たので、どうやら自分はこの手のものを見るのに相当時間かかるのだなと知る、新聞切り抜きも展示されてると読み出しちゃうしな。2回見に来てちょうど満足です。で腰痛い。


 


その後、昭和な商店街・滝子で飲み。どのお店でも極めて安い昭和価格、滝子バンザイ。


2軒目、メニューにハンバーグ350円などもある食堂&居酒屋、ご店主(おじいちゃん)の「ポテトサラダ2コ出しちゃったヨ」をはじめとする可愛らしいお言葉の数々にズッキュンされる一行。


6人で和洋取り混ぜ食べ、焼酎をほぼ一升あけ、それでひとりあたま1000円ちょっとというアゴの外れるお会計でした。ミ、ミラクル。滝子マジック!


 


柏オーダー、チキンライス


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「グリンピースじゃなくて枝豆が乗ってるんですね」と言うて田岡さんに頭はたかれる、それは触れてはいけんことでしたか、これは不調法つかまつった。


でも枝豆チキンライス旨いです、紋切りな言い方で申し訳ないが懐かしい味ですわい。


お刺身盛り合わせの可愛らしい盛り付けに田岡さん「箱庭みたいな盛り」と。うん、なんでか、ジョセフ・コーネルの箱を連想した。


 


燐光群の話をしていてハイジさんがはらたいらと言えば竹下景子のことだなと、すっかり自動変換モードになりました、はらたいらさんに300点。


ワタナベさんと田岡さんが同郷なので「おまえどこ中よ?」的な会話、とかなんとか傍で寸評しながら聞いてるモッチーとわたしも同じ高校出身で「モチヅキセンパイ」なのだった、部活も一緒だったがほとんどタテの交流のない文芸部だったのでリアルに「モチヅキセンパイ」とは呼んでいないな。


 


3軒目、いろいろギモンの湧く寿司屋、なぜこの店名、なぜこんな量多い、なぜこんな安い。そして時々現れる学生たちはどこへ消えて行くのだ(2階があるのかも?)。


4軒目、ぱうぜに一瞬。瞬没。ぶくぶくと眠りに沈む。


ぱうぜ出て寒さで目覚めて坦々麺でシメて帰宅。


しかし12時台。


時間の感覚と時代の感覚が狂う一日でした、楽しかった。


またいい企画展があるといいな。



2010年12月2日木曜日

しはす

明け方前、小指のつけねが痒くなって夢うつつにぼりぼり掻いてた。


半睡状態ながら「かゆいなー」と意識した頃、耳元を「ぷい~ん」とかすかな音がよぎっていった。


マジか。


驚きと怒りのようなものでめっちゃ目ぇ覚めちったよ。


12月よ12月。堪忍してよ。


越冬モスキートの魔の手は伸びる。


 



 


お勉強はたのしいな。


もーずっとこのままお勉強だけしていたい研修生。


ITパスポート取っといてよかった。対策べんきょ役立ってます。


やっぱ基本情報も取る。擬似言語やるよ。


 



 


毎日猛烈に眠い。


今日は蚊に起こされて眠い。


夜ご飯食べたらすぐ寝るんだと思いつつ、まだ10時前だしって思ってついIllustrator立ち上げ。


反社会的な絵を描くつもりがなんかふつーにふつーの絵を描く。


また時間ができたら刺繍とか細部を描きこみます。


 


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なんでかハナヨメさん。


 



 


モスバーガーのMOSは"Mountain・Ocean・Sea"の頭文字だげな。


セルジュ・ゲンスブールの歌のタイトルみたいだな。


ああ、そりゃ"Sea,Sex&Sun"ですかそうですか。


Earth,Wind&Fireにも似ている。


それ言ったらearth music&ecologyにも似ているかもしんないな。


 


英語に極端に弱いおばちゃんかい。


 



 


終わり方を考える時期ですね。


泣いてもだめね。せつないね。


 


12月はキライ、せわしくて。


 


どなたに会っても「忘年会行く?どうする?」が時候の挨拶な季節になり申した。


わたしなんか所属してるグループが極端に少ない方だと思うのに、それでも3、4件の連絡が来る。


お付き合いの多い人なんかもう忘年会のハシゴ状態なんだろうな。連日忘年会とか。


そんなに忘れたい?



