2011年1月19日水曜日

進まぬ駒

芥川賞・直木賞受賞者決定と会見の様子をテレビでやってた。


両賞2人受賞のため総勢4人の受賞者が揃ったわけであるが、ちらりと映った挙動不審男に視線は釘付け。風貌と行動が絵になりすぎる。ある意味、ずっきゅん。


しかし、お文学一族出身でお若くて美人インテリゲンチャの朝吹真理子に報道は集中していて他の受賞者はどれが誰だか名前もわからないままニュース終わる。


あのきょどきょどしてた小太りのおっちゃんはいったい誰よ。


翌日の新聞で芥川賞同時受賞のかたわれ、西村賢太と知る。


かたや、慶応の現役大学院生で詩人を父に仏文学者を祖父に、翻訳家を大叔母にもつ文学的血統の20代女性作家、


かたや中卒で日雇い職を転々としてきた中年男、


絵に描いたように対照的で新聞でもその対比をしきりとネタにしていた。


お高尚から露悪的私小説まで、純・文学は振り幅がでかい。


その西村賢太の受賞コメント。


「そろそろフーゾクに行こうとしてたら知らせがきました。友達はひとりもいないので誰にも報告してません」


ちとあざといな。あの挙動不審っぷりもある程度意識した演技だったのかもしれない。「場違いな俺」的演出というか。


 



 


忙しなさと続く残業と進展の無さと、つかれはてたるていにてふわふわ駅構内を歩いていたら圭一さんに声かけられる。


おやキグー。


wasさんに通ってるのは聞いてたのでそんな驚くことでもないけど、虚を突かれてなんかなんも話すことが出てこなかった。ただ近況を聞く。今Dreamweaverやってるって。羨ましい。


顔の変化が激しい人っているね、たぶんむこうから声かけてこなかったら素通りしてたと思う。顔立ちの雰囲気がぜんぜん違ってた。


 



 


昼、久しぶりにスガキヤでラーメン食べた。


特製ストラップ欲しい。