ライトフレア本番。
「最低でも3回は観てやる」の言葉通り、3回生で舞台を観ました。
初日に客止めしながら通路で立ち見、土曜日夜に客席から観劇(下手より、後ろから3列目)、楽日客席から観劇(上手、最後列)。
小屋入りしてから稽古はまったく見てないので、ラストの方は初日本番が初見。
あ、これ好きだ、と思ったよ。客観的ではないだろうけど。メタメタフィクションはそんな好きなわけじゃないけど。虎馬鯨の本の後半5分の1くらいが千切られてるけど。
そんでも好きだなあと思っちゃった。もう不可抗力です。舞台各所から出たり入ったりする人たちがいとしくってしょうがないんだから。
最後の転換の「抜け感」もね。灰色から青。ハッとする。海の底、か、天の底。僕も誰もいない零度の青。ミシンのシルエットさえ愛おしい。
演出ってすごいなって思っちゃった。稽古でずっと見てた踊りなのに、こうゆう展開とこうゆう曲で、解釈が全然違っちゃった。
個々の登場人物が並列つなぎになってるから「シフォン」よりさらにひとりひとりがハッキリ見える舞台だったと思う。