2014年7月30日水曜日

月と街

パンナコッタパンナコッタパンナコッタパンナコッタパンナコッタパンナコッタ~


 (「ライオンは寝ている The lion sleeps tonight」コーラスで)


 


ライオンは寝ている、のメロディ聴くと、頓狂なアカペラで手踊りおどるカメ君とエビちゃんのコンビが脳裏に浮かぶのです、プログラムミスの埋草にやった即興で、たぶん二人とも覚えちゃいないだろうが残した印象は強烈だった、アホすぎて。


 



 


捨てる神あれば拾う神。


今回わたし捨てた神です、しずかにぶち切れてぶん投げた作業の収集を今ごりんがやっています、とても申し訳ない。


そして初めてFaceTimeの機能を使った、あら便利いや便利。


「じゃあFaceTimeでかけ直すねー」


「ん、わかったー(強制ビデオ通話になっちゃうんだっけ?受信側はなんか設定いるんだっけ?どきどき)」


左手でiPhone操作しながら右手でPCから"FaceTime 使い方"検索してた。


 



 


NHKで。


「タスマニアデビルは今、袋小路に追い込まれています」って言ってて。


「有袋類が!有袋類が袋小路って!」ってなんかツボに嵌って吹き出す。


すごくまじめな動物研究なんだけど、でも。


ごめんねデビル。


 



 


あ、次の愛知トリエンナーレの芸術監督、港千尋だ。とても好きな評論家。なんか嬉しい、ちょっと楽しみ。



2014年7月29日火曜日

ひょんなことからいい世界へ

色の三原色とか光の三原色とか習いましたけど。


ペンキの混色には別の理論があるようです。


緑を感じる田岡グレーに「緑」も「青」も使われていないことに毎度変な感心をします。


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照明とかカメラのホワイトバランスとかでも変わっちゃうので微妙な色味は伝えにくいけど


 


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アトリエで見た時はかなりなグリーングレーだったの、錆青磁というのかな


 


こうゆうの見ると、ペンキを混ぜても混ぜても思う色が作れず一斗缶分のペンキを山に捨てたという逸話もむべなるかなと思うのです、井村さんのことだけど。


 


◇ 


 


芝居の感想とかは。


すっかりおばちゃん演劇ビッチで芝居の見方がすれっからしてるのでひねた感想しか出てこないです。


後ろの席の女性は要所要所で笑って最後はすすり泣いてて、ああもうなんて良いお客さんなんだろうなんて純なんだろうって、むしろそのことに身悶えする。


役者さんは熱くしっかりこなしてて。演出ははぐらかさない思いの外ストレートな見せ方で。それはよかったと思うんだけど。


台本の主軸の、このきな臭い時流への警鐘と啓蒙、そのやり方がどっか戦争のヒロイズムと紙一重なんじゃないかなあってモヤモヤモヤモヤして素直に受け入れられず。


なんだろうな、「イケメンの軍服姿に萌えてんじゃねえぞ」ってことかなあ、いや違うそこまでは思わなかった、思わなかったけど。


 


児童文学、佐野美津男の『ピカピカのぎろちょん』を思い出す。


ある日急に「ピロピロ」が起きて、学校は休みになりテレビは映らない、大人たちは大変だというばかりでなにも教えてくれない。


書かれて40年経ちました。大人になった子供たちも、やっぱり「ピロピロ」を把握も説明もできずにいる気がします。


 



 


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SOY SAUCEの瓶に書かれた「ソース」。


強引だなあ!と思って隣を見ると、 


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PEPPERの字の上には「塩」。お前もか。



2014年7月28日月曜日

袋小路に追い込まれる有袋類

逆を言えば、と、のっけから何の逆を言うのだ、ええと先日気にした公演インフォメーションというもの一般についてですね。


こう、もともと興味があってすごく観たいイベントとかじゃなくてもね、「今週末どこそこ劇場で公演があるらしいよ」程度の情報を小耳に挟んだときにですね、正式なタイトルも劇団名も知らなくても断片的な情報で検索かければすぐ詳しい情報が出てきて、あまつさえチケットの入手方法や残席状況、プレイガイド(コンビニ端末)では何日まで購入可能か、メール予約は可能か、当日券は出るのか何時から発行かキャンセル待ちは有りか無しか、そーいうことがひととおりわかるようになってる現状にすごく慣れてるんですけど、それってすごいことだなと。


いちいち情報誌を買わなくてもいい、お電話で問い合わせなくていい。


このテクノロジカルなインフォメーションのおかげで「興味はあったけどよく調べる前に終わっちゃった」的な事態は格段に少なくなったんじゃないかなあ、どうだろう。


 



