2017年3月30日木曜日

フランシーヌの場合は〜

あまりにも3月30日。
「フランス犬の場合」は佐々木マキのネタだったかな。



きゃりーぱみゅぱみゅ「原宿いやほい」のPVが好きで繰り返し見る、おしゃれウデゲルゲ、は、上下の向きが逆か、おっきい掌の子のいきったウォーキングかわいい。perfumeといいぱみゅぱみゅといい、要は基本中田ヤスタカが好きなんだけど特にこの曲とビデオ好き。



仕事の忙しさと気苦労と強めのアレルギー薬で体調崩し気味、朝のホームで線路に落ちそうなった、息切れと目眩と夕方の頭痛が酷いのは貧血の上に花粉症マスクで酸欠になっているからです、なんの修行だこれ。高山キャンプか。



JRの歩きスマホ注意のポスター。
この女の子、後輩からバレンタインにチョコもらったことある系ね。たぶん女子校だよね。成宮寛貴似のハンサムJK危機一髪だね。

2017年3月28日火曜日

鉄路と水都

大垣の新進美術家を紹介するという大垣市文化事業の企画展「ミズマクおおがき2017」にしげちゃんことヨコヤマ茂未がピックアップされてるというので、恒例ミュージアムツアー開催。の、つもりが、もちくんと天野さんは既に行ってて、ハイジさんは演劇教室の本番付きで…というわけで、ありちゃんと田岡さんとわしわしでツアーGO。
桑名から養老鉄道に乗って70分間の鉄道旅を楽しむ小旅行でもありました。
養老鉄道乗るの初めて。
桑名駅の乗換えで切符買ったりIC清算したりで目の前に目的の電車がいるのにわたわたしたけど無事予定通り乗車できまして、車窓から鈴鹿山脈だの山景色眺めながらプチ酒盛り。いやー養老鉄道って「薬膳列車」とかやってるしボックス席車両もあるもんだと思ってたら通常の運行車両はロングシートオンリーなのね。ロングシートで3人並びで車内飲酒。だって旅だもの、だって春だもの。
(後でよく見たら薬膳列車もロングシートで横並びでお食事会してたわ)
さすが路線に名を冠すだけあって養老駅はなんかそそられる佇まい。
大垣駅前の魚民。銀行建築風。
大垣といえば水まんじゅう、水まんじゅうといえば金蝶園。
さっそく金蝶園で各種和菓子を購入して、店内で水まんじゅう頂く。
水まんじゅうの開始時期は5月頃と聞いていたような気がしますが、ラッキーなことに今年はちょうど本日(3/25)解禁だったそうで。商店街の各和菓子屋さんの店頭で涼しげな仕掛けが見られました。
じょぼじょぼじょぼ。

舟下り乗船場のテント。ペイント瓦。
龍の橋だ。
会場のスイトピアセンターは徒歩15分くらい、目印らしい目印がないのでちょっと一瞬不安になる頃に到着する感じ。

今回の大垣市推しの新進美術家は3人、空間インスタレーションの人と洋画家の人、それからしげちゃん。
いやーしげちゃんが圧倒的だったよ。
しげちゃんの作品は平面と立体と両方。
色づかい、線づかい、面づかい、大胆で、繊細で、鮮烈で、怒涛あふれるようで、でもささやくようで、その組み合わせ方に重ね方、まあなんと、総じて「圧倒的」と。
すげえな、と。
立体、天井が高いから映えるな、面白いな、と思う。もしこれをハポンみたいな背景のとこで展示したらもっとフォークロア的な何か(モンゴルのゲルとかジプシーのテントとかネイティヴアメリカンの儀式小屋とか?)に見えるんだろうなあ、とか、市美の吹抜けみたいな天井の超高いとこで展示したらまた違う「天から垂れてくる感」が出てくるんだろうな、とか想像する。
で、この吊りものたちは中に入ったり頭に被ったりする体験型展示、入るとまた内側の景色と内側の音世界が広がってとても素敵、シーツで作った秘密基地感、カーテンに隠れて絵本を読む幼児のしあわせ的な。
人が入ってる姿がまた面白い、やなぎみわの「砂女」やオバQを連想。


