2014年3月30日日曜日

木蓮散る

時事。


「まさか今日のうちに釈放が決まるとは思っていませんでしたのでたいへん驚きました」


という冤罪者家族のコメントを聞いて以来、空耳アワーの「ウソ!釈放?」がリピート再生されて困ります。


笑いどころじゃない場面ほどくだらないことが浮かんで仕方ないというのは、なんなんでしょうね。


 



 


先日、風の強い日、ハイジさんの現場終わりまで田岡さんとどっか普段行かないお店で呑んでようってことなって20年ぶりくらいに行く焼き鳥屋さんに居たら、超奇遇、安住さんとこじくんが入ってきて、そりゃ驚いた。


「よく来るの?」って訊いたら二人も「はじめて」って言ってて、なんだろう、巡りあわせ。


で仕込み終えたハイジさんも駆けつけて5人で呑んでたんだけど、週末の夜だというのに他にお客さん来なくてすっかり貸し切りで。


変な夜だった。


肝とか鳥皮とかズリとかが美味しいので、間違いのない焼き鳥屋さんだと思います。


 



 


会社の人が。


ずっと「僕は花粉症じゃありません」って言い続けてて。


先週のよく晴れた昼下がり、ついに涙・鼻水・鼻づまりで顔面崩壊状態になって、仕事にならなくて早退して病院行ってた。


あの、なに?なんか、「花粉症ですって言ったら花粉症になっちゃう」的な迷信のようなものを唱える人が、気づけば結構いるのよね。


早く認めておけばしなくていい苦しみがあるのに。


踏み絵踏んだからって「転び花粉症」とか呼ばれたりしないのに。


 


◇ 


 


紀文の挑戦。


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・豆乳で


・コーラで


・無炭酸


…味の想像がつかない。


 


紀文の挑戦に挑戦するわたしもまた、挑戦者である。



2014年3月25日火曜日

はるいたる

最寄りの皮膚科は、内科・小児科・泌尿器科・性病科も標榜しているクリニック。


待合室はおっさんでいっぱい。


壁には薄毛治療のポスターがいっぱい。


あと何年も前に掲示期限の切れた警視庁指名手配のポスターとか。「おい、小池!」で有名な小池某って、確か解決済み(死んでた)だよね。


 



 


なんかいまさら感心するシリーズ。


 


交通系ICカードって、あのタッチ1秒の間にカード残高の読み取りと書き換えをやってるんだよなー。


読み取りまではともかく、非接触で書き換えってすごいよなー。あんな短時間で。


改札通りながらいまさら「すげーなー」って思ってみたりしてみたり。


 


 


なんかいまさら感心するシリーズ2。


 


我が家の通信回線はADSL。通信ゲームやるわけじゃないし特に不自由はしない。だいたい下り8~10Mbps(1~1.25MB/sec)。


…別に今どき全然速くもないけどさ、でもちょっとまって、昔よく使ってたフロッピーディスク(2HD)の容量って確か1.44MB。


1~2秒に1枚のペースでフロッピーディスクが飛んできてると思いねえ、想像しちゃったよ、なんか情報わんこそば状態。


光回線1Gbpsなんか100倍よ、1~2秒にフロッピーディスク100枚よ。情報がナイアガラ瀑布だよ。


 


くらくらするね。


 



 


齢30の時に20年前といえば10才時分で。


小学生から社会人、子供から親、生まれ故郷から出稼ぎ先、130cmの視界から160cmの視界。


そりゃもう内面もとりまく環境も、ずいぶん隔たってるもんですが。


齢42の時に20年前といえば22才時分で。


まあ、未婚から既婚とか実家住まいから一人暮らしとか給与収入の増減とかの環境の変化はあるにせよ、小学生と会社員ほどの劇的変化ではなくて、内面ももうハタチと今とじゃそーんなには変わっていない気がする。


というわけで。


このところ経験している「20年」は今まで経験した「20年」とは性質が違うな、と、漠然とですが感じはじめました。


高校生の頃は半年前のことも「昔」と言って「半年が昔か!」と突っ込まれたもんですが、今じゃ10年前のことも「ちょっと前」と言ってしまいますよ。


こういうことか。


 



 


