2016年4月24日日曜日

チャコモ

残念なハンサム、通称残介さんの調子が悪い。で、去年からずっと通院しているがなかなか完治しない。


食欲はすごくあるのでまあ気長にいくか、と思っていたら、急に食べなくなり、容貌がめっきり老けこんだので慌てて別の病院に連れていき、見たことないぶっとい注射されていったん回復、それからまたじわじわ体調崩しがち。歳も歳だし完全に元気にはならないんだろうか、これまでの暮らしぶりがわからないのでもしかしたらこれでフツーなのかもしれないし、歳とってからの環境の激変が身体に堪えてるのかもしれない、よくわからない。


 


で、ちょっとでも食べやすいごはんの方が良かろうと猫缶(ウエットフード)をあげたりして食いつきをみている、おじいちゃんおかゆ(みたいなの)ができたわよ。ペースト状だと食べやすく吐き戻しもないようで。


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で、いろんなごはんを試していると、この猫はカリカリ(ドライフード)しか食べません、と最初に聞いていたチャコさんが「チャコもそれ食べる〜!」と言って顔を突っ込んでくる、残さんがカリカリ食べ残すとマネして「チャコもこれ食べたくな〜い」と言って食べ残す、残介さんを抱っこして寝てると抱っこ嫌いのチャコさんが「チャコも抱っこで寝る!」と言って腕の中にねじ込んでくる。


なんでもかんでもお兄ちゃんのマネをしたがる小学生女子ですかチャコさんは。


猫も2匹いるとそれぞれ性格とか序列とかあって面白いもんですね。


 


残さんは病院で診察中もおっとり静かにしてるし毎日の飲み薬もおとなしく飲んでくれるので、つい「オリコウさんだねー」とか声をかけて、他人にも「この猫はカシコイ猫でー」とか言ってしまうのですが、考えてみりゃ暴れないだの粗相しないだの薬飲むだの、ニンゲンにとって都合が良いってだけで猫の本質的なアタマのヨサとはカンケイないのですが、しかしやっぱりニンゲンの手を煩わせないのが飼い猫にとっての「賢さ」であるのか、なんかそういう人間中心主義ってたまに嫌になるのよね。


 


かわいい屋さんなんだからかわいけりゃいいよね。


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か、かわいけりゃ。