2013年2月26日火曜日

あれこれそれ

きっと何十人かが既に同じこと言ってきただろうけど思いついちゃったから書いておく。


 


自爆チェロ


 


ライブの最後に燃やすのは見たけど、爆発させるのは見たことないな。もうやったかな、坂本さんならやってるかなあ。


 



 


トートバックやら化粧ポーチやら豪華で女子~なオマケ付きムックばかり出してる宝島社が、JICC出版だった頃を知っている。


宝島は月刊誌だった。A5くらいの判型だった。


同時代の存在証明証言。


 



 


小田急で見かけたポスター2種。 


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きっといろんな人が「石川さん?」って思ってる。


 


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キティちゃんヒーローショーとキティちゃんロボット。どこへゆくサンリオ。



2013年2月25日月曜日

ムカルナス

でら旨い中華で「プチプチのあさりちゃん」頂く。


お店のおばちゃんがそう言った。正式名称はあさりの老酒蒸し。


ひなびた佇まいのわりに安くない、というか、全体にキレのいい価格設定なんだな、「1000円」とか「900円」とか、十円単位の端数がない。


5、6人で来ていろんな料理を一口づつ食べたいといつも思う。


 


2月の末は寒波最終セールって感じ、とっとと売り尽くしてくださいよ、寒いのは飽きたよ。


 


会話だったら「ダジャレかっ」て言っちゃうのに、言葉以外の、造形とかデザインとかがダブルミーニングになってると、「すごい、そこまで考えてるんですね」って感心してしまう、うん、だまされてるかもしんない、根はダジャレ魂だ。


プリントしたらモニタで見るより良い感じになって、よしよし、しかしインク切れる。ああん。


 


きんきの煮付け食べたいのに(まだ言ってる)、デパ地下の魚コーナーで天然ブリが安かったので購入、ブリ蕪。


おかしいな、あっさり淡白な魚が食べたかったのになんでこんな正反対の魚を調ってるんだろう。脂のりのりだし。


 


ねむくてねむくて「今日は早く寝て明日に備えるぞー」って決意してる時に限って、ふと、枝毛とか目についちゃって、うわーごっつい枝毛あるわー、これだけ切っとこう、と、ハサミを手にしたが最後、なんかいつまでも枝毛探して切ってる、眠いのに。バカバカ。



2013年2月22日金曜日

部屋の中も月夜

それにしても


よろめくダンスだったなあ…


心的な意味ではなくて、演者の身体的な意味で。


 


球と立方体の紳士の直角ダンスからは遠くなりける二月のこと。


 


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 17日終演後の記念撮影。


 



 


今回は引火の懸念から火花散らさなかった坂本さんでしたが。


過去の演奏で何度か痛いことになってる話を聞く。


強烈だったのは電動ドリルを使っての演奏中に前髪がドリルにおもいっきり巻き込まれて流血したりハゲたりした話でした。


あの演奏法、あの髪型ならではの事故でしょう。


グラインダで足切っちゃって続行断念して壁に血文字で"FIN"と書きつけたスペインでのライブの話とか。


名にし負わばのチェロテロリスト=チェロリスト坂本、しかしもっぱら自損テロ。


 



 


うちの猫に顔を寄せて「ちゅーする?」って言うと首を伸ばしてちゅーしてきます。


なので猫というのはそういうもんだと思っていたら、猫飼いの諸先輩方から「うちのコそんなのしない」と驚かれます。


そうゆうもんなんですか。


思い返せば赤ちゃんの頃からちゅーちゅー猫でした。 


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ハト坊んちで寝っ転がってたら赤ちゃんねねむによじ登られてちゅーされた。この頃2ヶ月ちょっとでしょうか。



2013年2月20日水曜日

天上の幾何

金曜日は猫に引き止められて土曜に上京してソワレ観てそれから千秋楽まで3日連続観劇。毎度熱心なストーカーっぷりですこと。


 


人はなぜ踊るのかしら。


そして人はなぜ踊るとき口がとんがるのかしら。


 