2010年11月29日月曜日

冷えてきた

週末、美術組+はまじの飲みに顔出す。


合格お祝いありがとうございました。


1、2杯飲んだとこで即効ねむだるさんになってしまい、まだ8時前・はまじ未到着のうちに帰る。


猛烈ねむねむ。


 


もう12月になるのね、珠ちゃんライブに燐光群に原さんの能楽堂マクベスにカトチライブに、いろいろあるある師走ね、いくつ行けるかしら。


維新派東京はどうにも無理。


「燐光群、あの人でるんだよね…はらたいらじゃなくって…」


「竹下景子?」


ああっそういう連想か、カケラもわからなんだ。


 


翌、青空の真昼間、スーツ姿のはまじと博物館。「名古屋タイムズの見た名古屋」展。


昭和30年代の邦画タイトルのセンスにハート鷲掴みにされました。


『稲妻奉行』『怪力類人猿』『チョップ先生』『無警察』『怒号する巨弾』『囁く死美人』、等々。


あと古写真多数。地元大衆紙なので撮影場所も北区柳原とか東片端とか馴染みのある土地で、わたしが子供の頃はまだ少しこんな面影あったなーと懐かしゅう。


 


展示のパネルにあったような昭和の喫茶店に入ってコーヒー。桜山あたりも不思議な時間の流れ方をしている。


それから場所移して昭和な立ち飲み屋へ。


最後はぱうぜ。


このあたりからまたねむねむさんに襲われる。


金子さんが花祭り行ってきたという話の途中くらいまで聞いて寝落ち。


三上敏視さんにお神楽習う花祭りツアー行きたかったぜ。


で、目を覚ますとくしやんがドラッカー批判、じゃなくて、例の『女子マネがドラッカーを読んだら』本ブームを熱く批判していた。


それとなんでか目の前に野坂昭如ライブアルバム「不浄理の唄」があった、どういうシンクロ?半径3メートルで野坂ブーム?


ぱうぜさん行くとびっくりするようなレコードがあってほんとびっくりするぜ。


あと一時間くらいで始発、はまじ一旦うち来る、ねねむさんがイガ栗のようになって威嚇していた。野獣にテリトリーは譲れないよね。


このごろ思う、テリトリーをわきまえない人を本能的に敵と感じる、わたしもまたねねむさん並のどーぶつであるな。


 


冷えてきた、末端に血の気がない、薬用酒購入。


お湯割りにして飲んで寝て、夜中カナシバリに遭う、おかげで寝不足。


 


ミュージアム関係。


産業技術記念館で「棟梁 堂宮大工の世界」展開催中、これも行きたい、5時閉館なので行ける日はすごく限られる。


松坂屋美術館ではアール・ヌーヴォーのポスター芸術展、こっちは少し開館時間が長い、金券屋でチケットお安かったので買っちゃった。


いろいろあるある師走、いくつ行けるかしら?



2010年11月24日水曜日

あやまりあらため

すません間違った。


 


「昔、田村の帝と申す帝おはしましけり」(『伊勢物語』七七段)、


のパターンだ、


この場合「申す」は「世の人々がその御名を申し上げる」という意味合いらしい。


「オオスミと申す女の先生」の語法は正しい。です。余計なことを書いて要らん恥を書くことであるよ。冷や汗。



ホーム

ヤボ用で出る。


いい天気。


 


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なんかかわいい。


 


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なんか黒蟻っぽい。


 


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ヒマだったんで伊勢鉄道にちょっかい出して車掌さんに「また機会があったら乗ってねー」と声かけていただく。


 


田舎の夜は早い。


東の空に浮かぶ月はコンビナートのオレンジの灯りより赤い。


 


月が鏡であったなら


恋しあなたの面影を


夜毎うつしてみようもの


 


鼻歌が異常に古いってか。昭和11年、渡邊はま子のヒットソング「忘れちゃいやヨ」ときたもんだ。


月が鏡であったなら、とは思わないけど、目がカメラだったらなーと思うことはあるよ。


何故うつしたいのか、もっともらしい理由はあるようでない。


♪忘れちゃいやヨ、忘れるもんですか~ってね。



2010年11月23日火曜日

はい、珍しくガツガツしてますよ。


いつも通りぽえーっとした顔してますのであんまり野心や野望があるようには見えんようですが、そら仕様なので仕方がない。


目標があるので目的に適うことなら形振りかまいませんのよ。多少のえげつなさだって「努力」のうちだ。


自分の中でGOサインが出てるのでたいそう気分がよい。


 



