獣医さん行って、一旦帰宅して猫置いてから芸文行ってレミング観て、その足で栄サービスセンターで戸籍謄本交付してもらって名古屋駅出て旅券センターんとこで写真撮影してそのまま申請書提出、そして今池で待ち合わせてミュージアム4(と今勝手に命名)でシゲちゃんの個展会場に向かい猿画鑑賞、からパプリカ行き、で最後はぱうぜでビール。
てんこ盛りでしたわ。
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松ちゃんと団子先生の共同演出レミング、初演は観てない。今回はキャスト入替えての再演、影子は元ジェンヌのトップスターだとかでケレン味たっぷりの大女優っぷり、さすがヅカ仕込み。
あと麿赤兒が結構ポップなのが意外だった。
スピーカーの位置が悪いのかマイクが拾いすぎなのか、全体的に声が反響しすぎて長ゼリフまくしたてるシーンは半分くらい聞き取れず、まあ長セリフのとこはだいたい天野パートなんで多分ケツ拭き濡れ饅頭のかっぽれ団十郎とか言ってるんだろうとテキトーに脳内補完しながら観賞。
地下鉄から会場までの道のりでアリちゃんそっくりの背格好とアリちゃんとしか思えないファッションの女性を見かけて後ろから声をかける、が、驚くことに別人、でも行き先もレミングだった。その頃もっちーは隣席にわしわしそっくりな人が座ってて気になってしかたなかったと言う。なんだなんだドッペル劇場かここは。
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旅券申請用の写真。
申請所隣の写真屋さんの話では今は審査が厳しくなってるそうで、まあこのご時世ですからね、「前髪1本でも目に掛かってると通りません」とのこと、これがまたちょうどビミョーに前髪伸びてたもんで何回か撮り直してもらう羽目に。切ってからこれば良かったよ。
何度も撮り直すうちに完全に顔がこわばりまして、緊張感ハンパない証明写真になりました。漲る犯人感。
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シゲちゃんの個展。
会場の喫茶店が全員初めて行く場所だったので車でちょっとウロウロ、車って便利だけどこんな時は一瞬で通り過ぎちゃうから不利よね、一方通行とかあるしね。
展覧会はサル年にちなんだ猿絵がサイズもタッチも豊富なバリエーションで、藍色が多いのはシゲちゃんの好きな色なのかな、水辺でちゃぷちゃぷしてるアクリル画が好き。
会場の喫茶コエタロはぱうぜの常連さんのお店だそうで、コーヒー何種類か取り揃え。「この品種の豆でこの味を出せるのが常識を超えている」と元コーヒー社社員が仰る、何か凄いらしい。
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個展のあと、近くのリユースショップをちょっとひやかして、それから今月末閉店のパプリカへ、これはもっちーの取材も兼ねて。
ここで皆してハイジさんのイタリア土産のリキュールを賞味、イタリア名産サンブーカとアマーロのミニボトル、サンブーカは砂糖が結晶するほど甘く、アマーロはアブサン系薬酒で苦辛くその上甘いという爆弾酒。
爆弾酒をなんとか飲みやすく、とトモヒロさんが即興カクテル創作。
検索して「現地ではエスプレッソに入れて飲む」という情報を得、カルーア割にしたのを味を試しながら更にオレンジジュースとサイダーで割ってやっと普通に飲めそうなカクテルになる。ただし色味は最悪。
途中から偶然こじ君来店、賑やからい。ピスコをポンタって覚えてましたよあのフリー編集者。
で最後はぱうぜで締め、ぱうぜ久しぶりだった、8月にハイジさんと行きかけて踵を返した、あれっきりだった。
ビール飲みながらコーヒー話。ブレンドの話とか。
そういえば普段気にしてなかったけどキリマンジャロって考えてみれば万年雪の高山だよな、なんでそんなとこでコーヒー栽培できるんだろう、コーヒー農業界の農林1号的な寒さに強い品種でもあるのかしら。
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勝手に人の膝の上に乗っかってきて恍惚の表情を浮かべるおっさん猫。
なんちゅう顔してますのん。