梅は咲いたか
桜はまだかいな
「知らんがな」
咲くも…咲かんも…桜の勝手やわな。
われはどこかが間違つてゐる
…とは思えども、
原義での「拘り」というやつが石のように胸に鎮座しているのだな。無くしてしまえば楽にもなろうし正しさに近づきもしようもんが、なかなか意固地な性格で。
メッセージ性の強いもの、伝えたり繋がったりする表現が大事でそれ以外は無意味だと言われると、どうも反発心がこう、石のように。
他人なんかはどうだってもいい、勝手に伝わったりしちゃうのは別にそういうもんで止めようもないけどそんなんは第一目的じゃない。と思っちゃうのだな。大人じゃないな。
まあ、反発なんかはさておき、淡々と、粛々と為すべきことを為すよりないのです。
いや、為すべきかどうか、砂場を見ればトンネルを作り、粘土層を見つければ泥だんごの核を作った、なんだかわかんないけどそうしなければ収まらない種々のことです。
◇
♪手洗い、うがい、ビタミンレモン。カトチの曲調っぽいなあと思っていたら、やっぱり、カトチの曲だった(歌唱は別人)。
歌詞にひきづられて、時々、♪うがい、手洗い、にんにく卵黄、のCMソングとごっちゃになる。というか、にんにく卵黄ソングの脳内への残り方、強い。
ぐるぐるぐるぐるグルコサミン、も脳に残る。健康食品ソングは強烈。
そのカトチの久々名古屋ライブが、ブラジルコーヒーであるそうで、なんでブラジルコーヒー、ちょっと色々と奇遇で笑う。
カマチカの友達がブラジルコーヒーのお子なんだっけ、コーヒーのお味は、名古屋人好みの濃いやつです、コンパル系の真っ黒コーヒー。
鉄板ナポリタンに合うのです。
◇
前髪を自分で切る。
翌、会社の人から口々に、前髪切りましたね、前髪切りましたね、と声かけられる。
…切りすぎた。
前髪ぱっつんのアホの子状態です。
すぐ伸びるからいいんだもん。
小雨。ランチ。
カフェ・ド・クリエ行ったら入り口に傘立てとともに「折りたたみ傘専用傘袋」が設置されてた。一般的なビニールの傘袋の半分以下の長さのやつ。
長傘は傘立てへ、折りたたみ傘は短か傘袋に入れて店内へ。短か傘袋はいいなと思った。
◇
不安、不満、不具合、不信、不振、不幸、不平、不承…
「不」の付く言葉ってネガティブなのが多いから好きじゃないけど、「不労所得」だけにはロマンを感じる。いいよね不労所得。
◇
本日のカメラ談義から、鉄ちゃん上長が「工場萌え」派であること知る。毎日ちょっとずつカミングアウト。あと鉄道ジオラマ自作派らしいです。かなり、趣味の人だった。
四日市の貨物列車の話から跳ね橋(撮り鉄さんには有名な撮影ポイントらしい)を教えてもらう。DD51形かわいいですよね。わしわし鉄道ファンじゃないけど働く電車は好き。
「カメラとか電車とか、あんまり女の人は興味ないじゃないですか…だから妻も娘たちも全然一緒に行きたがらなくて…」
うーん、そうなのか?身の回りにカメラ女子と鉄子さんがフツーに居るので、性差は無いと思っていたけど
(芝居関係だと、いわゆるオタク的というか、ハマりやすくコダワリやすいタイプの人の比率が高いかもしれないな、というか、そういう性質だから芝居やる側にまわっちゃうんだろうな。男性でもカメラも電車も工場も興味ない人はとことん興味ないだろうしな)
柱上トランスの写真を面白がられておられた。うん。柱種標もお好きかもしんないな。
何か、気が乗らないというか、物憂い、億劫なかんじ。
こうゆうのは案外、精神の持ちようとかではなく、身体に原因があったりする。低血糖とか低ヘマトクリットとか低血圧とか。
アゲて行きましょう。血糖値と鉄分と血圧を。
思う、今が一番やりたいことができる時なんじゃないかしら。
障害になるもの、引き留めるに足るものがなんにもないもの。
でもいざ「何でも自由にしていいよ」ってなると、咄嗟にやりたいことって浮かばないものなのね。
まりも羊羹みたいに薄皮一枚内側はみっちみちでパンパンなんだけど薄皮破らずいるような、ポテンシャルのやりどころにあてなくとりあえず丸まる。
なんだろこの感じ。
なんか良い兆しなの?逆なの?