 


11月の台風のせいかしら、キャベツが高いわ。しかも巻きが春キャベツ並に緩いわ。


この頃は白菜が安いので白菜よく食べる。常のキャベツポジションを奪取。


和風によし洋風によし、鍋によし炒めてよし蒸してよし。


 


個人食料品店でエゴマの葉を見切り大安売りしてた。1袋10枚入りのエゴマの葉が7袋まとめて28円。なに28円って。


もちろん買う。晩ごはんのメニューを急遽お豆腐チゲに変更。


2袋は残して残り5袋分50枚をチゲに投入。残した1袋は醤油漬けに、もう1袋は明日エゴマチャーハンにする予定。


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エゴマ大盤振舞い。


エゴマも大葉もネギもパセリもセロリも香菜も、香味野菜はなんでも好きだ。


見切り品だから傷んでるのかなーと思いきや、なんのなんのピンピンの新鮮野菜。仕入れすぎたんか?


エゴマの葉は鉄とカルシウムが豊富だそうです。


お天気が良かったらもう一束(70葉)買うてエゴマ好きの文子さんに届けるのであるが、雨なので、独り楽しむとする。


自宅でこんなゴマチゲ三昧できるなんて贅沢な。28円だけど。


旨うございました。あたたまりました。冬はええね。


もうしばらくで貧乏返上できるから、ほしたらまた絶品チゲの店でマッコリのみましょう。ね。


 



 


敬語は難しい。ああゆうのは理屈より耳で覚えるもんなんだと思う、外国語と一緒。


以前、ビジネスマナーの講習で


  お客様がお土産を「くれました」


の「くれました」の部分を敬語(尊敬語)にしなさいって問題が出た。


講師の先生が仰るに、この問題なぜか20代の人は全滅なんだってさ。答えられないんだって。へー。


正解は「くださいました」。


くださる、くだされもの、確かに遣わない言葉になってるのかもしんないね。「いただく」はよく聞くけど、こっちだと主語が自分になるな。


 


しかし敬語が不得手なのは現代のワカモノに限ったことじゃないですよね。


太宰治の『斜陽』の冒頭部分にお母さま自身が「お母さまがいま何をなさっているか、あててごらん」とかや言いなさる描写がありまして、自分の行為に対して「なさってる」と尊敬語を遣っている、この自敬表現はどうしたもんかと。


なにぶんにも華族の出で浮世離れしたお母さまですのんで、自分に「なさってる」とか言っちゃう設定なのかもしんない。単に作家のうっかりかもしんない。


あがたさんの「乙女の儚夢」の中の、あれは何の曲だっけ、「学校で一番好きな先生は、オオスミと申す女の先生なの」という語りが入る、うん、「申す」は謙譲語ですので「オオスミと仰る」だろうってツッコミたくなるんだけど、女学生が慣れない敬語でたどたどしく綴った初々しい文章という設定なのかもしんないなーって一応ウラを読む。


 


 


あとね、マナー講習・その他の研修でよく耳にしてそのたんびに気になること。


「お客様のお話はよくききましょう。この『きく』は『聞く』ではなく『聴く』です」とかなんとか、わざわざ板書して強調なさるのね。


しかしお言葉ですが、孔子『大学』に曰く、「心焉に在らざれぱ、視れども見えず、 聴けども聞こえず、食らえども其の味を知らず」、つまり「聴く」というのは心がここになくてもできる身体面の動作で、「聞く」というのは心の作用が必要だと。


そういうことでいうなら、聴くだけではイカンでしょう、お客さんの話はよく聴きかつよく聞かないと。


というかわざわざ漢字に直す必要はないんじゃないかと、日本語には「きく」という偉い言葉があって深い意味を含んでいる、それをわざわざ通り一遍の知識で漢字に直すとこっちですとか言い出すから間違った知識が拡大再生産される。これ今までに3名くらいのマナー講師から聞かされてるんすよ、毎回板書付きで。


こちらもオトナなのでその場で「お言葉ですが」と瑣末なことを言い立てやしませんが、間違った知識で諭されるのはあんまり気分のいいもんじゃありません。これって普段遣いじゃない字のほうが丁寧に感じるって類の錯覚だよなー。


 


そろそろ物言わざるは腹脹るるとかで臨界なので書いちゃいましたよ。言葉は貨幣と一緒、良貨を駆逐する悪貨もまたありと思うているが。