2013年12月29日日曜日

全裸変顔

名鉄ナナちゃんがえらいことになっていると聞いて行ってみた。たしかにえらいことになっていた、その3。


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なーなーちゃーん。


この顔で全裸かーい。


どてらとか半纏とか着せてあげたい。


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横顔もえらいことに。


お面じゃなくてちゃんと一体化してるんですな。


 


齢40にして突如いぢられキャラ化したことについてナナちゃんは何思うかしら、


「おいしい」と思っていてくれるかしら。


 



 


この年の瀬に膀胱炎発症、ええーっ。


痛ーっ!


抗生物質でケロリと治るのはわかっているけど、この時期休日診療所なんか行ったら長大に待たされた挙句待合室感染するんだろうなあ、イヤだ。


暖かくしてお茶いっぱい飲んで薬局で買った漢方服んで気合で治す予定。


数ある痛みの種類の中で膀胱炎の痛みがいちばん苦手よ、あの、粘着質な、痛みがスライム状になって下腹に貼り付いてるような痛み。


とほほ。


 



 


28日になってもシュトーレンが20%引きにしかなってないよ…


半額になったら買おうって思ったのに…


あてが外れてしょんぼり。


 



 


竹内郁雄氏が持論として「プログラミングは所詮言語を使う作業なので、数理的能力も重要だが、それに劣らず言語能力が重要だ」と書いていた。


(http://cybozushiki.cybozu.co.jp/?p=13960 『ハッカーの遺言状──竹内郁雄の徒然苔』)


なるほど。しかし近頃我思う、言語には数理的能力が必要ではないかしら。


「論理的推論」と「論理の飛躍」との違いがわからない人と論争する虚しさ、あれに相応しいのは「日本語の勉強しなおしてこい!」よりむしろ「数学の勉強しなおしてこい!」ではないかしら。


思考とは計算ではないかしら、哲学とは数学ではないかしら。幾何学者が「思う我」を発見したり、0を発見したインドで哲学が発展したのは、思想と数学の相関関係を端的に表しているといえないかしら。


高等数学なんか社会に出たら何の役にも立たないよねーとか言ってごめんなさい、と学生時代の過ちを悔い、


文章やプログラムを書き詰まりながら、「ああもっと本腰入れて幾何や代数をやっておくべきだった!」と思う今日このごろ。後悔四半世紀先に立たず。


 


というか証明問題なんかあんな得意だったのにもうなんにも覚えてないもんな、あんだけ手間ひまかけて結果身につかない素養って虚しいな。


 



 


近頃おこ成分20%増しのねこが腕から降りなくなったので今日はここまで。



2013年12月28日土曜日

北風ぴーぷー

ぴーぷーかむとぅげーざー、あいのーうたー。


 


ぴーぷーですよぴーぷー。


ぴぷかむですよ。


自由を歌っちゃいますよもう、あまりの寒さに。


元ネタ知ってる人が限られてたっていいんです、もう、やけくそになるくらい寒いんです。


 


雪がちらつくのを喫茶店の窓から眺めながら「雪ですねー」とか言いながら、「外出たくねえ…」と思ったのです、ウィンター・バス・ストップにはちと遠い。


 



 


推しメンではなかったにせよのぶなりの引退がちょっとさびしい男子フィギュア界。


コミカルで軽快な演技が持ち味でキャラかぶる人がいなかったからね。


そして本番運になんか恵まれない人だったね、ネット上では「一向宗徒の呪いだ」と茶化されるほどに。


 


そしてやっぱり推しメンではないんだけど高橋大輔のソチ出場発表の瞬間のおばさまたちの悲鳴(歓声)、すごかったね。


あ、やっぱり、そういう層に人気なの?ってちょっと思った。ワイルドでセクシー、みたいなのが、似合うよね。


カルメンのハバネラとかキャラクターに合いそうよね、あとフラメンコのシギリージャの曲調とかね。変拍子の似合うスケーター。


 