◇
夕方が明るくなりましたね。
18時前、帰途が明るいとなんか得した気分になれます。
さんざしのジュースってびっくりするほど売ってないな、於名古屋。
メーカーのホームページの取扱店情報に某百貨店の栄店が挙がっていたので帰宅途中に寄る、が、ありそうな場所になく、あれ百貨店の中のどこぞのテナントで扱ってるってことか?とあっちこっち探して、総合インフォメーションのお姉さんにも訊いて、さっぱりわからず、最後にドライフルーツ屋のお姉さんから「あれ、グローサリーのところで見た覚えがありますよ、なかったですか?」との情報を得て再度グローサリー担当のお姉さんに訊く、と、「今は扱ってないです」とのこと、「お取り寄せは可能ですよ、ケース単位の販売になりますが」。
こうして実店舗で買わずにネット通販で何でも買う人になっていく。ねえ、あたし、ネットショップ一辺倒にならないように配慮はしてるのよ、ねえったら。
◇
写真整理中。
京セラFinecame S5はいいカメラだったんだなあ、今見ても綺麗だと思う、ただ、ものすごく起動が遅くとてもレリーズタイムラグが大きくそして電源が不安定だった。
電源に関してはたまたま私の使ってた個体の不具合だったのかもしれない、1回メーカー修理に出してCONTAXロゴの入ったストラップかなんかオマケでもらった、懐かしいな。
芝居をやってた頃のことは夏の公演に紐づけて年を覚えている、S5を買ったのはそれいゆの時で2003年だったな、とか。
そうやって写真と記憶を掘り起こしながらふと違和感に気づく、2000年の自由ノ人形から2005年の百人弥次喜多までが5年しか間があいてなくて、で百ヤジから現在までで10年経ってるのね、あれ?なんか自由ノ人形から百ヤジまで10年くらいあった気がしてならないぞ。
◇
会社の人に買ってきてもらったドラえもんのゆでたまごが作れるマシーンでゆでたまご。
ドラちゃん。
お昼。
チェーンのコーヒー店でファストなランチ。
さっきから店員さんの甲高い「ごゆっくりどうぞー」が早口すぎて「一気にどうぞー」に聞こえてしかたない。
「シーフードペペロンチーノお待たせしました、一気にどうぞー!」
一気にと言われてもな。
ていうか、ごゆっくりどうぞが早口ってのもな。意味と表現型が乖離しとる。古印体で書かれた「ポップでキュート」みたいな感じよ。
◇
夜、駅コンコース。
和装にインバネスをまとった老紳士が歩いていた。
白髪の老紳士、ではあるけど、背が高くて体躯のよい、とても格好良い後ろ姿。やはり和装の老婦人とご一緒に。
絵になるなあと思った。
こうゆうのに憧れて若い人がとんび服着ても書生コスプレにしか見えないんだよなー。何が違うんだろう、年の功?着慣れ?