 


そして例のホール公演は。


当日ねじ込んでもらって招待枠で観たのです。


それは一番やっちゃいかんことでは。なんかすみません。


しかも用意してもらったのが超いい席で恐縮しきり。すみませんすみません。


客層は8割以上女性客で。それもオージャカンで絶対見かけないような感じのタイプの。


田岡さんが「開演前のロビーの匂いが違う」と言ってました、ロビーに女性のお化粧の香りがするって。


 


今回は舞台が広くてたっぱが高い上に二重構造のセットだったのです、一番高いところで三間くらいあるのかな、そりゃ210枚ですよ、そしてそれは2人掛りで10日で完成する装置じゃないですよ、と思いますよ。


(みちさんが助っ人に入った日もあるそうでその分人員プラス、がしかしトラブルで作業できなかった日もあるそうで時間マイナス、なんか総じてありえない工数ですよ) 


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ほんの10分くらいしか現れない裏面の廃墟


  


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さらに裏面は通称「ハイジさんの寝床」(本番中待機場所)


ベニヤすごい数ですね


  


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表面(メイン舞台)は学校室内


本番中は紗幕と照明で奥のセットは見えない 


 


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転換の都合上、パネル両面塗り


 


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なんとなく「月に叢雲」な構図 


 



 


芸創の近くに。


高級ホットケーキのロージーティーハウスがあるのだな。


しかし暑すぎてホットケーキ食べる気力なし。


またいずれの機会に。



2014年7月25日金曜日

6芯ドロップ多分岐スルー配信方式

腰痛と股関節痛の上に足めっちゃつってふくらはぎがいつまでもつっぱり痛くて、下半身受難な感じの7月。


たかが出勤でたいそう難儀い思いをする。


ぐるぐるぐるぐるグルコサミン。


腰痛体操とナボリンとロキソニン湿布で緩和中。


 



 


ホール公演用の舞台製作中のアトリエ見舞い。


ベニヤ210枚分のパネルはハンパない量です。


毎年毎年毎度毎度、田岡さんもハイジさんも「今回はヤバい」「今回はマジで間に合わないかも」って言うんでまあ口癖みたいなもんなんだろうなと聞き流してます。


が、今回ばかりは物量的にマジえらいことで。


搬入前日の作業最終夜、お手伝い要請で出向く。


わしわしは力仕事と中腰作業が不可のうえ1からセッティングしてもらった単純作業しかできない「猫の手」なので現場作業のお手伝いに呼ばれることは基本ないんだけど、今回ばかりは猫の手でも藁でものご様相。


塗り塗りしたりちょきちょきしたりばちこんばちこんしたりしてきた。


自分で切り抜き作業をすることになるとは思ってなかった印刷物をちょきちょきしながら、「ありがとう!昨日のわしわし!スクリプト体のヒゲは切り取りが大変そうだから止めてくれて!」とかなんとか思う。


久しぶりに「ジェットストリーム」聴いたな。ラジオの。


あと夜中の1時から4時にかけての時報の間隔はなんかおかしい、体感的に。


 


休憩タイム、アトリエ前に棲みついたかわいい鳴き声の三毛猫にご飯をあげる。作業員の福利厚生、ねこもふもふ。


夜明けを見ながら帰宅、お風呂、仮眠、出勤。こうゆう事態も久しぶり。


 


 


でね。


例によって大転換のある舞台なので本番で動くとこ見たいけど、劇団公式HP(ブログ)見てもトップ表示は「ファンレターの宛先」とか「出演依頼の連絡先」とか「募金額総計」とかで、公演の詳細とか残席状況(当日券の有無)とかの情報が全然無いのね、ってことはファンクラブだけでチケット捌けるから載せる必要がないのか。


インフォメーションとしてどう構成しようとか、お客さんにも劇団にもわかりやすく管理しやすいチケットシステムとか、考える必要もないんだろうなあ、文化が違うってのを久しぶりに見た気がする。


 



 


凍らせたレモンを氷がわりにレモン酎ハイってのをテレビで見かけた。


凍らせたライムでモヒート、いいかも。よしライム購入だ。



2014年7月21日月曜日

フェイク夏休み

カウンターにピスコの瓶が並ぶピスコ。


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後ろの棚の幾何学装飾が「布袋のギター」と呼ばれていますが、内装担当の田岡さんによれば何か意図したわけじゃなく現場の思いつきで、とのことで。


「ひゃくまんえんのギター」も飾られています、そっちは正真正銘定価百万円のギター、くしやん'sコレクション、市場価格はそんなにしないそうだけど。


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甘味バーですので甘味オーダー。


マンゴーチーズケーキ。


お酒に合う甘味ですよ。これはやばい。


 