ヒョーロンやヒヒョーがしたいわけじゃあないんですよと毎度言うけど今回も言う。


むかし海上さん(父)が言ってたなあ、どんなボロクソに悪く書いてるように見える時でも対象への愛があって劇評書いてるって。


わたし評論するほど相手に愛ないもん。自分の反応に興味あるから書いてるだけだもん。そこまで言わんでいいか。


ええと、感想その他。あくまで個人の感想とその他。


 


 


今回も叩き場表敬訪問してるしざっくりとプランも聞いているのに。


そんでも現物見てびっくりしたり「すげー」って思ったり。


言葉をもすこしなんか選ぼうとしても、出てくるのは「すげー」ですね。


スズナリの舞台上にどうやって多人数ダンスのアクティングエリアとバンドの演奏エリアを確保するのか、制約だらけの超無理ゲーっぷりを仄かに耳にしていたけれど、条件を全部クリアして更にその上に美術としてカッコイイ、立体の、赤錆た鉄塔、トラス構造、いや、イスラム幾何学の対称モザイクの意匠?


 


初回は後ろから4列目あたりで観る。ダンス公演だから全体が見えていいかな、と。


確かに全体はよく見えたんだけどそれは自分にはあんまりいい選択じゃなかった。と翌日、前列2列目で観て思った。


たとえば、スズナリの客席は高低差が結構あるので後ろの席だと舞台を見下ろす形になること。見上げた方が圧倒的に格好良い舞台だった。


あとダンスも。全体を見るより細部を見にいく方が面白かった。半端に遠くで見るとチラチラとした不揃いがマイナスに見えちゃって。


でもそもそも自分もロシアバレエ的な体格・姿勢から所作まで一糸乱れぬダンスを見たいわけじゃなくて。


オージャの、ちびっこはちびっこの、おっきいのはおっきいの、同じカウント・同じ振りでも柔らかいの切れるの色っぽいのたどたどしいの、無表情なの苦しそうなの笑ってるの、それぞれのそれぞれらしさがどうしょうもなくにじみ出しちゃう細部の差異が自分にはいとしく見えて、近くから見まわしたほうが面白かったのね。


これは個々の違いを積極的に見にいった方が良いなって。


間近で見ると、ひたむきさに心打たれるという「欽ちゃん加点」が、無いとは言い切れないけれど。みんな汗だくになって一生懸命踊ってるのよ、合格させてあげようよーって。(何に?)


 


とまれこうまれ、初回観覧後の感想と2回目観た後の感想が結構違ったのよ。でも感想とか話したのはもっぱら1回目の後なの。もうっ。もちょっとイイコト言えたよ!


 


3回目の観劇位置は最前列中央やや上手、望んだように後方・前方・最前方で観ましたが、選んだわけでも予約したわけでもなく、当日券で入ってそれぞれごりん神、神様、女神様の誘導に従って順番に詰めて座ったら、そうなった。ツイてます。


 


男踊りのシーンで、夢さんのダンスが変わったな…と思った。動きにケレン味が出てきたって言えばいいのかね?悪い意味の軽さが消えて。


後で夢さんにそんなことを伝えたら、並び踊る男衆がみな見栄えのする体躯なのですごく気合いを入れて踊ってたとのこと。気合いは、ふしぎと覿面に見え方に反映しますね。


その見栄えのする体躯、長い手足の海上さん(息子)が綺麗でした。


 


顔の造形的にはそんな似てないと思うのに、舞台上の坂井香奈美さんを時々ふっとアリちゃんに見間違える、表情の作り方が似ていると思った。


 


壁面がないし赤黒いし、映像の映えない舞台だなーと思う。今回は同ポジの効果がわからんかった。


衣装はプロジェクタ映えしそうなんだけどね。


ああ、あとね、塔の連想で空、青空が見たかったな。


 


それとブラックライトでバンドエイドが光ること、こまかく発見。


 


もちろんパスカルズの生演奏良かった、最初のメンキテーマからPatafisiskal Polskaでもう、うわあって。うわあって、もう。いろいろ思い出深い曲でもありますしね。


