24日、名古屋ではトモヒロさん演出のお芝居とか坂本さん生演奏の人形劇とかあるゲイジュツの秋曜日だったのですが、田岡組一行は瀬戸の招き猫まつりへ。
お目当ては白崎映美さん率いる「東北6県ロールショー」ライブです。
猫といえばカリスマ猫漫画家・ますむらひろし、で、ますむら繋がりで白崎さんにお声がかかって今回の祭参加に相成ったそうな。
ていうか瀬戸物市は有名だから知ってるけど、瀬戸で招き猫まつりなんてやってるんだな。今年で21回目。
招き猫といえば常滑のイメージだけど瀬戸物もあるんやねえ。
ライブ会場は瀬戸電駅前のホールで、なんかお芝居にも使えそうな場所だなあ、小綺麗なところでした。
で、ライブ開始よりちょっと早めに着いたので招き猫まつりに沸く「銀座商店街」を散策、なんかすごい「鄙び」な商店街。
かっこいい写真館の建物。
それから商店街を抜けて工芸館で白崎さん作の招き猫を見に行ったり。駅周辺をぐるっと歩いたり。
朽ちかけ。
朽ちかけ2。
ペラペラのお城。
やったるどー!な狸。
東北6県ロールはすごいパワーでした。黄金の瀬戸っ子ダンサーズと巨大招き猫やますむらひろし氏もゲストで登壇。
ライブの後に猫グッズ買おうと思っていたら、もうどのお店も撤収していてガッカリ。6時終了って早くないか。そんなもんなのかい。
銀座商店街に戻ってニシキゴイのいる鮮魚居酒屋で1杯。カワハギ、新サンマ、旨うござんした。
その他でっかいだし巻きや、卓上こんろでキムチ豆腐など。んまーですよ。
「こういうこんろって何でこういう謎の筆文字が書いてあるんだろう?」
「…呪い?」
「えっ」
ハイジさんがなんかすごいこと言った。
まじめな話に戻しますと、この「飛騨こんろ」の和紙はたいていは謡曲『菊慈童』の詞章が書いてあるんですけどここのは菊慈童じゃなかったです、どうやら西郷隆盛作の七言絶句らしい。豪気将に呑まんとす五大州。ゴマ点は詩吟用かしら。
そのあとちょっと主催者側打上げにお邪魔しておまつり主催者にこのおまつりの経緯を聞いたり。わりと驚いたのはこの主催の方が瀬戸の人じゃないってところだな、21回ずっと関東から駆けつけておまつりを主催。
打上げは「あの人が猫界のカリスマで」という謎の肩書きの人がいっぱいいらっしゃいました。招き猫5000体コレクターとか薬師猫像が当たって猫御殿建てた造形作家とか。猫界のカリスマなんて岩合光昭くらいしか知らんかったが猫界内カテゴリが多彩だな。
造形作家さんはその昔じゃがたらのライブの美術をやっていたそうで、ほお、思わぬところで懐かしい名前を聞いたわ。
ところで打上げ会場のホテルが神社の境内にあってびっくりした。鳥居くぐって社殿の脇、普通なら社務所とかある位置にホテル。
神社で神前式挙げてそのままホテルで披露宴的な?
鳥居の脚がタイル貼りだったり狛犬が陶製だったり、瀬戸の氏神様じゃーって感じの神社です。
銀座商店街の鄙うどん屋さん。
駅前ホールでヤジキタ公演の際にはこのうどん屋さんで出前ですね!