これね現場で見るととても動物的な印象だったけど写真にすると植物的になっちゃうんだな、光の加減かな。月下美人の花みたくなるね。


ぜひ現地に行って現物を見て被って体験して頂きたいと強く思う展覧会であった。
パンフに一部図録あり。
機関紙の記事ははせさんの市民演劇インタビューと向かい合わせ。
しげちゃん界を堪能したあとはお近くの八幡様へ。
水都源泉。
そしてお詣りしておみくじひいて御朱印をゲットしたところでありちゃんは桑名へ舞い戻り。
せっかく大垣に来たので田岡さんと駅前商店街をぶらぶら散策。
ナンデモヤ。
同じ屋号で同じロゴで同じ業種で3軒並んでいるけど、経営者別だそうですよ。えっ。
大垣市民の心のホームセンターであろうか、ナンデモヤ。
アルミのお弁当箱に竹魚籠、手洗器から骨壺まで、どこで売っているのかわからないようなものがすべてある名にし負わばのナンデモヤ。いつかここでお買いもんしまくりたい。
大垣城前、ビリヤードエグロ。
お城。
ス毛。
もとはなんという看板だったのだろう。

遅いお昼ごはんを食べてJR駅に出たとこでちょうどしげちゃんとばったり巡り合わせ、一緒に名古屋帰って桑名からありちゃんも駆けつけてgeccaで乾杯。
楽しい大垣の1日でした。

2017年3月23日木曜日

理不尽デシベル

ものすごく分かりづらい感覚の話をしますので概ね分からないことと思いますが、ひとつ話を。
ちょっと具合の悪いとき…疲れてるとか風邪ひきかけとか、あと精神的に参ってるときとか…に、前触れなく突然音の感覚が狂うときがある。だいたいは大きくなるか、音との距離が異様に近づく。例えば吊り下げ式照明のペンダントスイッチを引いたときの「カチッ」て音が、急に耳のすぐ隣で鳴ったように感じる。あるいは、ティッシュの箱から1枚引き抜いた音が TVの声ほど大きな音に感じる。衣摺れの音がガサガサと雑踏のざわめきくらいうるさい。
その現象はとにかく急に起こって、しばらく続く。「急に耳の聴こえがよくなった」というのではないと思う。どっちかというと音と自分との関係がわからなくなる感じ。もし自分が物理的にもっと小さな存在ならそりゃ衣摺れも地響きレベルかもしれんけれど、なぜ突如今そのような不適切な感覚に見舞われるのか。これが起きるとすごく心細いというか不安で怖くなる。子どもの頃はあまりの不条理にわけもわからず泣いたものである。今は大人だから泣かない。パニックにもならない。ただ、あの、足が攣ったり首の筋を違えたりしたときのように、あッ来た、うへえ、来ちゃったよ、と、幾分か慣れて辟易した気持ちでやり過ごすのだけど、本当はいまだに慣れようがなくてこの突然の不条理にうずくまって泣きたい。だって気持ちわるいしやっぱり不安になるもの。
平常心を保っていればまあものの1,2分で通常の聴こえに戻る。もしここでパニクると長引く。
ほっとけば元に戻るというかほっとくよりしようがないので、特に解明しようとか病院に相談しようとかは思ったことないんだけど、さっき夕飯の片付けしてるときに起こって「そういやこれとの付き合いも長いよなあ」と思い、ちょっと書きつけておくことにした。
誰もあえて言葉にして言わないだけでもしかしたら誰にでもある現象なのかしら…とも思う。こむら返りや寝違えとちがって不具合や支障はきたしませんもんね。
まあそんな分からない感覚のお話でした。

2017年3月20日月曜日

中村散策

迫る締日に春闘に研修に、詰め込み詰め込みでハードな週でした。疲れるより腹が立つこの頃。

母の付き添いで眼科医院で手術前説明会に参加、老人性白内障の手術は火曜日午後、20分×5人のルーティン手術。なので説明会も5人1組で聞くスタイル。だがそこは老人性白内障、患者はみな老人、時間通りに来ているのは母ともう1人のおばあさん、遅れてくる爺さん達は「用もないのになんで来ないかんのだ」「薬もらったでまあ帰ってええな」等、人の話なんか聞かないタイプばっかで看護婦さんが手こずってた。気の毒。
うちの母がデイケアで可愛がられている訳が分かった気がしたよ、半ボケとはいえ素直だもんな。先生とか介護士さんの言うことまじめに聞くし、なんかしてもらうとありがとうねありがとうねってちゃんとお礼言うし、うん、可愛いばあさんだ。外ヅラが良いだけとも言うが、いややっぱり外ヅラも良いに越したことはない。



疲れたり腹が立ったりの週だったので憂さ晴らしに甘いもん食べに行ったよ。
先月体調崩した時にプリン・ア・ラ・モード食べたくなって病床で画像ググってみつけた喫茶店へパフェ食べに。
この喫茶店のことはバカルトさんの本で知ってた、テーブルでコーヒーとホットミルクを注いで客の目の前でカフェオレ作ってくれるのが有名だそうで、そういえば子供の頃に町内に出来た洒落た喫茶店がカフェオレ目の前で注いでくれたっけなあ、昭和40年代の洒落た喫茶店。
ちょっとそういう懐かしい空気を吸いたくて喫茶ツヅキへ。