メンバーが日によって少し入れ替わるので回によって少し感じが変わったり。


斉藤哲也さんが参加してた17日の回がなんか鍵盤の音が厚い感じで凄く良かった、これも観劇位置の関係があるかもしれない、でも夢さんも「15日よりアコーディオンの音が重厚だった」と言うてはったので、何か具体的に違ったのかもしれない。かもしれないかもしれない。スピーカーちょっとずらしただけでも聞こえ方が変わるしね。


 


土曜は栗ちゃんと美術・舞監系メンバで飲み行き、夜アゴラ泊。


翌日は渋谷泊。初アパホテル。35時間プランとかいう意味の分からない(そして極めて有難い)長時間滞在プランのおかげで荷物置きっぱなしにできてとてもラッキー。


あとアパホテル、ダブルルームのシングルユースでも2人利用でも値段一緒なのね。部屋単位の課金みたい(予約時期によるのかもしれないけど)。使いようではかなり安く泊まれるはず。


宿泊予約サイトには渋谷駅からの行き方しか載ってないけど神泉からのが近いです。裏道通れば神泉駅から2分半。神泉好きなのでこれもなんとなく嬉しかった。


そしてアパホテル、内部もやっぱりあの社長のブロマイドが至るところに。顔写真入のレトルトカレー・カップラーメンも販売中。


 


下北沢の行きつけの猫カフェは函館に移転してました(移転先は金ちゃんから聞いた)。


 


土曜の飲みは前日メンバに坂本さんとか映美さんとか音楽系増量で。


「おら山形だから日本酒ずら」


「孤独のグルメのゲストコーナー出演された時、久住さんを先導して『これは日本酒でしょう!』って言ってましたね、あれおっかしくて」


「あれ!後から見たらあたし完全に酔っ払いだったね!」


後でそうとうたくさんの人から言われたんだろうな。サイコーでした。真夜中にテレビの前で声立てて笑った。


この晩のイチオシ酒は日本酒じゃなくてハイマッコリでした。危険な飲み物考案。


 


本番の後の写真すこし。 


 


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客席後方上手から。全体的に見下ろす感じ。 全体がひと目で見て取れる。


 


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転換後。最前列下手から。 


 


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最前列下手側から。 


 


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ぴょんと顔出すさっちゃん。



2013年2月18日月曜日

おのぼり中

『ミナレット』観るため猫をふりきって上京中です。


千秋楽まで観て帰る予定です。


そしてりっちゃんのラーメンでありますが、月曜マチネ前に行こうと思っていたらその回に当のりっちゃんが観にくるらしいので今回も食べられない。えー。


芝居と抱き合わせとか、駄目だな。もうラーメン目当てで上京しないと。


 


書き残したいことはいろいろありますが、とりあえずこれ。


三木黄太さんに握手してもらった。


20年前、情報も何もなくただCDだけ持ってて(企画もののオムニバスアルバムに再録されてたカトゥラトゥラーナ)何度も繰り返し聞いたあのチェロ奏者の生演奏で王者舘が踊る、なんという巡り合わせか!って変な感慨に浸っちゃって。


まあ、いろいろあります、いろんなところで。



2013年2月16日土曜日

レトロテクノロジ

海外で客死した方の遺体輸送を専門に行なっている会社があるとかで、そのドキュメンタリ本が昨年の開高健賞獲ってた。(『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』)


アルジェやグアムやの事件事故テロのニュースを見るたびにその本のこと思い出す。でもなんか本屋さんで目にしたこと無いのね。今宣伝したら売れそうな題材だけど宣伝しづらい雰囲気かもしらん。


もちろん「乗客」扱いじゃないだろうし、税関の手続きとかどうなってるんだろう、一般には知られない世界だ。知らないでいられる平穏。


 



 


怖い話ひとつ。


 


批判していた対象と同じ穴に落ちる、という話。


 