シロツメクサの花が咲いたら、さあ、行こうラスカ~ル、5月になれば白い花が足元にも頭上にもいっぱい咲きます、その頃には種々の病も治まっているはずです。


それを心待ちにして日々進むのですが、なんともかとも、今年はもう負けてもいいんじゃないかと、もうどうでもいいんじゃないかと、春病に挫かれる足取りです。



2014年3月19日水曜日

へるぺそ

  バラライカ 三角ギター ウクライナは還るのでしょうか


  どうでしょか 三角ギター ウクライナを憶えてるでしょうか


 


ウクライナというとつい雷蔵の歌が浮かぶわけで、この数ヶ月雪割草と青い麦藁が耳の中で鳴り続けているわけで。


…この「雪割草と青い麦藁」っていうタイトルがどうしても覚えられなくて、曲中に若い兵士なんかも出てくるもんだから長いこと「麦と兵隊」って覚えてた。それは東海林太郎。徐州居よいか住みよいか。


 



 


抵抗力とか免疫力とかいうようなものが絶賛激減中らしく、ちょっとした菌とかありふれたウイルスとかに蹂躙される日々。


今度は口唇ヘルペスです。病院行きました。抗ウイルス剤もらいました。


あとねなんかね眠くって眠くって仕方がないの。


どうなっちゃうんだろう、と思う。


どうなってもいいか、と思う。


 



 


宝くじは当たらないのにこういうのは当たるシリーズ。  


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時事世論調査対象、全国成人中の2000人に抽出されたらしいぞ。


こんなハガキで事前連絡が来るんだね。


あの手この手の振込詐欺がはびこる当節、なんか新手の詐欺じゃないかと身構えるね。


 



 


iPhoneケースはあいかわらず買うに至ってませんが。


画面保護フィルムはいくつか使ってやっと「あ、これいいかな」と思えるものに当たりました。


simplismというシリーズのアンチグレア・ブルーライトカットの。


忘れないように書いとく。


 



 


あったかくなったりまた冷えたり。


そういう時期ですね。浅い春。



2014年3月17日月曜日

写真付きの携帯メール

2001年の東京を舞台にした漫画の中で。


作中人物達が頻繁に写メでやりとりをしていて。


特に何のひっかかりもなく普通に読んでたけど、別のキッカケで「あれ、そういえば2001年頃に『写真付きの携帯メール』って今ほど一般的だったっけ?」とふっと思い… 


 


Jphone写メ広告.jpg


こんな時代だった。広告は2001年1月の。


2000年11月、国内初カメラ機能付携帯電話発売開始(J-PHONE、SH04)。


発売当初はまだ「写メール」という名称はなかった模様。


ちなみに「写メール」はJ-PHONEの登録商標。


 


そういえばそうだった、まだカラー液晶は珍しかった、折りたたみ型も珍しかった、着メロ作曲機能とか付いてた。アンテナ伸ばせた。そんな頃。


 


同じ時期(2000年11月)auは携帯電話用の外付け小型カメラを発売していた(商品名・Pashapa)。


外付け式は身近では使ってる人見たことなかったな。auの利用者が身近にあんまりいなかったしな。


その後auもカメラ内蔵型発売、それから2002年にはフラッシュ機能付きも出て、これは「こいつの名前教えて」「鏑木だよ」の浅野忠信のCMを覚えてる。


 


というわけで2001年頃は写メ黎明期だったんだなーと、テクノロジの歴史を振り返ったり進歩と普及のスピードに驚いたりしてみる。 


 


携帯広告docomo2.jpg


更に遡って1999年、docomo、夏の最新機種。


懐かしいですねこのグリーン地に黒のモノクロ液晶。


この広告の載った雑誌では「西暦2000年問題」が特集されてました。


2000年に切り替わった瞬間コンピューターの誤作動でATMやライフラインが止まるとか発電所が爆発するとか、いろいろ書かれてますよ。風説の流布に当たらんかったのかこれ。そいや「ソ連時代の人工衛星が次々墜ちてくる」って噂も当時聞きました。無事でしたね。まあなによりです。


 



 


大竹さんの『名古屋の喫茶店』の続刊出た。


あ、今度こそ喫茶レインボーの絶品の玉子サンド載ってる、おいしくなさそうな食品サンプルにも触れられていて思い余すところなし。


 


実家のそばに出来た武家屋敷みたいなしゃちこばったコーヒー屋さんは、ちかごろぶいぶい言わせている地元発の新参チェーンであるらし。


 



 


青森・松栄堂という和菓子屋さんの名物は「味噌バターカレー牛乳どら焼き」であるという。


http://www.syoeido.co.jp


 


…すうどんかっ!


土星焼きかっ!