それからやっぱり羽生君のソチ行きが嬉しい、あの演技を見る機会がもう1回増えたことが嬉しい。ふへへへへ。


 


2014年かー。


サラエボオリンピックのトービル・ディーン組の伝説から30年かー。


おばちゃん年取るはずやわー。


羽生結弦も高橋大輔も生まれる前のオリンピックだぜー。


アイスダンスのスケーティングに「物語性」を持ち込んだ衝撃の演技だったんだぜ、当時。


 



 


中高の教科書に必ず載ってた中国人作家、というくらいの印象しかないんですけど、魯迅読み始めました。


読んでると頭の中をちらちら芥川がよぎるんだよ、「南京の基督」とごっちゃになる。


文学的影響とかじゃなくて単純に時代の風俗とかそんなこと。だと思う。


 



 


手の届いたもんは全部手に入ったもんみたいな顔して、安定して、のんのんと、維持継続していくような顔で、


 


そんなわけないじゃん、いつだって全部ネリカエシたっていいのよ、の、2013暮。



2013年12月27日金曜日

激ねこぷんぷん丸

なんとあわただしい。


世間様の連休辺りからこちらもドタバタと。


シーズンのイベントに仕事の追い込みに、愚痴聞き役にと、せわしなくしているうちに可燃ごみ年内最終日を迎えました。


押し寄せる年の瀬感。


ドタバタしながら今季初水炊き食べに行ったり、クリスマスケーキ代わりのいちごショートケーキ食べたり、会社でもケーキ頂いたり、一人でもシュトーレンちびちび食いしたり、冬とかクリスマスとかの気分をそれなりに堪能し。


例年比で3割増しくらい賑やか、5割増しくらい楽しい、1割増しくらいおこ。


今年のシュトーレンはグルマンヴィタルのを買いました。パンが美味しいパン屋のシュトーレンはハズレなし。


女子に大人気の三茶のパン屋さん、シニフィアン・シニフィエ(嫌な店名だ)のシュトーレンも見かけましたが、おねだん4000円超にためらって買わない。


あと、会社の人からヒルトン・ホテルのシュトーレンが美味しいとの情報を頂きましたので、来年はヒルトンかなと。


 



 


新ユニット、携帯電話なくし隊。


なくさないでください。


 



 


母と姉は年末年始海外クルーズへご出発されました。


船旅は寝てるだけでいいのでお年寄り向きです。


アメリカ船籍のクルーズ船で、船内公用語は英語だそうです。


 



 


デイリーヤマザキのかりんとう饅頭が残業後の低血糖時にちょっといい。


 



 


静かな年の瀬も良いものです。



2013年12月18日水曜日

冬の収束係数

秋の終わり頃、近所に3Dプリント写真館ができて「わー、未来がやってきたー」と思っていましたら。


速攻閉店なさっていました。


未来、短かっ。


 



 


かっちゃん復活、めでたい。


 



 


冬ですな。


もう来週はクリスマスだっけ。


サンタさんの後には歳神さんもいらはりますわな。


ああせわしない。


 


冷え症ですので夜は電子レンジでチンしたグリューワイン頂きます。


シナモン、ナツメグ、クローブ。スパイスは常備しています。


チャイもいいですね。


 


寒さのせいか肩こりもきつくなってきました。


去年の冬だったかなー、肩こりひどすぎて寝返りうつと背中から胸まで痛みが走ってさー。


マッサージ屋さんで重点的に揉んでもらったけど改善しなくて、周囲の人たちからはどっか内臓からきてるんじゃないの?とか言われてたけど、季節が移ったらしらんどる間に落ち着いた。


今回も暖かくなるまで治らないとしたらキツイなあ。


夜、寒いんで、フリースの肩掛けとかネックウォーマーとかしたまま寝るのね、あったかくていいんだけどそれで首の動きが固定されるとそれはそれで肩こりの原因になってるような。


猫が腕枕をせがむのも、あったかくていいんだけど肩こり的にはツライような。


なんかいい対策はないかしら。


 