「あの人は勝手にマイルール作って仕事するから困る」と言ってた人が、その人が去った後、マイルールで仕事して周囲に迷惑をかける、


「メンヘラ様は鬱だ欝だって言ってればまわりが気を遣ってくれるからいいよな、俺も鬱になっちゃいましたって言っとこうかな」と言ってた人が鬱で引き篭もる、


「女にだらしない男ってのはもう立派な病気だな」と言ってた人が女性関係でぐだぐだになる、


「あの子は宗教入ってるから」と嗤ってた人がスピリチュアルにはまる、


新興宗教相手に「脱洗脳」やってた学者が「聴くだけで成功するCD」を監修する…


あ、いや、最後のは意味あいが違うな、あれは単なる「理論」と「実践」だ。転向したわけじゃない。むしろブレない。


 


まあそうしてそうなって、かつて辛辣に批判していた相手とおんなじことやってる人って結構いる。


あれはなに。もともと同族嫌悪みたいな心理から端を発してたってこと。それとも強烈に記憶に残った他人の行動って脳のどこかで自分の行動の水路として刻まれちゃうの。自覚はあるの、無自覚なの。


 


そしてそうしてそうなって、わたしもかつて口を極めて罵った誰かと同じ轍を踏んでいるのかしら。自覚もないままに。


 



 


常におでかけの気配をいちはやく察知して阻止しにかかるねねむさん。 


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行かないよね?


お休みは一緒にぬくぬくするんだよね?


 



 


古い雑誌を読み返していた。


古い広告が載っていた(アタリマエ)。


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シャープのワープロ、49万8千円。(この時点では「小さな書院」はまだ商標じゃなくてキャッチコピーか?)


蛍光ピンクのレオタードの浅野ゆう子。


ワープロを使えばレポートもスポーツ感覚になる!


 


なんかもういろいろ凄すぎる、1984年。



2013年2月13日水曜日

叩く手塗る手

色塗り二日目の手は犯行二日目の手の色。ヨゴシ色が加味されました。


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色的に微グロにつきモザイク処理。


そして連日の中華三昧ののち、東京へ出発されました。


がんばれ。


東京は蕎麦の国だ。


 


仕込みの際の皆様のお茶請けに、老若男女がみなハマる「まろやか干し梅」を差し入れときました。塩分と糖分補給。


さっそく叩き場で秀太郎氏と田岡さんが試食なさったそうです。


「あれ旨いね」


「塩味と甘味と酸味の塩梅が絶妙でしょう」


「干し梅だけに塩梅がいい、と」


「やかましいわ」


古典的漫才をまじえつつ。


 



 


時事。


いやー、世界中が思ったことだろうけど、ローマ法王って辞められるんだねえ。


その昔日本で、皇族辞めたいって言い出した方は、前例がないから(皇室典範にないから)認めてもらえなかったけどねえ。


辞任後の扱いってどうなるんだろう。バチカンで一神職として生活するのかな。まあ、田舎のこじんまりした教会でのんびりご隠居生活をするわけではないだろうなあ。


 


時事2。


PC遠隔操作。


逮捕前の容疑者の日常映像が大量に出回ってるのは、なんなん。


捜査関係者が「こいつクロの線で動いてるから」ってマスコミにリークしたとしか思えないんだけど。やーねえ。


 



 


若い女の子ってかわいいな。


それはおいといて。


自分の年齢をひたすら頑なに隠す女の人って、みにくいな。


たわいない雑談してるときとかに、突然話の流れをぶったぎって「今の発言、年がバレちゃいますよー」「私○○なんて知らないしー」とか言い出す女の人、昔からものすごく相容れないのな。


なんだろうなあのどーでもいいけどイラっとする種族は。


 


ほんとうに若いひとは、「それお母さんが歌ってるの聞いたことあります!」とかナチュラルに刺してくるよね。


まあ、実際のとこ、刺された…とは思わないけど、「そうきたか!ママン、タメか!」とは思う。


同世代は同年代の話題ができる、上の世代は前の時代を知っている、下の世代はより最近のことを知っている、ただそれだけのことで何の不思議なけれど。



2013年2月10日日曜日

冬のふうふう

ワンフェス行きたかった…


あと一週間ずれてればオージャと抱合せにできたものを…


 