青森には、すうどんの味覚のルーツがあるのかもしれない。


 


そんなうどんも今では街で噂のこじゃれたこだわりのパン屋さんだけど。



2014年3月11日火曜日

はるのひえ

ちょいダウン。


空気を読む猫がぴったり看護。


肩をがっちり押さえこんで、「まだおきちゃダメ」「まだ寝てなさい」「まだ」


お前一緒に寝てたいだけちゃうんかと。


 



 


足や腰によさげな靴を試して幾年月。


カルソーアースシューズというの履き始めました。


つま先部よりかかと部が低い「ネガティブヒール」というのが特徴で、砂の上に立った時のような姿勢を自然に保持することができるとかなんとか…


1月ほど履いていますが特に違和感はないです。足指が圧迫されないのはいい。


ふくらはぎが軽くストレッチされるせいか、寝てる時に足がつることが激減しました。


セールの時に買いだめておきたい。


 



 


知らん間に世間では定番になってる食材やメニューや。


バーニャカウダとかスープカレーとかイベリコ豚とか。


どっから出てきたの、誰が流行らしたの、と身構えるけど、思えばいつだって知らん間に新しい食材やメニューが登場してそして定番化していったのだった。


カルパッチョだってアヒージョだってアボカドだってルッコラだって、子供の頃はなかったわー。


チンゲンサイは小学校5年くらいの時に突然流行った。突然流行った理由として「収穫サイクルが短いので農家が儲かる(ので鞍替えした)」とか聞いたけどホントかどうかはしらない。


 


たまに実家でご飯食べると、母が「今日は唐揚げじゃなくて油淋鶏作るよ!」などと言うので「母の味」の進化にびびる。


わたしより母のほうが調理への探究心が旺盛なようです。


 



 


「プラズマ乳酸菌」ってなんだろう。


ちょっと「デジタルパーマ」っぽい感触。


 



 


古い雑誌の古い広告、いうても15年前はあんまり「古い」って実感ないけど。


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6.4GBHDD登載、35万画素カメラ内蔵、56Kbpsモデム登載。


持ち運びに便利で音楽も撮影も(通信端末に繋げば)インターネットも楽しめちゃう最軽量ノートパソコン。


 


うん、板チョコみたいなサイズに全部の機能が収まってなお余りあるキカイが登場して、しかもこんだけ普及するとかかけらも思ってなかったなー。1999年。



2014年3月5日水曜日

雲の上は晴れ

この中に一つ。


全角スペースがある。


…いやあああああああ。


 


それに近いことがときどき職場で起こる、ぬおおおおお。


 



 


職場PCがXPから7になりましたよ。


なにそのサポート終了チキンレース。


わたしの週休日の間に社内SEさんがPC交換とIME辞書の移し替えをやってくれたのですが。


「こんなに単語登録してる子ははじめてだって驚いてたよー」と同僚からの報告。


しーやせん、1万語ほど登録してあります。


なぜそんなことになってるかといえば、郵便番号辞書を最新状態にしておきたいのにセキュリティ上の制約でEXEファイルのダウンロードが出来ない→しょうがないので日本郵政のHPから必要県域の郵便番号簿一覧をCSVファイルで頂いてユーザー辞書にインポート、ということをしていたからですな。


必要なのは近10年の市町村合併で変更になった分だけなんだけど、差分だけ選ってる時間が全然ないので県単位でごっそり入れてたのです。


「IMEも新バージョンになるから辞書移さなくてもよかったんだけどね」


「だめよカッシー、長久手市が出ないわ」


そうすか。


 



 


ニュースで。


「犯人は刃物のようなもので斬りつけ、怪我を負わせ…」って言ってました。


刃物のようなもの。


「バールのようなものでこじ開け」は、まあたしかに実際は鉄パイプだったかもしんないしハンマーとかだったかもしんないけど、人を斬りつけるツールは「刃物」と断定しちゃっていいんじゃないかなあ、ダメかなあ。上質紙で斬りつける通り魔とか、あんまりないと思うんだけど。


 



 


朝、カラスが鳴いてた。


よく聞く「カア、カア」ではなくて、「くるるるるる」「からららら」とのどを鳴らすような優しい声で2匹が交互に途切れることなく鳴き交わしていて、カラスのコミュニケーション能力が高いというのはなんか納得できるなと思った。


 


