この中に一つ。
全角スペースがある。
…いやあああああああ。
それに近いことがときどき職場で起こる、ぬおおおおお。
◇
職場PCがXPから7になりましたよ。
なにそのサポート終了チキンレース。
わたしの週休日の間に社内SEさんがPC交換とIME辞書の移し替えをやってくれたのですが。
「こんなに単語登録してる子ははじめてだって驚いてたよー」と同僚からの報告。
しーやせん、1万語ほど登録してあります。
なぜそんなことになってるかといえば、郵便番号辞書を最新状態にしておきたいのにセキュリティ上の制約でEXEファイルのダウンロードが出来ない→しょうがないので日本郵政のHPから必要県域の郵便番号簿一覧をCSVファイルで頂いてユーザー辞書にインポート、ということをしていたからですな。
必要なのは近10年の市町村合併で変更になった分だけなんだけど、差分だけ選ってる時間が全然ないので県単位でごっそり入れてたのです。
「IMEも新バージョンになるから辞書移さなくてもよかったんだけどね」
「だめよカッシー、長久手市が出ないわ」
そうすか。
◇
ニュースで。
「犯人は刃物のようなもので斬りつけ、怪我を負わせ…」って言ってました。
刃物のようなもの。
「バールのようなものでこじ開け」は、まあたしかに実際は鉄パイプだったかもしんないしハンマーとかだったかもしんないけど、人を斬りつけるツールは「刃物」と断定しちゃっていいんじゃないかなあ、ダメかなあ。上質紙で斬りつける通り魔とか、あんまりないと思うんだけど。
◇
朝、カラスが鳴いてた。
よく聞く「カア、カア」ではなくて、「くるるるるる」「からららら」とのどを鳴らすような優しい声で2匹が交互に途切れることなく鳴き交わしていて、カラスのコミュニケーション能力が高いというのはなんか納得できるなと思った。
「きょうもえらい寒いわなあ」
「朝はリウマチ出るでいかんわ」
「まあえれえわな、ようしたってちょうよ」
「あんたさんの神経痛はここんとこええんかね」
「冷えるであれだわ、ワヤだわ、どっこも痛いもんだで動けえせんで往生こいてまうわ」
「まあ養生しときゃあて」
「あの人はええんかね、最近ござらんが」
「○○さんは昨日見えとったがね」
「昨日ござったんか、元気にしとりゃーしたか」
「いつもまあちょっと後においでるで、待っとったらええわな」
人語で例えるとこんな会話が交わされているような感じ。
中区東区あたりの、太い道路に面していない個人経営の喫茶店にハンパな時間帯に行くと、近所の常連のおばちゃんやおばあちゃんがこんな調子でお喋りなさってます。
わたし名古屋弁ネイティブじゃないからちょっと細部が怪しいけど雰囲気的にだいたいこんなん。
その昔、円頓寺で生「やっとかめ」と生「なも、えも」を聞いたときは少しく感動したもんです。
◇
声が聞きたい。
調子が悪い時だけそうゆうふうに思うのも、なんだか、自己中で申し訳ないような。
夢は、良い夢も悪い夢も、平等に均等に巡ってきます。
良い夢だけを見る手段も、ましてや夢だけで終わらせる方法もなく、アタリキに夢と現実が巡っていきます。