えっ、あっ、2008年の春って坂本さんの木場野外ライブの1週間後にくだん花見だったのか、
そうか、たぶん花見しながら坂本ライブの話題になって「ユウゴくんほんと超頑張ったよね!」「よし、今からユウゴ呼ぼうぜ!」みたいな流れになったんだな、きっと。たぶん。たしか。
ねぎらうために新幹線で呼びつける人々。
しかもユウゴさんだけじゃなくて栗木さんも来てたのか、栗木さんはなんか別の舞台かライブでたまたま名古屋にいたんだったかな、ほか夢二さんやくろみ、トトコ、ハマジ、と、大人数てんこもり花見会だったみたい。
写真と記憶と当時の日記を照合するとそういうことのようです。
激しい春だったんだなあ。
おまけにわしわしは年度末で転職したりしてた、うん、激しい春だった。木場ライブからの桃園会と身内飲み会のあと、新幹線の始発で名古屋に帰ってラスト出勤したりした。
春爛漫、さくらの花びら舞う中飲みからかした春であった、
さくらふぶけば嬢も舞う。なんか違うな。
さまざまのこと思ひだすさくらかな、思い出ありすぎで巻き戻しと再生がおっつきませんですじゃ。
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「生理で書いてる」って大島が言ったなあ、あれは春の手品師の受賞直後あたりに、木の実のカウンターで。
小説を書くのに理屈や構成じゃなくて「見えてきたもの」を書いていると言ったのだ、で、とどめに「自分の生理で書いてる」と言い、バルが「生理で書くってなんだ!おめえは経血で小説書いてるのか!」って絡んだんだった。
昔のことなんで今のおーしまがどうかは知りません、当時はそういう言い方をしていた。
女性が感覚的なものだけで物語を書いてしまうというのは男性には脅威で恐怖に感じると聞いたこともある、わしわしは若いころはすごい理屈こねてテーマだ構成だとごたいそうに考えて考えて書くほうだったので大島の「生理で書いてる」とか「見えてくる」発言は街中で唐突にシャーマンにでも会ったような衝撃だったよ。
それが今ではすっかり自分もお筆先で書く人に。ふしぎねー。
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ゴーレム公演情報出ましたね。
10日を絡めてきたか。そういう日程か。うーん。