 


脳生理学的に、電子ペーパーは分析・批評・校正に向いていて液晶ディスプレイはその反対である、という話が興味深い。


 参照・http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/3562467.html A Successful Failure「プリントアウトした方が間違いに気づきやすいワケ」


実際経験上、プリントアウトするとなぜか校正が早いんだよ。文章の推敲も捗るの。


 


ネットニュースの誤字や変な文章が目につく今日このごろ、「Web業界には校正・校閲がいないからだ」と言われますが、もしかすると作業デバイスの特性のせいかもしれませんなあ。


Webライターは電子ペーパーを使うと良いのだ、かもしれないのだ。


 


そしてスクリーンで映画を観る人のほうがDVDで観る人より映画評論的な言動になりやすいのは、表示デバイスの特性のせいかもしれないのだ。


 



 


権限のある上長と自分との中間に、話を歪ませるタイプの上司が挟まりますと、もんのすごいめんどくっせえことになるんだな、と、しみじみ思いました。


めんどくせえ仕事を捌きながらめんどくせえ人間関係やめんどくせえ人間性について慮るとか超無理ゲーです。(もちろん世にはそういうのが得意な人もいるでしょうが)


社会化してないのはわたしか上司がどっちもか。


 


それでもまあ、いっこずつ、自分の望んだ環境が与えられていますよ、すげーなどんだけ権力あんだ自分、と錯覚するほどに。



2013年12月15日日曜日

月にビードロ

昔のギャグ漫画みたいな展開の話で笑ってしまう、マンデラ氏追悼の偽物手話通訳。


…いやあんまりな話なんで、聞いた最初は「日本語対応手話(シスコム)」と「日本手話」みたいに聴者言語に対応させた手話と聾者のネイティブ手話の2系統が南アにもあるんじゃないかと思ったんすけど、なんかほんとに漫画みたいな話だったのね。


「さあ、パーティーを始めようぜ。大きな魚、小さな魚、段ボール箱!」


猫か?猫のパーティーなのか?段ボール箱ってとこが気が利いてるじゃないか、猫的に。


  


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箱ですって?


 



 


週末のデパートは混み混み、12月ね。


クリスマス商戦かー。


 


わしわしのプレゼント選びの基準といえば、


1.本人はたぶん買わないもの


2.でももらったら嬉しいであろうもの


3.もしなくしたり使わなくなったりしても後腐れのないもの


この3つを満たしてるといいかなーと思いながら探してる。


必需品じゃなくて無用で贅沢なものがいいんだよね。タブレット端末よりポケコン、みたいな。


 



 


転がるビー玉のような日々。


どこへ着くのかわからない。


それでもどこかへ向かっているには違いない。


複雑怪奇なところへ演繹してゆく、伏線なんかもありゃしない。



2013年12月13日金曜日

「但し私を除く」

おそらく一般的に、他人には望むけど自分には望まれたくないことごとのいくつか。


たとえば。


サービス業にはなるべく年中無休・24時間営業でいてほしい。


でも自分は週休2日の9時5時勤務がいい。


または。


ちょっとでも安いもの買いたい。


でも自分のことは高く買って欲しい(給与)。


それから。


周囲の人には空気読んで欲しい。


でも自分は空気読めとか強要されたくない。


 


切実なとこだと。


自分のいる会社は、部署や地域によって勤務時間が違うのだけど。


自分が受けた緊急案件の後工程の部署が帰宅してると「センターの営業時間に勤務帯合わせろよ!」とかって思う。


でも自分の勤務時間外(残業中)に別部署の人が緊急オーダー持って駆けつけてくると「終了!うちの部署本日終了してます!」…と思う。まあ、受けとるけどね。


 


自分本位なのよね。ごめんなさいね。


とりあえず、


「他人には望むけど自分には望まれたくない」というエゴの自覚は、各自、持っておくとよいような気がする。


 



 


漫画しか読んでないなあ。


 


