格式と伝統を重んじる百貨店の研修がとても新鮮。知らない世界だわー。
んでまたさらにその中でも金融関係なので身だしなみには「堅実さ」が求められ。
髪は黒、肩にかかる髪は黒のゴムでしばる、メイクは地味め推奨、マスカラ・つけまつ毛禁止、ネイルアート厳禁、アクセサリー禁止、等々。お堅い私立校の学則並だわ。
ま、「やれ」って言われるよりかずっといいです、毎朝フルメイクで出勤とかとても向いてないんで。
ぜんぜん未経験の職種なのに今回なんで派遣会社の方から紹介来たんだろーって思ってたけど、もしかして登録時の髪の色で決めたのかしら?
客で来ててもフロアでしょっちゅう迷子になる広くて複雑な店内で、従業員通路がまたなんか厄介。デパートって魔物。きっとどっかで四次元に繋がってる。
研修仲間と
「さっきのとこってこっちでしたっけ?」
「それは上の階じゃなかったですか?」
「勤務初日にアタシが遅刻したら店内で迷子になってると思ってください~」
と不安な声あげながらバックヤードうろうろ。
今回の派遣会社が月2回給料制だった。それは今は有り難い。
末締めの翌25日払いとかだったらあと二ヶ月無収入が続くことになるからね。その覚悟でいたわけだけど。
朝早かったのとか一日中緊張してたのとでおくたびれ帰宅、今日はもうご飯いいからお風呂入ってとりあえず寝よう、てな湯上りに「近くで軽く一杯やるので飲みに来ませんか」のお誘い、そりゃもうこんな日ですもん初日乾杯でぷはーってしとうございますわ。てことでぱうぜへ。
「彼女風呂上りでしょ?ほらー(そりゃあ)ビールでしょ、いいね風呂上りのビール」と店主になんでか風呂上りを看破されつつ、はぁ極楽極楽。
寝不足と空腹と緊張のあとの緩和とええ選曲であっという間に酔い。
また今夜はなんでか加藤さんが次から次へと名盤を引っ張り出してかけてくれて。
いつもは熱烈にリクエストしても「探すのめんどくさいでやだ」「レコード裏返すの面倒だで今日はいかん」とかいろっんな理由つけて拒否するのに、今日はどうしたことやろ。
原マスミの『イマジネイション通信』とかあがたさんの『日本少年』とか鈴木慶一『火の玉ボーイ』とか、あのあたりの幻の名盤を立て続けに。
これはびいっくり~山田長政~♪
※本日の聞き違い
「泰安洋行」を「台湾ヨーコ」と聞き間違えました。「上海リル」のジャンルかなと。
20年前ほんとに幻で消えた遊星ミンツの二枚目のアルバムがやっと世に出るらしいこと聞く、田岡さん情報、へえええっ今になって?!
ヒカシューの坂出雅海さんのプロデュースですんごい丁寧に作って名盤だ名盤だの噂はやたらに漏れ伝わってきたけど結局リリースされないまま終わってしまった、という。
なっつかしいなー。噂ではまたこれがいい曲揃いだったんだよなー。
一枚目がなんかあんまり良くなかったこともあって(確かピンとこないアレンジが多かったと思う)すごく期待してたんだよなー。
今回の噂ではWeb配信になるような話であった、ああそうか今はその手があるのか、そっから巷で話題になってCDなりレコードなりの形でリリースってとこまで行くといいですね。田岡画伯のジャケット画でね。
そういや坂出さんのソロファーストアルバム持ってます、あれがまたカッコイイんだ。
「子猫、もんのすごい可愛くなってたな!あれは美人になると思ってた!もうねねむさんなんか目じゃないね!」
所詮猫好きはロリ属性。幼女にコロリと惑わされて。