土曜のソワレ後。
飲んでたら、なおちんに「髪切った?」と訊かれる。
なおちんとは初日と初日前夜にも顔合わせたり飲み行ったりしてるけどその間に髪は切ってない。
「切ってないよ」
「あれ?長くなかったっけ?」
「長かったのはだいぶ前だよ、1年以上前かな」
「あれ、そうだっけ」
で、まあ、その話は終わり。
次の日、職場で別部署のねえさんに、
「髪切った?」
「切ってないですよ」
「あれ?髪長くなかったっけ?」
「えっ」
…なんだなんだ。
長かったのか俺。
他人の中にいる自分が(一般的には)自分だぞ。
複数の人に言われると、どうも、どんな確証があることでも揺らぐ。
一事が万事で、仕事上のことなんかは「わたし間違ってません!そっちが誤ってるんでしょ」ってもっと主張していいんですよ、と、先輩に言われるが、それでも自分が一番信用できん。