◇
鉄ちゃん上長との雑談から横滑りしてカメラの話題、撮り鉄さんはカメオタさんの法則。
そうかー、思い返せばデジタルなカメラを使うようになってからゆうに10年以上経っているのか。
初デジカメは京セラFinecam S5だったなあなどと懐かしく思い出し、ついでに当時撮った画像を見返したりしてみる。
それいゆ高知公演が初撮りだったよ。みんな若いな。私も若いな。この頃の自分の顔、神経質そうなおねーチャンだなあ。今の顔の方が好きだな。
紙焼きの時代だと自分が死んだ後も家族とかがアルバム出してきて見返すもんだったろうけど、画像データ時代の昨今、自分がいなくなったら残った記録もアクセス不能になるんだろうなあ、と思う。
電子書籍化が進むと、いつかの将来は「作家の遺した蔵書で記念図書館」みたいなこともなくなりますねと誰だったかが書いてたな、電子化は、記録の個的化です、記録されたものも記憶されなくなる未来です。
寒い…お腹痛い…
なんかちょっと辛いわ今日この頃。
実家の母から「ガンじゃないの?大きい病院行ってみてもらってきやー」と言われる…あ、カーチャンの「ガンじゃないの?」数十年ぶりに聞いたな…(昔はどんな不調でも「ガンじゃないの」と言われたものよ)
あと「あんたは昔っからストレスで胃腸にきたから」とも言われる、んー、自分では胃腸が弱くなったのは大人になってからのような気がしてたけど、そう言われてみれば赤子の時分から何かあると胃腸弱くしてたか…腹下し小学生とか糞詰まり中学生とか不名誉な記憶は頭から消えてんだな。なんか梅干しの黒焼きとか熊の胆とか飲まされてたっけな。
あったかくて美味しくて消化の良いもん食べてしあわせーってしてれば治らんかなーと思うんだけどなかなかねえ。
週末、絶品水炊き食べに行く、シメは雑炊。カジュアルなお値段ででらうまの鳥料理屋で、3冬くらい前から時々行く、行くたんびにこれ次はハイジさんやハマジと一緒に来ようって言うんだけどなんか巡り合わせで未だ来られず。
日曜は山ちゃんで手羽先、なにやら鳥三昧な週末であった、手羽先は、ちょっと、胃弱にキツいと知る。
パリパリスパイシーで旨いんですが。
とりあえず、山査子茶飲む。
医者に行かずに食べ物とサプリで治そうとするのは母の血統。
◇
不祝儀の引き出物に飛竜頭(がんもどき)をお持たせするのはどの辺りの風習かしらと検索して、静岡辺りでは「お平パン」というパンを配ると知る。
冠婚葬祭は地域色出るなあ。
そのお平パンなるもの、ひろうす(飛竜頭)の代用品として発生したとか、えっ平たいからおひらパンなんじゃなくておひろうすパンが訛ったのかい?
本気出して探ればちょっとした文化人類学(民俗学)のネタになりそうな話だ。
飛竜頭っていう言葉も字面と実態の落差が激しいものの一つだな。フライング・ドラゴンズ・ヘッド。ポルトガル語の音訳なのか。
逆に字面と実態が合致しているもの。孑孑(ぼうふら)。
時々お散歩する辺りに、「タイガー商會」というかっちょええ会社がある。
白亜の洋館に木製の玄関、影向の松、木造平屋の離れ(工場?)。
古い貿易会社か何かかなーと思いながら毎度通り過ぎてた、先日その正体を知る。国内で唯一、「地球ゴマ」を製作販売する会社であった。
後継者不足で今年の4月に廃業するとの新聞記事であった。
◇
こちらも、いよいよ今年生産中止になるとの話。
ダイソーで2つ100円で売ってて今でもよく食べる。
最後まで噛み砕かずに食べてみたいと思いながら、毎回、噛んでしまうのね。
◇
今池。ギャラリー三貴とパナライフのお店のあった角に新しいビル。
派手なビルだな、またパチンコ屋かな、と思ったら十六銀行であった。
筋違いに「み乃龜」というおかき・あられのお店の本店がある。
店内には喫茶部もある。一度利用してみたいと思いつつ、まだ立ち寄ったことがない。