なんか
想像を超えていた
こっちも想像を超えていたプリンパフェ800円、でっかい!
大きいスイカとかドラゴンフルーツとかも入ってました。
カフェオレもパフェもコーヒーも軽食メニューも、総じてご店主のサービス精神が徹底している喫茶店でした。

このカフェオレで世界中に有名という喫茶ツヅキは中村区大門にありまして。

昔写真

腹ごなしにちょっと大門散歩。
6年前通りかかった時廃墟だった中華料理屋は今も廃墟。
細かいところが凝った造りなのになー
こっちの中華料理屋は現役か?
かつての贅を極めた建築、元遊郭。
タイル綺麗。

昭和33年に売春防止法が施行されて、元赤線の元遊郭は生き残りをかけてそれぞれ「料理屋」「旅館」「トルコ風呂」等に転業したそうで。
今はそこから更に広い敷地を活かして「デイケアセンター」へ転業している建物がぼちぼち。遊郭時代からのお馴染みの爺さんとかいるんだろうなあ、と思いはせる。

で、今もソープランドとして大門の伝統を守る店もありますが、風営法の関係でソープの建物ってもう建て直しができないらしいんだな。新しい建物にするともう営業許可が下りないんだって。
そんなわけで、お店の表面は大理石調のゴージャス洋風建築なのに中は木造平屋という、お面被せたようなインチキくさい建築物がソープ街に建ち並んでいるのです。お金がないからじゃないのよ、法律の縛りよ。

大門の元遊郭に通ってた人のブログには、中庭のあるロの字型の建物が多かったって書いてあったな。
で、Google航空写真を見るとどの建物が元遊郭かよくわかる。
久住さんが「スーパーとソープが向かい合って営業している!?そんなバカな!」と驚愕した名古屋の混沌地区、航空写真。

風営法のお陰で古い建築物が残ってるとも言えるのか、面白いね。

2017年3月17日金曜日

はるとぴけ

19日、栗コーダー&ビューティフルハミングバードのライブが四日市のメリーゴーランドで。ほう。
メリーゴーランド、噂は聞くけど行ったことないの。先月ありちゃんと四日市祭りした時に電車の中からちらっと見た、いや見えなかったかも、その程度のご縁。オーナーは四日市港開港百周年記念祭?の時に上々颱風呼んだ仕掛人なんだっけ。

今週末と来週頭は、要介護3の母の目の手術の付き添いその他で実家帰ったりのなんのする予定。
要介護3、おくちは元気です。よう喋るしよう食べる。母の体重がわたしより5kg以上重いと知ったときマジで「そらあかん」と思いました。



『デビルマン』アニメーション新作…
原作漫画と同時スタートで永井豪の突然の設定変更によりまったく別物になってしまったという初代アニメ版はさておき、実写もアニメもなんかとても地雷臭のするデビルマンである、原作のハードル高すぎて製作者の気合いが横滑りしちゃうんだろうですかね。
今回の監督は湯浅政明だそうで、それはちょっと期待していいのかしら、あんまりアニメ見ないわしわしであるが『四畳半神話大系』も『ピンポン』もすごい好き。各方面で評判の高い『マインド・ゲーム』は未見。『夜は短し〜』公開されたら見にいく予定。
原作ものを面白く別のフォーマットに落とし込む才能ってあるんだろうなあ、さあ難関デビルマンはどうなる。

お話の最後でどんでん返し…といえばデビルマンであるが、そういや、天野さんは初めてのデビルマンを講談社コミックス版で読んで、最終巻のカバー折返し部分で思いっきりネタバレされてるの読んじゃって「すごい面白かったけど最初にネタバレ読んじゃった…」って肩を落としてたっけなあ。
本の折返しとか帯とかはネタバレしてほしくないよなあ。



春闘。
毎年のことではあるが。
今年は正社員定年後の再雇用賃金の条件アップの為に過酷な共闘を強要されてブチギレ労働の週(わしわしは契約社員で非組合員)。
全員正社員で終身雇用が当然だった昭和の時代じゃないと、共闘って成り立たないよなあ、と心にピケ張り中。マイスローガンは同一労働同一賃金。

今年は夏の公演にみっちり関わりたいことでもあるし、上長面談時に次の契約満了で辞めさせてくださいと申し出たが凄まじく引きとめられて辞められなかった。
でも契約更新時には「会社の業務量の変動や集約により契約を更新しない場合がありますが異議はありません」的な文言に署名させられる。
なんと一方的な。
こんな不平等な条件にサインできませんって突っぱねたらもう会社来なくていいかなあ。と思うこの頃。完全にスレてます。

