そういえば通り道にあった東京藝術大学の大学美術館では今ちょうど陳澄波の油彩画作品修復展および台灣の近代美術展をやっているらし、グレゴリ青山がエッセイで「電信柱の画家」と紹介していた画家です、藝大の前身・東京美術学校の留学生だった縁なのかな、生誕120年が近いとかそういう関係もあるかな。
陳澄波描く戦前の台湾の風景画見た後で愛玉子食べてたらちょっと脳内タイムトリップができそうである。その上愛玉子といえば宮尾しげを気分である。いつの時代の人だ。とりあえず日本の領土が広そうな時代。
宮尾しげをのオーギョチイの話は「世界が昔通りになったらば、かの地から取りよせたいと思っている」の一文で締められる。最初読んだときはこの「昔通り」を「台湾との国交が再開したら」の意味と思ったけど、思えば戦前に青春を迎えた世代である、「台湾がまた日本の統治下に戻ったら」の意味にとるのが正しいのかもしれない。どっちのつもりで書いたろうなあ。
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たまにおやつがわりにふを食べる。
ふ菓子じゃなくて、ふ。甘くしてないの。
ふーちゃんは「ふ」の図案化、いや擬人化なのだな。
味わいのあるイラスト。
ふへい、ふまん、ふきげん、ふしん、ふあん、ふおん、ふかんよう。
ふなんかはまとめて食らってしまえなのです。ぷーだ。