夏の時もおんなじようなこと言ってた気がするなあ。でじゃぶー。


 



 


何をいまさらシリーズ。


 


ハナエの『神様はじめました』サウンドプロデューサー、真部脩一だったのか。


言われてみれば「ああ!そういえば」って感じですが今まで気が付かなかった。


ビデオクリップ見て「振付が☆之さんぽい」とか言ってた曲です。


 



 


熱いホットコーヒー差し入れ。叩き場では大量の塗り塗りが行われておりました。そして冬のアトリエは泣くほど寒い。


 


夜更、マクベス夫人のような手のハイジさんと田岡さんとでわしわし家そばの中華。


洗っても洗っても血が取れないのよおぉぉぉ、って感じ。


そんな手で地下鉄乗ってきたそうです。たぶん目撃者に通報されてます。ペンキだとわかっていても、どう見ても返り血。犯行1時間後ってとこですか。


 



 


ああ、そうだ、先の映画の印象、


オウムの犯人隠匿というより、なんか匂いが、全共闘とかあのへんの感じがしたんだ、同棲中の内ゲバ学生(指名手配中)って感じが。


曲のせいかな。部屋の感じかな。


 



 


職場はまたお引越。こんどは同じフロア内。フロアの真ん中から隅っこへ。これでやっと、落ち着きます。ふう。



2013年2月7日木曜日

ねぐせエクセラ

美術製作中の舞台班に誘われて寺ちゃんの主演映画観に行く。題材はオウムの逃亡犯とその隠匿班。


元ネタになった事件を知らないとなんだかわからない話だし、元ネタを知っていれば、現実の方が劇的だなあと思う、そんな映画でした。えー。


わたしは糞リアリズムにこだわる方ではないけど、なんかこう、リアリティというか、いきづいている感触は少しばかりあったほうがいいなあと思う、それが無いんだよなあ。


17年も犯人をかくまって嘘の社会生活をしていた…とか、17年間部屋の中にずっと潜んで暮らしていた…ということが、二人の対話で繰り返し言及されるんだけど、セリフ説明でしかない感じなのね。うーん、17年の隠匿にリアリティがないとヒモと共依存の痴話喧嘩にしか見えない…


あと、序盤のほうの女の人の動きの流れがなんか気になって。家帰ってきて、台所で野菜洗って、その途中で顔洗いに行って、野菜洗い再開して、また中断してプラごみ集めて外へゴミ出しに行く…それ生活の流れとしておかしくないすか、それとも野菜洗いをもったいぶることに何か深い意味があるんですか。こーゆーめっちゃ細かいことがひっかかってしまった。


 


どうもなあ。


 



 


かっちゃんで大丸店主がお店閉店したすぐ後に亡くなったという話聞く。


大丸世代に大衝撃。


お年だったし、「体悪くしたから営業時間を短くする」という理由で開店時間がどんどん遅くなってとうとう深夜3時開店の幻の店化したという話だったし、まあ、そんなこともあるかもしれん、が、なんて伝説的な締めくくりなんだ。


 


橘が取り壊しになり、大丸が閉店し、ご店主もいなくなり…なんだか昭和がほんとに終わりますね。


 



 


ピンカー『言語を生みだす本能』読む。ピンカーとか、チョムスキーとか、言語学者は変な名前。



2013年2月4日月曜日

Seesaw

わたしにはことばの思い出がない、ことばで思い出す思い出がない。あたまを振ると景色が出てくる。いつか見た風景。こわれたポラロイドカメラのようだ、という。年代もピントも消失点もバラバラの流し撮り写真。あたまを振る。


それを見て、あこれはセーターだ、と彼はいう。新品のセーター、その接写。抱き寄せて顔を埋めると新品の匂いがした。あれはなんだろう、どう言うんだろう、毛糸の匂いでもないし染料の匂いでもないし、クリーニング、そういう薬品の匂いでもないし、おろしたての匂いとしか言えない匂い、という。ことばで思い出す彼はずいぶん細かな意味まで覚えていて語ることができる、わたしにはできない。赤い、ざっくりとした網目のセーター、とだけ思い出す。


