2018年1月31日水曜日

一月末

デパートに入ってるハーブ専門店の前を通りかかり、あったまる系は何かあるかなーと足を止めたらおねえさんにぴったりマークされてあんまり商品見回れず。
そしておねえさんの商品説明が「こちらいろんなお召し上がり方ができるんですよ、ヨーグルトにかけてもいいですし」「この蜂蜜も意外といろいろ合うんです、ヨーグルトとか」
って食べ方のバリエーションがヨーグルトしかなさすぎる。わしわしそんなにヨーグルトばっか食べない。
混ぜ物なしの生姜シロップだからさ、紅茶に入れてジンジャーティーとかココアに入れて今年流行りの生姜ココアとか、意外っていうならお砂糖がわりに煮物に入れて生姜風味の肉じゃがとか煮魚とか、あれ通りすがりのわしわしの方がアレンジ提案できるじゃん。
たぶん自炊しない人なんだろうなあ。


先日描いた飲みあるき地図が好評だったので味をしめて小旅行地図を描き出した。
道路と昭和11年築の小学校校舎のトレスが終わったので次はモニ226に取り掛かります。楽しいなあ。


仮想通貨で支払い可能なサービスもチラホラ目にするようになってきましたが。
あれってもしかして課税逃れに使える手なのでは。
現金化すると課税対象になるということは、給料の振込から消費まで私の体を通り過ぎていくお金の流れをすべて仮想通貨のままでまかなえれば、消費税とかタバコ税みたいな直接税以外は徴収されずに済ませられるということに。あと贈与とか相続とかの大金が動く時に上手いこと使えばでら上手いことちゃちゃっとできてしまうのでは。

と、わしわしが思いつくくらいだからもう国税局とか金融庁とか国のお偉い人たちはとっくに対策を講じてそのうちなんかかんかの関連法ができるんでしょうねえ。法律は後からできるものです。それは家が建ってから道を作るのに似ています。


種々の数字が必要なことがあるわけですけど、なんでお役所関係って資料をPDF化してくるんですかねえ…。
表が埋め込み画像だったりとか…。

データ…データってなんでしたっけねえ…。



家入レオって実写版ヒヨスだよね。『ハルシオン・ランチ』映画化の折には是非。
吐瀉系ロードムービー。SFX吐くチビ人。無限の住人の実写化がありならありなんじゃないかな。

2018年1月29日月曜日

食2題

おいしくなさそうな食品サンプルのうどん屋のうどんは旨いの法則。
ってないかしら。
それにつけても。
正体不明。
値段不明。


雪も溶けない寒い寒い夜は、中華料理屋の滋養羊肉鍋でほかほかです。
なつめとか生姜とかぴろぴろとかいろいろ入ってる。このあと雑炊にしたい。

2018年1月25日木曜日

雪はふる

冬の期間限定アイスってなんでか美味しそうなん多いんだよなぁ。
今寒いからあったかくなったら買ってみようとか思ってると春の終わりにはもう終売してたりする。
ローソンのこれがおいっそうで買ってあったかい部屋で食べた。おいしかった。ラムレーズンとナッツ入ってて大人の味っぽい、洋酒のつまみになりそう。


きこり風スパゲッティはキノコが入ってるんだろう、
漁師風スパゲッティはシーフードが入ってるんだろう、
と想像がつくけど。
娼婦風スパゲッティ(プッタネスカ)って何が入ってるんだ。

なぜ「娼婦風」と呼ぶのかは諸説あるようです。わしわしが昔聞いたのは「どの娼婦の家にもあるようなありふれた材料で、客の帰り際にささっと作ってふるまってくれたから」という説。ちょっと昔の日本のお茶漬け食べに遊郭行く、みたいな話だな。
オリーブとケッパーとトマトと唐辛子とニンニクとアンチョビが台所に常備されてるとか惚れるわ、と思ったものだったが、気づけばわしわしんちふつーにオリーブとケッパーとトマト缶と唐辛子とアンチョビくらいは常備されてた。生ニンニクはあったりなかったりだけどフライドガーリックはある。
というわけで今日は家にあるものでサッとご飯済ませようと、ペンネのプッタネスカ作った。処女と少女と娼婦に淑女、HOW MANY いい顔~♪(鼻唄が古い)(昭和歌謡のセンテンスってインパクトすげえ)。



「飲みあるき地図」に添えるのに陽気に飲んでる女子を描こうと、週末ちまちま描き足してたらなんか街頭で飲んでるヨッパライのようになった。でも楽しそうだからいいや。
仕事でよく地図を描くのですが休日も趣味で描いてる。地図は楽しいな。


2018年1月17日水曜日

三岐鉄道の旅③ 鉄は黒

庭箱鉄道さんのシャトルバスで丹生川の貨物鉄道博物館に到着です。
…阿下喜(あげき)だの丹生川(にゅうがわ)だの北勢線は難読率高いな。穴太(あのう)も平津(へいづ)も初見殺し。

丹生川は駅周辺に飲食店が一切ないのですが、先月はhazuki kitchenさんが軽食テント出店、今月はさらにフレイトレシピさんもお店を出すとの情報…え、フレイトレシピ?山田晋吾さん?

