2015年8月8日土曜日

カメラと本

予定外の収入、共済の還付金が入ったのでカメラ買う。


臨時収入はなし崩しに消える前になんか買っとけ!の掟。


ミラーレスなのにペンタ部のあるデザインがぐっとくるOLYMPUS OM-D E-M5と最後まで迷って、最後の最後に「電源スイッチの位置」が決め手になってNikon D5300購入。


 


似合わないでしょう。


キヤノンとかニコンとかの王道大手ブランド、似合わないでしょう。知ってる。iPhoneの似合わない人物だもの。


あ、レンズは、さすがに純正は無理でシグマの17-50mm F2.8付けました、35mm換算で25.5-75。だいたい撮りたいものはカバーできるんじゃないかと。で装着すると1kg超です。


お値段は、合計でも今時の高級コンデジよりお安いです。


購入がちょうど名古屋のプレミアム商品券発売の日の昼前でしたので、「あ、今からプレミアム商品券買えるかな?」と思いたって検索、そんな甘いものじゃない灼熱の闘いが名古屋じゅうで繰り広げられていたことを知る。「お値打ち」に弱いお土地柄だぜ。


 


 


よく焦点距離50mmの画角が自然な視野とだいたい同じとかいわれますな。


常々、「いや、人間の視野ってもうちょっと広くね?」と思ってましたが、今回レンズ選びにあたって今まで一番よく使ってた画角ってどんなもんだろうと調べてみたら50〜55mm相当で撮った写真が大多数だった、うわー先達の叡智凄い。アホの考え休むに似たり。


 



 


千種正文館で平積みの『すとりっぷ小屋に愛をこめて』川上讓治著、購入。


これはたしか新宿モダンアートとかパラダイス・ダンサーズとかあの関係の人だよな…とパラパラ、見知った名前が出てくる出てくる、流山児祥、山崎哲、天野天街。


知った名前が云々というのを除いても、1980年代あたりのストリップ業界の激動の日々の記録としてとても面白いです。


パラダイス・ダンサーズ出演、天野天街作演出のレビュー「人工少年博覧会」(1985年)についても書かれてますね。


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これですね。


 


噂では色気が無くて打ち切りになったとか聞いていたけど、単純にそういうことでもなかったんだなと。興行主としてストリップからレビューショウに転身を図ったけど毎回客足が伸び悩んでたとか、新風営法施行とか、いろいろと。


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215頁より。撮影はすべて著者によるもの。


 


これはもともと1988年に刊行された本の文庫化だそうで、川上氏はその後2006年に『俺達のストリップ物語』という新作を上梓されてます(この本の宣伝チラシも以前どっかでもらってた)。平成以降の状況も気になりますので本屋で探してみようかと。