あたまを振る、と次は船の上の景色で、これはいつのだ、風が強くて、そして陽射しもきつくて、とても暑かった、帽子が飛ばされた、すぐ日に灼けた、と彼は言った。わたしも陽射しと日陰を覚えている。次は日灼け止めを持っていくといいねという。彼の思い出話には次が混じる。あのとき隣にいたのは誰ちゃんで、今は誰それの奥さんで、という。彼の思い出話には今が混じる。いつもそうだ。


もし彼が思い出してくれるのでなかったらわたしの頭からこぼれる景色には意味がないだろうか、続きがないだろうか。あたまを振るとピンぼけの足先、いくつも見た、立ち止まってうつむいたときの視界、これは今の景色だ。


昔の話をするのはいやですか、という。いやじゃないです。おもしろいです、と答える。でも泣いてます。泣いてません。いつも泣きます。泣いていません。


ことばも景色もなくなればいいです、とやぶれかぶれにわたしは答える。そうなんですか?という。うそです、と答える。


誰も見ていなかったようなこと、誰も記憶しなかったようなこと、そんな大量の切片にそれぞれエピソードがあってそれぞれ時間の流れがあって、気が遠くなる。だけどそれは何の不思議もないことなんだった。なんの不思議も。いつだってそうだ。知らない人々にもそれぞれ名前があるように、当たり前で、途方もない。


あたまを振る。古い景色。この頃は、今みたいになるとは思ってなかったね、という。そうだったかもしれない。彼は他人の顔をして少し離れたところに立っている。その後ろにはのどかな街並。うつくしい青い海。遠くに近代的な建屋。ことばの思い出がないわたしには昔の思いはわからない。ただ思う、どの景色にも分岐が潜んでいる。



2013年2月3日日曜日

にゃーにゃーの日

なにをいまさらシリーズ。


 


角丸四角に丸を「スマートフォンのアイコン」として普及せしめたアップルのデザインは、やっぱりすごいなあ。


つい7、8年前までスマートフォンといえばブラックベリー、あの物理キー大量端末のことだったのになあ。


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テキトーに角丸四角に丸を描いてみた。ほーらもうiPhone以外の何にも見えない。


暗闇で月明かりに照らされた毬藻入りコップのシルエット…とむりやりドルードル。


アイコンが単純、とかピクト化しやすい、とかいうのも、もしかすると普及のために必要な要素なのかもしれない、とかなんとか考える。


 



 


さほど関心はないんだのに、髪ベリーショートにする夢見たよ。


おそるべしAKB。のせいかどうかよくわかんないけど。


 


ヤッただけです恋愛なんかしてませんっていうのは、駄目なの?


 



 


みやま商事の「まろやか干し梅」、食べはじめると止まらない。おそろしい中毒性。


もともとは甘味のある干し梅あんまり好きじゃないというのに。


あと岩塚製菓の揚あられ「新潟ひとつまみ 生姜醤油味」も結構な中毒性。


ジャンクフードにやられる冬。



2013年2月1日金曜日

ねこ婦長

鼻水も咳も残らないキレの良い発熱…


のはずが、指関節痛が残ってた。


じぶんちであったかくしてると気づきにくいんだけど、会社とか、冷えてそんでキータイプしたりなんだかんだ使ってると油が切れた感じ、軋むような痛さ。


あっためてあっためて揉んで揉んでお仕事続行。


同僚「リウマチ熱じゃないの?」


自分もそれ思ってググりましたけどリウマチ熱って主に子供の病気らしいですよ…


溶連菌感染にしては発熱がたいしたことなさすぎでしたよ…(10年くらいまえに溶連菌でバカみたいな熱出した)


 


痛みがずっと続くならおっきい病院行きます。


リウマチ熱もイヤだが関節リウマチもイヤだなあ。名前は似てるが似て非なる病気。


 


職場ではインフルが猛威を奮っています。インフルもイヤー。


 


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猫の婦長さんが検診にきましたよー。お熱はありませんかー。


あったかいですねー。ぐう。