久住さんの、というか泉さんの『食の軍師』2巻買うた。


大丸ラーメンの回収録。


これ大丸知らん人が読んだら「話、盛ってるでしょ?」と思うだろうな。


でも知ってる人が読むと「そんなもんじゃないんだ」って大丸伝説がまだまだ出てくるだろうな。


店外で並んで待ってる人のためにお菓子やカップラーメンが配られてた、とか。


持ち帰り用に鍋もってくとどんなでかい鍋持参しても溢れかえるくらい盛りつけてくれた、とか。


坪庭サイズの魔境だったなあ。



2013年12月9日月曜日

しわすれしわす

クリスマスにはアントワープに一番乗りですよ。


それはさておき、師走ってのはなんか気ぜわしくていやです。仕事も無駄に忙しい。


 



 


機種を決めてお金をおろして現金を財布に店頭行って、さあ買うぞというときに限って店員がいない、家電店の法則。


展示品は固定してあって販売用在庫は目につくとこには置いてなくて、てことは勝手にレジに持ってけ方式でもないのか、うー。


そんなわけで掃除機が買えない。


 



 


お休みの日、こないだ買った『テクネ 映像の教科書』通しで見た。


期待した人や手法がそれほど面白くはなかったり、逆に特になにも期待してなかったのが面白かったり、まあ、そういうものですね。


あと思ったこと、「浮遊系」はちょっと食傷気味です。面白いんだけどここんとこ見過ぎたかも、林ナツミのとかマカンコウサッポウ写真とか、大量に浮遊系映像が出回ったからねえ。


 


メイキング。複数台のiPhone使ったマルチスクリーン映像を製作中のクワクボリョウタ氏が通りすがりの小学生に「何してるの?」と訊かれて、「えっとね…この電話で小さい映画を撮ってるんだよ」と答えていたのが、なにかツボにハマりました。電話で小さい映画を撮っている。いいなあ。こうゆうちょっとした受け応えでなんか好きになっちゃう。


そのクワクボ氏の代表作、『10番目の感傷(点・線・面)』が面白いなと思いました。配置されたミニチュアや静物の中を小さいヘッドライトが通ってゆく、その照らす影の映像。


自分は影でもなければミニチュアでも静物でもあったことはないのに、その影にさまざまのこと思い出しかける、のです。


http://youtu.be/8EBF0qOKpns


映像の行き着くところ、やっぱり光と影が面白いってことかしら、絵も白と黒のが一番面白かったりするしなあ。


 


 


そしてとりあえず、次の期からの「テクネ」シリーズの録画予約をしておいた。


 



 


やさしくしてもらっているのにやさしくなれない。


なんか、だめだな。人として。なんだか。



2013年12月7日土曜日

ごっちゃにしてしまう

チルチルミチルは青い鳥。


ヘンゼルとグレーテルはお菓子の家。


どうしてもごっちゃになってしまう。


 



 


その場ではフツーに会話して終わったけど、頭の片隅に「なんか違うような気がする…」とひっかかってた件。


田島征三と黒田征太郎をごっちゃにしてたぜ。


「征」しか合っとらん。


いやでも画風も似てるよね?どっちも絵本の挿絵描くし、年頃も近いし、反戦関係の作品あるし…


 


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参考


左・田島征三 右・黒田征太郎 


 


しかし先週お寿司屋さんで話題にしたのは田島征三のほう。そして私が念頭においていたのは黒田征太郎のほう。


いっとき野坂と組んでたのは、黒田征太郎のほう。


わたしがシゲちゃんの絵を見て思い出すのは、黒田征太郎のほう。


 



 


新聞のエッセイ欄で。


洋画家の島田章三氏が、初めて「歌人・島田修三」の名を新聞で見た時に、実兄の歌人・島田修二氏の誤植に違いないと思い込んで掲載紙の編集にクレームの電話を入れてしまった…というエピソードに笑う。


