2015年6月26日金曜日

6月の夜の都会の空

アルティザン&アーティストというブランドがあるね、職人にして芸術家、バッグとかポーチとか扱ってる、もともとはプロスタイリスト向けのメイクアップ用小物を作ってたらしい。


はじめて名前みたとき、アルティザンをパルチザンと空目して、「レジスタンス軍と芸術家?ゲリラライブ的なことですか?」と、思った。間違った第一印象はなかなか抜けず、今でもこのブランドのリュックとか見るとゲリラ軍の背嚢を連想する。


間違ってるんだのに。間違ってることも知ってるんだのに。


 



 


仕事帰り、脳内で急に鳴りだすタンゴ、これは「真珠採りのタンゴ」だっけな。ハナウタしながら帰る。


 


昔のデパートとかの店内放送、低音量のイージーリスニング、パーシーフェイス楽団とかマランド楽団とか、ああゆう、聞くともなく聞いて知るともなく知っていたメロディって好き。


フィギュアスケートを観るのが好きな理由の一つに、そんなタイトルも知らぬけどいつの間にか知っていた有名クラシック音楽やオペラ曲のサビの部分をあれこれ聞けるから、というのもある。


 



 


電車とバスを乗り継いで、郊外の病院は遠い。雨の日はいっそう億劫。


でも雨の日は、病院近くの民家の軒下のエアコンの室外機の上に2匹のにゃんこが座っているのがバスの車窓から見えて、ちょっと楽しみ。


なんで雨の日は室外機の上に乗るのかなあ。


「雨だからお外行けないねー」


「ねー」


「ここ濡れないからここでお外見てようねー」


「ねー」


とかいう感じなのかしら。2匹で。