やった晴れた!結構あったかい!何着てったらいいんだろう?コートは暑くなると荷物になっちゃうかしら?でも病み上がりだし寒いらしいしダウンのコート着てくか!
…って出支度の時にちょっと夋巡しましたが、いやダウンのロングコートで大正解。っていうか会場到着した時は晴れててあったかかったのに、ブルーインパルスの飛行展示が始まる頃にちょうど雨降り出して。
最初はお天気雨っぽいパラチラ降りだったのが、演技がたけなわになる頃には結構な降りに。
なにその罠!
現地の天気予報ではちゃんと「正午ごろ雨」って言ってたらしいんですけど、iPhoneのお天気のしかも名古屋のしか見てなくて予報は「ところにより曇り」程度だったんで降ると思わず…
はい情報収集が甘かったんですよ。
あと、今回は三柿野駅のひとつ手前、六軒駅で降りて新北口から入場してすぐにシャトルバルで南会場に向かったんですが、南会場の撮影ゾーンは雨降り出した時にパッと逃げ込める屋根が無くてねー。
濡れたくない人は屋外展示の戦闘機の機体の下で雨宿りをされてましたよ。
今年なんで六軒駅~南会場のルートを選んだかっていうと、
・ブルーインパルス来るってんで電車の時点でめっちゃ混んでた(三柿野~北口の大混雑が容易に予想できた)
・北会場だと逆光になるので南会場から撮ってみたかった
六軒で降りる人はまばらでしたが、それでも新北口もまあまあそこそこ混雑しました。三柿野よりはうんと少ないと思うんだけど、六軒から新北口だと21号線の信号がボトルネックになっちゃうのね。三柿野ルートは川崎重工の敷地を通ってくから信号横断はないもんね。うーん痛し痒し(って言うのか?)
ま、そんな感じで天候には恵まれませんでブルーインパルスもアクロバティックな演技はほぼ無し、水平編隊メインの構成となりましたが、氷雨にかじかむ手で勇姿を撮影してきたよ。
南会場は思ったよりエプロンから遠いね、失敗したなって思った。あと移動でTACデパーチャー見逃した。ああん。
あいにくのコンディションの中ベストを尽くすT-4達。
ブルーインパルスの飛行展示の後はアクロバット飛行チャンピョンの演技があったのですが、身体が冷え切っちゃったので一旦離脱、厚生棟の売店(ファミマ)に入ってホッと一息&ポケットレインコート購入。
そして北会場へ戻って格納庫の展示を見てまわり、シメの異機種編隊を見る。今年はブルーがメインだからか、岐阜基地名物異機種大編隊も小ぶりな編成なのね(C-1、F-2、F-4、F-15)…と思っていたら、さらに悪天候のためF-4も飛行キャンセル、C-1とF-2、F-15の3機での編隊となりまして、代わりにっていうか編隊飛行から1機ずつ離脱して旋回したり超低空飛行を披露したりしてくれましたよ。
離陸中止でタキシング・バックしてきたF-4、航空ファンの声援に手を振って応えるパイロット。
デジタル迷彩は各務原飛行場百周年記念の特別塗装。
F-2、岐阜基地塗装機。
ヴェイパー無いとなんか静止画ですね、ひこーき撮影は難しいなあ。
F-15イーグルちゃん。後部座席のパイロットさんがバンザイしてます。
航空機撮影初心者に優しいC-1(機体大きい、比較的速度ゆっくり)。
帰還後手を振ってくれるパイロットさんたち。
因みになんで異機種大編隊が岐阜基地名物かっていうと、岐阜基地には飛行開発実験団がいるからで、飛行の開発と実験をするからには空自の所有する航空機がひと通りとテストパイロットが揃っているのだな。
例年だとC-1、F-2、F-4、F-15、T-7、T-4あたりで10~12機くらいの編隊を組むので「大編隊!」って感じなのです、しかもプロペラ機(T-7)と超音速機が肩を並べて飛ぶなんてちょっと他では考えられないのです、自転車で言えばロードバイクと三輪車が速度を揃えて走ってるみたいな、え、ロードバイクコケるよねそれ、みたいな、まあ見た目以上の超絶技巧なのです。ドーヤッテンダロ?全展示が終わった瞬間に突然広がる青空に「今晴れんのかよ!!」の声があっちでもこっちでも、いやああの時の会場の一体感は凄かった。
まさかの青空
キラキラしてんじゃねーよ(泣)
そんでもって。
先週初地上波放映がありましたのできっと岐阜基地はやってくれると思ってました、F-2にJDAMモックアップ爆装展示(オレンジ色がJDAM)。
こっちの銀色ミサイルはASM-2。
正面側は雨宿りの人で大混雑してたんで後ろ姿ね。
わしわしシン・ゴジラで一番好きなセリフは「三沢のF-2を爆装して上げるか?」なんです。なんでだろう、もっとキャッチーなセリフはいくらでもあるのに、なんでかあの航空幕僚長の言葉に萌えを禁じ得ない。どうして近くの百里(のファントム)じゃなくて三沢のF-2なのか、は、観た時は分からなかったけど。
そいや南会場に向かうシャトルバスの中で隣の若いお兄ちゃん2人がずっと「俺が思うにアンノはナディアがさぁ…」「第五形態の公式設定は…」ってずっと庵野話に花咲かせてたな、庵野監督好きな人って凄い語るイメージあるんだけどまさにそのものな2人。
自分土産、301飛行隊ケロヨン百里バージョン(隣は去年買ったニュータバルバージョン)。
基地内の出店でケロヨンのTシャツすごい好きなデザインあったなあ…
たいていは「301 Tactical Fighter」とか「Phantom」とかの文字が組み合わされてるんだけど、それは「BACK HOME カエル」ってバーンと大書きされてるの。で真ん中に百里ケロヨンの図なの。もうそのセンスすごい好き、大好き。
でもお財布入れたリュックの上からレインコートを着ちゃってるので雨の中コート脱いでリュック降ろしてお財布出してって難儀だなぁと思って買わなかった。そのうえ2年に1回くらいしかTシャツ着ないし。2001年に買ったTシャツがまだほとんど新品同様だし。いいんだもん。カエルばいばい。
タキシング中。
ブルーの上を通過して帰る室谷アクロバット機。
帰投するブルーインパルスを見送ってわしわしも帰途に着きました。
来年も航空祭でわーいって言えるのどかな世の中でありますようにと思います。