あるあるあるある。


国文の学生泣かせでしたよ。


歌風もどことなく似ててね。


われ思うに、よく読むと修二氏のほうが硬質な感じで修三氏のほうがべらんめえな感じ…なんだけど、えらい主観的な分け方なんでブラインドテストしたらやっぱりごっちゃになるであろう。


 



 


羽生結弦君グランプリファイナルで一等賞。


とてもおめでとう。


ついこないだシニアに上がってきたばかりな気がしていたのに、もう大学生なのね。


おばちゃん年取るはずやわ。


もうすごい華があるし優雅なのにスピードあるしキレはいいし、これでもうちょっとスタミナがついたらこわいもんなしだろうなーと思いながら見守っておりましたので一等賞がとてもとても嬉しい。


 


別に批評家じゃないしどの技が難しいとかどのステップが高等テクニックだとかそんなことよく知らない。


ただもうとにかく綺麗でため息でちゃう。


高さがあっていっぱい回転するジャンプの難易度が高いのはわかるけど、美しい人ってスピンとかふつーのスケーティング部分とかもものすごく綺麗なんだよね。


 


ところで、フィギュアスケートのテレビ中継、ジャンプするたびに大声で「出ましたトリプルアクセルー!」とか「ダブルトゥループからのトリプルサルコウー!これは決まりましたー!」とかって必殺技名みたいにアナウンサーが叫ぶのが大っ嫌いで、できることなら音声を消して鑑賞したいけどそうすると音楽も聞こえなくなってしまうというジレンマに毎度むにゃむにゃする。


YouTubeでドイツ語圏の放送のキャプチャを視たら演技の最初と最後に競技者の紹介が入るくらいで演技中はとても静かであった、これですよこれ。


 



 


京都西川のマイクロファイバーと千趣会のマイクロフリースに挟まれて、ぬくぬく極楽の就寝タイムです。


猫も大満足です。


 


…西川寝具って、「京都西川」「東京西川」「昭和西川」「西川リビング」なんでこんないっぱいに分かれてるんだろ?


のれん分けなのか、大企業すぎて国から分割命令でも出たのか、それとも「自由軒」と「せんば自由軒」みたいな冷たい関係なのか?


ごっちゃにしては、まずいのかしら。



2013年12月5日木曜日

しはおはす

12月に入ると急に街の中が「12月の匂い」する気がします。


 



 


猫に腕枕して眠る。


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こんなカンジ。


 


夜明け前、手のひら思っきり噛まれて目覚めた。


なんじゃと思って猫を見ると、口をちゃぷちゃぷ言わせて熟睡してた。


人間で言えば「むにゃむにゃ、う~んもう食べられないよ~」的な感じでしょうか。


寝ぼけて噛みやがったらしい。


まあそれもまたよし。


 



 


はすっぱなアバズレちゃん的な言い方をすると、


「1回やったくらいで付きまとわないでよ」と言いたくなる時。


それはWEB通販でお買い物した後その通販会社のカタログが毎シーズン毎シーズン送りつけられてきた時。


カタログ重いしかさばるし個人情報添付してあるし、もし欲しいもんあったらサイト見たほうが検索とか絞りこみとかできて便利だし、こんなもん勝手に送ってくんなよ!


と思う。


楽天とかに出店してるようなネットショップに特化した個人店なら「セール情報のメール配信を希望しますか?」「ショップのメールマガジン配信を希望しますか?」みたいなのに不要のチェック入れれば一切何も送ってこないのに、老舗の通販会社の注文フォームには「物理カタログ送付希望/非希望」のチェックボックスはないんだな。


そんなわけでニッセンで欲しいもの見つけても注文するのに躊躇するこの頃。


 



 


冬の寝具、毛足長めの敷パッド。


ホムセンとかダイエーPBだと1000円くらいで売ってる。


布団屋だと倍以上の値段する。


あったかさはたいして変わんないし、と思って長らく安い方愛用してたけど、いつだったかのドラゴンズ優勝セールのとき(っていつだっけ?)に特価で買った京都西川のあったかパッドが何回洗濯重ねてもヘタらない。同じ頃買った安い敷パッドはとっくに毛足が寝ちゃったり中綿がダマになったりしてる。