 


コータロー氏が演出、田岡さんハイジさんが美術担当の舞台の本番が近づいているのです、そんなわけで毎晩飲みですね。


場所は芸創、出演は初代おもてなし武将隊隊員、使用ベニヤは200枚を突破したそうですよ。


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また別の日は白ぱうぜ。


肴のすり身で作ったフェイクうなぎでう巻きをリクエスト。


フェイクう巻きでフェイクスタミナを付けるのですよ。



2014年7月17日木曜日

くませみ

腰ーっ。


痛み止めでだましだまし緩和させようとしてたら、変なとこが固まった…。


いやもうなんか、久しぶりだなこのかんじ。


別に久しぶりだからって懐かしかったりするわけじゃないが。


 



 


アストラゼネカ製薬、の社名に「あきすとぜねこ」という言葉を連想する、が、そもそも「あきすとぜねこ」をあんまりよく知らない。


名前の文字数かなんかでやる相性占いだってことは知ってる。


「あ」があいしてる、「き」がきらい、「す」がすき、くらいはなんとなく知ってて想像もつく。


その後が難易度高いな、「と」ってなんだ、途絶?さらに「ね」は?ねんごろ?念弟?「こ」は?


 


80年代の地方番組の方は先日ハイジさんがフェイスブックで晒しあげまして、田岡さん行く先々で「見たよ~」とか言われてるようです、てかPISCOでも会う人会う人に言われてた、その下手人のハイジさんも女子大生時分になんかの番組で「裏方にかける青春」的な密着ドキュメントされたんだっけ、見たいね。


 



 


ちょっと前、いなばのタイカレー缶が一世を風靡しました。


今いなばとカバヤのタイアップ商品でタイカレースナック出てる、1袋60円、袋を開けるとちゃんとあの香り。けっこうがっちりカライ。ビールのおつまみ向け。


 



 


ちょっと前に、「出生前診断で妊娠中絶を実行する人が増えている」というニュースでぎょっとしていたら、次は「出生前診断で異常なしと判定されたのに産んでみたら異常児だったので診断医を訴える」という事例まで出ているそうで、産婦人科医不足に拍車掛かりそうね、リスキーすぎるわ。


 


必要最低限の構成人員で使えるやつしか残しませんっていう企業みたいだなあ、遊びがないと破綻しやすいんだけど、もう社会全体がそういうふうなんかなあ。


対策してから労働力として使えるようになるのに四半世紀掛かりの少子化対策より移民受け入れ、みたいなさ。


 


最近胸に残ったフレーズ。


「産めよ、増やせよ、働けよ、一人で」


タンブラーで出回ってたwebマガジンのコラムのタイトル。


女性には少なく賢く育てるしか選択肢がなさそうだ。


 


女性議員の少子化対策議案に「お前が産めよ」ってヤジとばす議員さんがもし高齢化対策を議題に出した議員には「お前が早死にしろよ」ってヤジもとばしてたら、ああ「まず隗より始めよ」って一貫したスタンスなんだなって納得してもいいと思った。


 



 


地上で最も黒い物質、カーボンナノチューブを利用した光吸収材料「Vantablack(ヴァンタブラック)」の開発に成功のニュース。


ちょっと見てみたい。


目に見える(いや見えないのか)「完全暗黒」なんて気になるじゃありませんか。


実物を手にする機会がありそうなのは、ハマジ君あたりかなー。



2014年7月13日日曜日

やん界隈

くしやんのお店、オープン。


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賑わい。


 


せっかくなので店名にもなってる「ピスコ」頂く、ぶどうから作る蒸留酒とのこと、グラッパみたいなものかな。


 



 


オランダ負けちゃったね。


サッカーで且つオレンジ色のにくいヤツってなんか誰かいたような、と思ったらしのやんか。


 



 


猫が甘えている。


顔と身体はそっぽ向いて、お尻尾の先だけくるぶしあたりにからめてくる。


うまいなあ。


わたしもこういう、お尻尾的なものが欲しいなと、思ったりする夏である。



2014年7月9日水曜日

おことこし

そうか、空耳で有名な「そばに西友」って「Somebody Say Yeah」っつってたのか。


…「そばにダイエー」ならSomebody Die Yeahか。


会社のそばのダイエーが改装オープンしました。猫のエサのラインナップがびっくりするほど少なくなったよ!ガーンだよ!


