昨日に引き続き、昔の仮チラシ。
本チラシの原画をコピーして使ったり、文字情報だけでまとめたり、仮チラ用にイラスト用意したり、仮チラシもいろいろ。
面白いね。
『御姉妹』仮チラシ、イラストはZUN。
石田佳代子ファッションショー『スーベニール』仮チラシ(本チラシはポストカード)
かよちゃんの「佳代子」の字がなんでか媒体によってまちまちだった記憶がある。
ルッコラの会『極楽鳥には足がない』文字情報のみのチラシ。これの本チラシを見てない。あったはずだとは思う。
当パン表紙。
天野さんの外部演出で、傑作の誉れ高いが諸事情で再演が難しい演目はいくつかあるけど(『夜叉ケ池』とか)、
これも平日一回だけ(しかも多治見)で終わらせるのがもったいないほど面白かった。
田楽座の人たちの演奏による生田楽が入ったり。
児童対象劇で客席にはこどもがたくさん来てて、天野さんの手品めいた仕掛けにたいそう沸いていたけど
「わけがわからん」とて上つ方のお気に召さなかったらしいという噂であった。
仮チラシではないけど
『春のぼんぼり』チラシ。これバリエーションが多くて結局ぜんぶで何種類あったのか知らない。
チラシ・バリアント。
当日の進行表も出てきた…モノモチいいなあ。
こうゆうものの常として、第一回がいちばん混沌としてて面白かったかな。
どこをどう間違ったか大真面目な詩吟の会の発表とかエコロジーを語る小学生とか出てきて。
面白いっていうか、つまり、うぞむぞ。玉石混交というかノルかソルかというか。
これはチラシじゃないけど。
名芸大の大学祭に呼ばれたときのパンフ。
実行委員が過去の公演チラシから切り貼りして作ってくれた。
田岡さんが文字原稿書いたら「酒井久美子」が「漂井久美子」に、「早川司寿乃」が「早川司寿B」に誤植された次第。
この直後、今度は『少年の玉』本チラシで「天野天街」が「大野天街」、「劇場主」が「劇場王」、「オブジェ」が「大ブジュ」に誤植されたという。
誤植ネタに事欠かない秋でした。田岡さんがしばらく「俺の字ってそんなに汚いかなあ…」と気にかけていた。
この出来事が翌年『御姉妹』のカメの決めセリフ「誤植です」に繋がった、のかもしんない。
(名前が「柏ナヲミ」になっている。すうどんが「ナヲミ」にしたがっていた。でも私はこの頃なんでか「ヲ」がイヤだった。今見ると、別にナヲミでもいーんじゃないの、と思う。)
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今日は『空気人形』観てきた。レディースデイを待ってたら、そうか、1日と重なったか。映画の日だ。
目的はペ・ドゥナです。
ペ・ドゥナの挙動のそこはかとない不自然さってなんなんでしょう。はまり役だと思います。
キグーにも田中君が同じ回観てて、終演後栄まで一緒に歩きながら「僕もペ・ドゥナ狙いなんですよ」「あのいろんなことがギリギリな感じがハラハラしていいんですよね」など。
そうね、いろんなことがギリギリで妙にリアルな感じがします。言葉や所作のたどたどしさも。ぴちぴちにお若くはないことも。きれいだけど爆乳ではないおっぱいも。
「かわいい」の原義は古語の「かはゆし」、つまり「面映ゆい、恥ずかしい、黙って見ているのがしのびない、気の毒だ、ふびんだ、いたいけな様子が愛らしい」という意味ですが、ああまったく、いみじうかはゆし、と思う。
あ、南極料理人はDVDで観ます(田中君がメイキングを撮ってる。ライトフレアと被ってた極寒地での撮影というのがそれだった)。