お高いだけのことはあるのね。


いつか西川寝具で一式揃えるのが、目下の夢です。うそだけど。



2013年12月2日月曜日

反重力とトーチカ

豊田市美術館で『反重力展』開催中。


タイトルに惹かれてミュージアムツアー一行で豊田行き。


三河方面へお出かけついでにまゆみちゃんとおさむくんのお店、珈琲gouに立ち寄るという行程。


今回は団子先生も一緒に行きたがっていらしたそうですが、げすなーの台本締め切りが大変でゲスなーというわけで置いてったった。


 


反重力展は誰も内容や出展者のことを調べずに行ってみたけど、ちょっとその、現代美術がへんてこりん♪というか、タイトルから期待を膨らませすぎたかしら、という、肩すかしな感じで。


受付のお姉さんの「今回の展示は体験型の作品が多いので、お手荷物はロッカーにおあずけください」という案内も、無駄に期待を膨らませる原因でした。


うーん。


 


珍しいところでは出展作家の中にやくしまるえつこがいたことかしら、作品は、音響&映像のインタラクティブインスタレーションの類なんだけど効果がよくわからない、というかこれはもしかして鑑賞者は「一人ずつ」鑑賞する前提の構造だったのかしら、いやでもそれなら誘導してくれた案内係の人がそう言うはずか。もやもや。東京都心はパラレルワールドっすか。


 



 


もやもやしながら一行は248南下、額田郡幸田町へ。


豊田とはぜんぜん近くないんですけどね、車でみんなで出かける機会でもないととても行けないんで、「西三河」という大雑把なくくりで強引に巡る。


七州城(隅櫓)とか岡崎城とかかに本家豊田店とかお城がよく建っている道行きだなあ。


 


国道沿いに定食屋やら車屋やらが並んでて、そのすぐ裏には畑がひろがってて遠くにこんもりお山も見えてて、そんな景色がいつまでも続くドライブ、と、ポッと毛色の違うたたずまいの看板、続いて建物が現れます。


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短い冬の日が暮れる直前に、到着。


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赤い扉。  


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外装も内装もまゆみちゃんの手によるらしい、さすが元タオカ・インターナショナル・アート。


お店は中国色強いです。店名の「gou」も中国語の「狗(gou)」であることに来てみて気づいた。


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看板犬、お店とおなじお名前のゴウちゃん。 


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看板犬、超なつっこいチャイロちゃん。


シベリアンハスキーは人見知りしない犬種と聞いてはいたけど、ここまでとは。


大歓迎の熱烈ちゅーを頂く。


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歓迎される田岡さん。


チャ「わーいお客さんだお客さんだお客さんだ、ちゅー」


ゴ「あ…お客さん…ですね」


(ゴウちゃんはちょっと奥ゆかしい) 


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チャ「お客さんだお客さんだ登っちゃーう」


ゴ「あの…匂いかいでもいいですか?」


(ゴウちゃんはあくまで奥ゆかしい)


 


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店内。


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店内(厨房側)。


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外観。 全景。


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外観。


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窓より内望む。


 


 


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「ご接待しますよ?」


 


食事のメニューはカジタのコーヒーやすうどんのパンで作ったサンドイッチ、ケーキ、あとナポリタンとかお腹にたまるものもあるのでこんどは空きっ腹で行ってみたいです。


(美術館後の半端な時間に満腹食べてしまっていたので今回はコーヒーだけ頂きました)


 


 …カジヤンがコーヒー屋さんでうどんがパン屋さんでおさむくんがカフェ…元遊星ミンツメンバーの飲食店主率、高っ。


 


1時間ほど滞在して早々においとましました。


とっぷり日は暮れて、国道沿いの暗い中にぽっかり浮かび上がった姿は砂漠のトーチカのようでありました。 


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マタネ。