なんだろうなー、忘れた頃にというか忘れるちょい前に偶然バッタリ遇うのよね。今回は豊田美術館でもちくんが甘夏ソーダ飲んで以来の再開、1年半ぶり?
豊田の時はテント式。
今回はお車式。でっかい文旦。
ハンドドリップコーヒーと胡麻の焼菓子頂きました。晴天の線路側で機関車(静態保存)を眺めながら香りの良いコーヒーで一服、サイコーだなー。
なんか時間によっては山田晋吾さんのギター演奏もあったらしいですよ、えーいいなあ。

貨物鉄道博物館の展示はお正月特別企画ということで鉄道写真展でした。

今度こそクマちゃんと写真撮るぞ!と意気込んで先月乗りそびれたワフ21000形に乗り込んだところ、ボランティアで案内役をされてる撮鉄おじさん達に「そのカメラ広角レンズ付けてる?」「はい、広角です」「じゃあぜひこのだるまストーブ撮ってって、扉開けてあげるから」とストーブ撮りを勧められる。
核燃料使用でーす(うそ)
オープンセサミ~

「黒いもの撮る時はね、明るいところに合わせると綺麗に写るよ。順光より逆光の方が黒が締まって良いんでね、『逆光は勝利』ってね」
とおじちゃんが教えてくれるので、リアルたわば先輩か?って笑ってしまい、「あ、笑ったね、本気にしてないね?僕は逆光撮影紹介用の名刺も持ってるから見せてあげる」と、逆光鉄道写真の名刺を見せてくれる。そういう意味で笑ったわけではないのだけど話すといろんな意味で長くなりそうなのでお名刺頂いてワフを後にする。あ!またクマちゃんと写真撮りそびれた!
車窓撮ってたらルーパー窓を下げたりもしてくれた。わふっ。


撮らずにいられない大型貨物シキ。この大きさ、黒さ、鉄さ、そして大量のリベット。
逆光は勝利ってか~。

愛嬌のあるDB101。
真鍮とか配管とかも好物です。

冬の短い日が傾きだしたので三岐線に乗って帰ります。
ナローに乗った後に乗るとすっごい広々と感じる!

帰りの電車では鉄父に連れられた鉄息子達(見たとこ未就学齢)が先頭車両の窓にへんばりついてずっとはしゃいでいた、気持ちわかる、はしゃぐよね騒ぐよねなんかわくわくするんだよね、飽きもせず。


そんなこんなでわくわくしどおしのプチ鉄旅でした、たのしー。

三岐鉄道の旅② 阿下喜街歩き

11時5分西桑名駅発、阿下喜駅着は12時5分でしたので、軽便鉄道博物館の展示品を見てモニ226型に乗って写真撮って、ってしてるとほどよい感じにハラが減ります。昼腹です。

丹生川駅と違って阿下喜周辺はそこそこごはん屋さんがあるらしいことは事前調査済みです。しかしせっかくこうして足を運んだからにはスマホで食べログ検索するんじゃなくてちょっくら現地調査しつつピンと来たものを食べたい、そんなイノカシラ系。
駅前駐輪場に掲げられた商工会の地図を見て、駅東にお店の建ち並ぶ街道ぽい筋を確認。もし休業日だったり廃業してたりした際は駅前の麺類食堂をセーフティネットとすることにして、店名からほどよい大衆食堂が想像される「まとば食堂」を目指して北勢庁舎方面へ歩き出す。
駅からすぐにはかけ流し天然温泉の阿下喜温泉もあります。

十字路の坂道を上って。
立派な二階家に注目しつつ近づくと「ウエスタンバーガー」ってあんた。一階と二階の二重人格館といい、いきなりハートわしづかみかよ。
駅前の地図に載ってたわ。ウエスタンバーガー。

いい感じの床屋さん。
ペプシ。
こんちろ。
玩具店の店内にはプラモの箱がびっちり積まれています。
うなぎ屋さん。今は一本奥に入った筋で営業中みたい。
古い洋館。

古い蔵のある立派なお屋敷が多いのです。さすが100年前のモダンな町、きっと物流交易で財なす家が多かったのです。
モータリゼーションの進展と高規格幹線道路の完成で阿下喜は交易拠点ではなくなりましたが、それで却って古いしっかりした造りの建物や街並みが今に残って、これいいんじゃないですか、ちょうどええ感じの散策観光地になりますよここ。