2017年3月13日月曜日

はるとけ

こんなスレスレの近さで飛んでて旋回してよく接触しないよなーって思うとなんか凄いとかいうよりほとんど「不思議」。イリュージョンとかミラクルとかそーいうものを見た気分。
ふだん暗くて近くて小さくて動かないものをメインに撮っていますので航空機って対極なんだけど、これハマる人がいるのはわかるわあ。
基地祭はどこも三脚持込禁止なので撮りミリの人は大砲みたいな望遠レンズ付けて手持ちで撮影しています。レンズだけで2〜5kgくらいですかね。鍛えられますね。



アレルギーの薬が強いのに変わる。
眠い。
のうみそ溶けそうなほど眠いし、寝たらのうみそ溶けそうなくらいいつまでも眠れるし。
春来るごとにのうみそ5%くらいずつ溶けていってるんじゃないかなあ。
雪解けとともに溶ける脳。風物詩。季語のおもむきですね。

2017年3月8日水曜日

妖怪まんじゅうくばり

岐阜基地の航空祭の時は「自衛隊が嫌いっていう人もいるかもしれないしなあ」という配慮で職場へのおみやげは控えたのであるが、今回は美味格別の防衛省まんじゅうが買えたので「ブルーインパルス見てきました〜」とか言い添えて会社でまんじゅう配ってみた。あんまり職場で食いもん配る趣味ないんだけどしょっちゅうミヤゲモノ貰うから返さないとなんかバツ悪いだよ。
したらなんか「小牧行ったんですか?僕、富士の演習(総火演)と浜松のエアフェスタ行きましたよ」とか「何、戦闘機好きなの?俺ラプター好きなんだよ!あとさ、F-35の垂直発進が凄いから検索して見てみてよ!」とか「元カレが航空自衛隊で戦闘機の整備士してたのよ〜」とか「そういうの好きなら早く言ってよ、僕のF-15あげるよ!」とか「訓練飛行見たくてわざわざ各務原までマラソンの練習に行ってるんだ」とか、なんかほとんど全員お好きな人だった。
というわけで今わしわしのデスクにはF-15が飾ってある。こういうモライモノでオフィスデスクが勉強のできない子の机に近づいていきます。職場の人から貰った猫グッズとか食玩とか。困った捨てられない。
すごいと思ったのは総火演かなあ、昨年のチケット競争率28倍だそうだし。羨ましいわけじゃないけどレアだなあって。

「で、わしわしは何おたくなんですか」と田岡さんに言われたけどおたくじゃないもん。マニア様専用入口なんか畏れ多くて近寄らないもん。型式とか所属部隊とか性能とかを九九のように言える人でもないし電車だって一部貨物が好きなだけだしフィギュアスケートだってリンクで見たことないもん。広く浅く好きなだけのミーちゃんハーちゃんだもん(凄く昭和臭のする言葉だ)。



あまり見たことない箸立て。
朱塗り。
カッコイイな。

2017年3月6日月曜日

飛行機

小牧基地オープンベース(基地開放)。
人混みはイヤだとかなんとかゴネて結局行く。面倒くさいわしわし。
そして行けば行ったで萌える。

デルタ隊列とか
キュッて捻ってからの
散開とか
カシオペアとか
星とか
薄い雲が空を覆ってたので日暈(ハロ)が出てました。

各務原名物の異機種大編隊の場合は輸送機とかのスピードに合わせて(比較的)ゆっくり上空を通過して行くんだけど、やっぱブルーインパルスは速いねえ、ファインダー覗いてても一瞬で小さくなる。いやそれが通常なんだけど。むしろゆっくり飛ぶ方が難しいんだけど。

基地土産。
美味格別、防衛省饅頭。
ちょっと煽ってるっぽい「来るなら来い」(クッキー)。「専守防衛」の方が好きだな。「このライン越えちゃ駄目」くらいにならないかな。
基地祭名物出店、マニア様専用入口。

新田原バージョン
百里バージョン
301飛行隊ケロヨンは昨年10月に第5航空団から第7航空団へ所属が移動したのでスカーフの星の数も5から7へ変わったのです。今販売されてるグッズは過渡期でどっちもある。

帰り、千種から歩いて5分の児童書専門店メルヘンハウスで母にリクエストされた絵本買って、行き掛けの駄賃で飯田街道まで出て創業昭和12年の麺類食堂で鴨せいろ食べました。
すばらしく充実した一日だわ。