「きょうもえらい寒いわなあ」


「朝はリウマチ出るでいかんわ」


「まあえれえわな、ようしたってちょうよ」


「あんたさんの神経痛はここんとこええんかね」


「冷えるであれだわ、ワヤだわ、どっこも痛いもんだで動けえせんで往生こいてまうわ」


「まあ養生しときゃあて」


「あの人はええんかね、最近ござらんが」


「○○さんは昨日見えとったがね」


「昨日ござったんか、元気にしとりゃーしたか」


「いつもまあちょっと後においでるで、待っとったらええわな」


 


人語で例えるとこんな会話が交わされているような感じ。


 


中区東区あたりの、太い道路に面していない個人経営の喫茶店にハンパな時間帯に行くと、近所の常連のおばちゃんやおばあちゃんがこんな調子でお喋りなさってます。


わたし名古屋弁ネイティブじゃないからちょっと細部が怪しいけど雰囲気的にだいたいこんなん。


その昔、円頓寺で生「やっとかめ」と生「なも、えも」を聞いたときは少しく感動したもんです。


 



 


声が聞きたい。


調子が悪い時だけそうゆうふうに思うのも、なんだか、自己中で申し訳ないような。


 


夢は、良い夢も悪い夢も、平等に均等に巡ってきます。


良い夢だけを見る手段も、ましてや夢だけで終わらせる方法もなく、アタリキに夢と現実が巡っていきます。



2014年3月3日月曜日

3/2

今池にドンキホーテできるらしいです。


…似合いすぎるわ。


出店するならまさにその街。土地柄と店舗のマリアージュ。


 



 


聴覚障害も一様ではない、という記事。


 


『佐々木あやみのハッピーSilentLife!』2011-07-16「聴覚障害者の聞こえの可視化」


http://ameblo.jp/ayamisasaki/entry-10955199862.html


 


聴覚障害、失聴、というと、スピーカーのボリュームレベルを絞るように段階的に聴こえなくなって、一番重篤な状態は無音なんだろうと漠然と想像してしまう。


知らんことがまだまだありますわい。


 



 


まいど季節のダークネス。


五月病だよ。もう。


 


やり場のない怒りの矛先をどうしてでも誰かに向けたがる風潮。


善きサマリア人も息を潜めるというものです。


 


どうしたもんかなあ、たとえば、たとえばよ、会社がイヤとか仕事が合わないとか家庭不和とか対人関係がうまくいかないとか、そういう個の点々のレベルじゃなくて、もう社会全体とか時代全体とか三次元レベルで合わなくなってきてるんだけど、これはあれ?年取ったから?「昔はよかった」とか言っちゃうやつか?


ぐじぐじぶじゅぶしゅ腹の底に醗酵させながら、革命興す気概もないし、どうしたもんかなあ、街はどんどん建て替えられていきますしスマートな機械はどんどん人間を労務から解放しておりますのに。



2014年3月1日土曜日

週末派

屋号を付けたいので何か考えて、と、今更といえばあまりにも今更なお申し出をハイジさんから受けて、風呂あがりの鼻歌交じりに思いついたのを2つ3つ走り書いてぱうぜへ行く。


お他所さんからは「天野組」と呼ばれ、内輪では「田岡組」と呼んだり呼ばなかったりしてる面々のことである。


 


わしわしのイチオシは「アカンソーデス」(Acanthodes、古生代魚類)、シンボルマークはもちろん田岡画伯描く古代魚の化石で、


「今回予算少ないんですけど、いいですかあ?」


「アカンソーデス」


と、広く活用していただけないかと思ったのですがただちに却下され、もいっこのキレイな方が採用の運びになったようです。


仕事の早さと、あと舞台系ならではの「後に何も残らない感じ」が表現できてる屋号じゃないでしょうか。


意味と音はいいと思うんです。表記はやいのやいの検討中。


欽弥さんとこのパクリちゃうんかと言われれば、うん、ちょっと引きずられた。


 


◇ 


 


名古屋では珍しい長命寺桜もち。 


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長命寺って、ビジュアルエロいよね。


 



 


それぞれ別の興味から読んでいる二冊の本、の、どっちにもライプニッツのモナド論への言及が出てきた。


なんだなんだなんだ。ライプニッツそんな一般普遍的知識か。


とりあえずお前ライプニッツ読んどけ、とカミサマに言われとるような気になるじゃないですか。


 



 


花粉症の薬を服み始めました。


副作用でモーレツにだるいです。全身倦怠と鼻水ドバドバと、どっちがマシか。