目指したまとば食堂は日曜休みで残念賞、一本裏の道で駅へ引き返すことにします。

学校らしき建物発見。
学校だ。
廃校を利用した喫茶店?
カッコイイ。
モダン門灯。
後で調べたら旧阿下喜小学校の跡地らしいです、昭和11年築。桜の季節はさぞ綺麗かろう。今回お休みだった喫茶部「桐林館阿下喜美術室」は日曜やってるときもあるらしい、要事前チェック。
体育館は武道場、プールは夏の町民プールとして利用されている様子。

駅までの道に「上木食堂」という古民家利用の今どきおしゃれ食堂&居酒屋がありましたが、阿下喜の人気スポットらしく外まで人が並んでいたのでそっと眺めて通り過ぎ。

駅前の麺類食堂で地産そば粉使用のおそば頂きました。数量限定で十割そばもあるそうです。時間がかかるって書いてあるから、十割そばは注文を受けてから麺打つのかもしんない。

お腹が満ちましたらボランティアさんの運行する「庭箱鉄道シャトルバス」に乗って丹生川へ参ります。庭箱鉄道バスはかわいらしいガイドさんもついて、建設中の新名神や阿下喜郵便局の旧館や、北勢圏域の来し方行く末を垣間見る10分間です。

2018年1月16日火曜日

三岐鉄道の旅① アゲアゲ阿下喜

さて今月は1週ずれて第2日曜に三岐鉄道の鉄道博物館が開くのであった。
今回は先月行かなかった北勢線阿下喜駅の軽便鉄道博物館に行ってみたく、そして先月現地で知った阿下喜-丹生川間を結ぶシャトルバスに乗って貨物鉄道博物館も再訪したく、あとC-PLフィルターを新たに入手したので試し撮りもしてみたく、とにかく北勢へ電車でGO。

三岐鉄道北勢線はあすなろう鉄道と同じく狭軌(ナローゲージ)なのである。軌間762mm、通称ニブロク(2フィート6インチ)。
おさるの運転手かしらっていうくらいちっこいよー
たまたまレア車両に乗れました、200系K77編成、緑とクリーム色は北勢線開業100周年記念カラー。車両と車両を連結器ではなく台車で結ぶ特殊構造とのこと。
車内からは連接台車は分かんないけどこの辺のパーツは特殊連結車両独特のはず。
あと車内には古い車両ならでは、旗日に旗を立てるためのポールスタンドがありました。
昭和の時代は各家庭の玄関にもデフォルトで旗日用のポールスタンドが作りつけられてたっけなー、お正月とか祝日にはおじいさんが朝から旗立てるんだよ。
向かいからノーマル型式の車両がやってきます。可愛い黄色だ。
藤原岳は雪化粧してますが平地はお天気に恵まれました。風もない穏やかな晴天です。

途中、東員あたりだったかに車庫がありまして、黄色の保線車両がちょこんと待機していました。…ナローゲージのバラスト運搬車、ちょーかわいい!運転するのはおさるの保線作業員?そしてナローゲージのマルチプルタイタンパもあるのかしら??
と、働く鉄道の旅は徐々に盛り上がりまして。
終点阿下喜、着。
駅のすぐ脇にある軽便鉄道博物館保存のめっちゃ可愛い北勢線旧車両が、既にホームから見えています。
ナローゲージのさらに半分サイズのミニナロー電車も運行中。
転車台は昔北勢線で使用されてた実物だそう。
よくわかる軌間比較。
旧車両とねじり橋の模型。

軽便鉄道博物館もボランティアさんの手作り感色濃い小さな博物館です。ナローにはこのプチな感じが似合うと思うー。
展示されてる北勢線の成り立ちなど読んで、元々阿下喜が関ヶ原-四日市港を結ぶ流通の要所だったことを知る。江戸時代は員弁川を利用した水路で、明治以降は小回りが利いて敷設費用もお安い軽便鉄道で、山から海へ物資を運んだのですと。
資料に添えられた100年くらい前の阿下喜の町の写真が意外なほどモダンで、煉瓦造りの洋館に垢抜けた着物美人、はー、温泉と猪くらいしかない秘境の山村かと思っててすみませんでしたって感じです。阿下喜は伊賀街道より都会。

さてこのノスタルジックな赤い電車はちゃんと中に入れるのです。
モケットも緋毛氈のように赤い。
古いメーターはなんかグッとくるよね。メーターで司令室を埋め尽くしたい松本零士の気持ちはちょっとわかるよね。



運転席周りのあれこれに盛り上がりは最高潮を迎え。
しっぱつしんこー。