元野球選手ではなくて江夏美好である。
江夏美好は名古屋に住んでた女性作家で、中部圏の一定以上の年齢の人には小説より「中日新聞でがん闘病記連載してた人」として有名なんではないかと思う。
私が小学校の高学年くらいの頃に夕刊に連載されていた。口腔がんの手術で舌と口の中をえぐり取ったり放射線治療の副作用で歯が壊死したり、かなり壮絶な闘病記録で子供心に恐怖を感じた。新聞読者にも大反響だったらしい。
その上闘病記の連載が終了したすぐあとに病苦で自殺してしまったのでますます衝撃的だった。
その江夏美好が最初にがんを発見するきっかけになったのが「治らない口内炎」で、ええもう当時うちじゃ影響されやすい母が、口内炎が長引くたんびに「がんじゃないの?あんたがんじゃないの?」ってうるさかったもんです。たぶん、当時中日新聞とってたご家庭の半数以上でおんなじ会話が交わされたと思うね。
で、こないだから久しぶりに治りの遅い口内炎ができててつい舌先でレロレロして「まーだ治らないなあ」と思いながら、そんな子供の頃のことを思い出したってわけです。
調べたらちょうど7月17日がその作家の祥月命日だった。今ならもっといい治療法があるんだろうけどなあ。
◇
炎天下歩いて、同僚に教えてもらったコーヒー屋さんのランチに行く、旨い安い適量、で満足。
しかしモーニングメニューを見てそのてんこもり加減に驚く。おにぎり2つにお味噌汁にサラダに卵焼きにコーヒーに…みたいなやつ。
ちょっと早く家を出て出勤前に寄ってみたいなあ。
◇
しばらく落ち着いていたこむら返りが復活。
しょっちゅう足つってます。
口内炎といい、ミネラル分かなんかが不足してるんだなたぶん。
と、朝の起きぬけの激痛の中思う。