店舗の方であられを買うと、お会計を待つ間にお茶やお茶受けのおかきが種々に出される。
そういや、私がハタチかそこらの頃、久屋の方に播磨屋本店というおせんべ屋さんがあった。
で、割れせんの大袋がお値打ちだったり、喫茶部では300円くらいでおぜんざいとあられと熱い緑茶を頂けるので会社のOLさん達の間で評判だった。
いつの間にか店舗が移転してそれ以来縁がないが、ふと思い出して検索して、なんかえらいことになっているのを知る。なんじゃなにがあった播磨屋。
「"オープン価格"が情報としては最もクローズ」
なんかこないだそんな感じの一文をタンブラ系で見たような気がする。
まあ欲しいものがあって調べたと思いねえ、で肝心なのはお値段ですよ、オープン価格とか記載されてた日のガッカリ感、相場としてはどの程度なのよ、アタシのお財布事情に見合うのか見合わないのか、話はそこからなのよ。
で、とりあえずインターネットとか見てざっと市場価格を知るのだけど、ひとたび価格ドットコムで「最安値」なんか見ちゃうとね、わざわざそれ以上の値段で買うのもたーけらしい、となって、結局そのままネット最安値ショッピングと。
というわけで、店舗販売不振の一因は「オープン価格」にあるんじゃないかと、強引に自説を展開中。
◇
JT、飲料部門撤退の報。
それでも前を向く。
◇
母に頼まれて吉野弘詩集購入。
TVで取り上げてたそうで、本屋さんでも平積みのミニコーナー、「NHKで紹介されました」、おとしよりはわかりやすい。
「詩人の吉野弘って知っとる?夕焼けっていうやつ」
「ああ、バスだか電車の中だかでとしよりが次々前に立つやつでしょ?」(はしょりました)
「あんたよく知っとるね」
「教科書に載ってたんじゃないかな、有名だと思うよ」
「TVでやってて面白かったから本買っといてね」
「あ、はい」
なぜご自分で買わないのか、それは謎。おとしよりはわかりにくい。
吉野弘の夕焼けっていうと、いしいひさいち思い出すんだよな。
車内で老人に席譲って、老人の方が先に降りたんで譲った人がまた座って、また老人が来たんで譲って、また降りてまた座って、3人目の老人が来てまた譲って、って席譲ったり座ったり繰り返してる人に「そこはお前の指定席か」ってツッコむ、という4コマ(…わかりにくいな)。
いやさ自分もさ、たまに目の前に老人とか乳児持ちとかいてれば席譲るんだけど、それでその後相手の方が先に降りちゃって席がまた一つ空いた時にね、周りに立ってる人達が(もともとこの人が座ってた席だからな…)みたいな暗黙の了解で私に第一座り権をくれるのね、あれがなんかいたたまれないのよ。「ここはアタシのキープ席かっ」って頭の中でツッコミが入るの。
あのいたたまれなさは、吉野弘よりもいしいひさいちのが近いな、私の場合。
◇
上長が鉄ちゃんです。
でもディアゴスティーニのC57は買わないそうです。
総額20万円だってさ。週刊の積み重ねってすごい。
昔の勧誘商法なんかの「毎日たったコーヒー1杯分のお値段ですよ」を地で行く感じだな。毎週たった2千円を2年間ですよ。
いわしを食べて吐きましたら猛烈に全身いわし臭いです。
お風呂に入っても髪洗ってもいわし臭が抜けない。
ニンニク臭や酒臭は口臭ではなくて毛穴から臭い成分が出ているそうなので、今わしわしの毛穴からはイワシ油が出ているのかもしれません。
節分ですからいいのです。今年はいわしわしですよ。
◇
さんざしは胃弱・冷え症にも効果があるそうです。
うちに常備しておくといいですね。
コンパルの本店、今池店、国際センター店はメニューにさんざしジュースがあります。
が、先日さんざしジュースを注文したところ出てきたものはカフェオレだった。どうしてそうなった?
◇
猫抜糸、ますます元気。