 



 


腰、静かに爆発。


朝フツーに寝床から起き上がれない。


辛いのは腰なのに会社の人から口々に「顔色悪い!」って指摘された。


職場のおねえさんからは「腰にくる人は怒りを溜めこむタイプなんだよ」と言われる。


あったな、「腰痛は怒り」説。わたしは「腰痛は気のせい」説を積極的に支持してたが、どっちも結論はおんなじような理論なんだったっけ?忘れた。


おねえさんは「溜めこまずに感情を出しなさい」と言うが、そうするとつまるところストレスのバケツリレーになってしまうのではなかろうか。


というわけで腰痛復活は超大型台風が近づいているせい、にしておく。


 



 


なんか最近猫がおばちゃんのこと好きすぎて。


出かけようとするとめっさ怒られる。めっさ。


一緒に寝ていたいのは山々だよ。しかしかかとを噛られながら出勤する朝。



2014年7月6日日曜日

夏の経過

水信玄餅をベクターで描く。


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つるんと。


 


「水」とはいえ信玄餅、やっぱきな粉にむせるんだろうな。


 


◇ 


 


夏の酒肴。 


豪勢に舟盛り。


じゃなくて刺盛り。


ドライアイス付きで幻想的に。 


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夏の酒。 


夏はミントとかライムとかがステキなのです。


モヒート最高です。


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ぱうぜで。 


絵描きさんが描いたとは思われない有名キャラクターの数々。 


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くしやんのお店はそろそろ開店カウントダウンです、


最後の追い込みで柱の色塗り手伝ってきました。


見学に来た人たちが口をそろえて「この柱ジャマ」という柱を。


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カフェ?甘味バー?居酒屋?オープンしてのお楽しみ?



2014年7月4日金曜日

やまべへのべへ

そんでその「フルスロットル謝罪」てのは、タイムズ紙の造語なのか既にある言い回しなのかが気になるわしわしである。造語だとしたらいいセンスだな。


 



 


諦めること、諦め慣れることを強要されること、押し殺していくこと、隷属かよ、不承の日々。


「あらやだこの国詰んでる」て思うことあるよな実際。どうする。


 



 


この夏、タンブラで何回もリブログされてるの見た「水信玄餅」の画像。


なんかあの、透明感とか光の加減とか曲線とか、フォトショで描いたみたいな物体だよね。


車のない私が食べに行く機会はまずないけれど、ちょっと現物を見たりつついたり吸ったりしてみたい。


 



 


歩きたいの、山辺へ野辺へ、てくてくてくてく。


息が詰まるのよ、玄関開けたら目的地とか産まれたその日から即戦力みたいな社会に。



2014年7月1日火曜日

ぬはぬなの

母のお供で京都行き。


すっかりおばあさんで、足腰弱くあんまり歩けませんので、新幹線とタクシーでスイスイっと目的地行ってとんぼ返りの旅。


主眼はすっぽん料理です。川床じゃないけど鴨川べりのお店。


すっぽんフルコース頂いている間窓の外の河川敷ではずっと「ロバート」の人たちのロケ撮影をしてました。


「あれは何撮ってるの」


「お笑いの三人組だよ」


「チャンバラトリオ?」


…どういう種類の「ボケ」か一瞬判断しかねるわしわし。お年寄りのギャグは突っ込みづらいよ。


 


山縣有朋侯の別邸、無鄰菴で一服。


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タクシー乗ってたら運転手さんが「あっ、今の人井上八千代さんや!」


母「えっどこどこ」(春から都をどりのにわかファン)


私「あっホントだあそこ」(能楽師片山家ファン)


思いもかけず芸能人をたくさん見られた京都行きであった。


 



 


梅シロップほぼ完成。


青梅でつけた方は清々しい味と香りで、黄梅でつけた方はすごい芳醇な香りと甘み。


好きずきではありますが、青梅バージョンの方が夏向きな感じはする。


黄梅シロップはかき氷にかけたら旨かろうな。


 


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くしやんのお店は容れ物あらかた出来たようですよ。


看板には「Bar」ではなくて「Cafe」と記載があるようですよ。


電車の音聞きながら夕焼け眺めてビール飲む感じの立地ですよ。


そういえばそろそろ甲子園の季節ですよ。


 



 


夢の中でハイジさんが見つけてきた、本場中国のよくわからない料理を出す中華料理屋の名前が「ダンダ団」だった。


目醒めてググってみると、いくつかこの名称を冠した集団がでてきた。が中華料理屋はないようだ。


 



 


斎藤晴彦なくならはった、ショック。


先週井村手拭と一緒に送られてきた手紙に「演劇仲間がどんどん亡くなっていく」って書いてあった、うーん、更にひとり、黒テント創設メンバーが。合掌。