2018年1月17日水曜日

三岐鉄道の旅② 阿下喜街歩き

11時5分西桑名駅発、阿下喜駅着は12時5分でしたので、軽便鉄道博物館の展示品を見てモニ226型に乗って写真撮って、ってしてるとほどよい感じにハラが減ります。昼腹です。

丹生川駅と違って阿下喜周辺はそこそこごはん屋さんがあるらしいことは事前調査済みです。しかしせっかくこうして足を運んだからにはスマホで食べログ検索するんじゃなくてちょっくら現地調査しつつピンと来たものを食べたい、そんなイノカシラ系。
駅前駐輪場に掲げられた商工会の地図を見て、駅東にお店の建ち並ぶ街道ぽい筋を確認。もし休業日だったり廃業してたりした際は駅前の麺類食堂をセーフティネットとすることにして、店名からほどよい大衆食堂が想像される「まとば食堂」を目指して北勢庁舎方面へ歩き出す。
駅からすぐにはかけ流し天然温泉の阿下喜温泉もあります。

十字路の坂道を上って。
立派な二階家に注目しつつ近づくと「ウエスタンバーガー」ってあんた。一階と二階の二重人格館といい、いきなりハートわしづかみかよ。
駅前の地図に載ってたわ。ウエスタンバーガー。

いい感じの床屋さん。
ペプシ。
こんちろ。
玩具店の店内にはプラモの箱がびっちり積まれています。
うなぎ屋さん。今は一本奥に入った筋で営業中みたい。
古い洋館。

古い蔵のある立派なお屋敷が多いのです。さすが100年前のモダンな町、きっと物流交易で財なす家が多かったのです。
モータリゼーションの進展と高規格幹線道路の完成で阿下喜は交易拠点ではなくなりましたが、それで却って古いしっかりした造りの建物や街並みが今に残って、これいいんじゃないですか、ちょうどええ感じの散策観光地になりますよここ。

目指したまとば食堂は日曜休みで残念賞、一本裏の道で駅へ引き返すことにします。

学校らしき建物発見。
学校だ。
廃校を利用した喫茶店?
カッコイイ。
モダン門灯。
後で調べたら旧阿下喜小学校の跡地らしいです、昭和11年築。桜の季節はさぞ綺麗かろう。今回お休みだった喫茶部「桐林館阿下喜美術室」は日曜やってるときもあるらしい、要事前チェック。
体育館は武道場、プールは夏の町民プールとして利用されている様子。

駅までの道に「上木食堂」という古民家利用の今どきおしゃれ食堂&居酒屋がありましたが、阿下喜の人気スポットらしく外まで人が並んでいたのでそっと眺めて通り過ぎ。

駅前の麺類食堂で地産そば粉使用のおそば頂きました。数量限定で十割そばもあるそうです。時間がかかるって書いてあるから、十割そばは注文を受けてから麺打つのかもしんない。

お腹が満ちましたらボランティアさんの運行する「庭箱鉄道シャトルバス」に乗って丹生川へ参ります。庭箱鉄道バスはかわいらしいガイドさんもついて、建設中の新名神や阿下喜郵便局の旧館や、北勢圏域の来し方行く末を垣間見る10分間です。