2016年8月28日日曜日

終夏

ある日の新聞の全面広告。


「お葬式でTポイントが貯まります」


…新しいな!


 



 


また別の日の新聞の新刊広告。


『聞いてビックリ「あの世」の仕組み』


…そもそもビックリだよ!なにかと!


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これノリとしては昔の丹波哲郎霊界シリーズだよな。


 



 


何年ぶりかでミニシアター以外の映画館に行くようになってへーと思ったこと。


一帯がキャラメルポップコーン臭い。


「映画館でポップコーン」って、「気になる臭いがしない、食べる時に音がしない(小さい)」っていうのが定番化した理由じゃなかったっけ。


なんでわざわざ超臭うキャラメルフレイバーにしますか。


と、怒り新党の投稿みたいな疑問を持ったが別段怒りは感じていないのであった、まあ「へー、今はそうなんだなー」って思ったくらいです。


 


においといえば4DX上映では石原さとみの登場シーンでいい匂いがするらしいですね、じゃあもちもん「少々臭います」の場面では少々臭うんだろうな?


 



 


大きい映画館に行かなくなった理由は昔たて続けに痴漢に遭って腹が立った(お金払った上で観賞の邪魔されてお触りサービスを強要される理不尽)からであるが、今時のシネコンは指定席だしシート巾広いしすっかり安心できます。ナオミここに住む。


 



 


ふと。


「東洋」という言葉の昭和くささを思う。


「東洋一」、「東洋の○○」言わなくなったね。


東洋いいよね。


ふたたびの東洋。


 



 


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マニヤな本だなあ。


廃線以前の未成線特集本。


面白かったよ。


 



 


炎天下歩いてて唐突にこの看板が目に入ってなにかと思った。


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ねずみ。と言われましても。



2016年8月16日火曜日

ネルボン?

夏ね。


間引き人参の袋詰めを買ってきてピクルス作る。辛みも効かせて辛酸っぱいピクルスです。


変わり種ピクルスもやりたい。こないだ市販ので見かけたのは白葱ピクルス。あとゆで卵ピクルスとか。夏は酢漬けよね。


 



 


それでも少しずつ涼しくなってきている気もします、夜中寒くて扇風機を止めた。


今年もあと4ヶ月半です。あっという間に寒くなるのです。「暑い暑い」と「寒い寒い」は文句じゃないのです、勝手に口から漏れちゃうのです。


 



 


今年は愛知トリエンナーレの年です。目下開催中。


港千尋というかなり好きな写真家・評論家が芸術監督なのですが、トリエンナーレ自体にはあんまり惹かれず…


愛知トリエンナーレっていまひとつ特色がハッキリしてない気がする、越後妻有とか瀬戸内とかはわりと色がハッキリしてるのにね。あ、どっちも北川フラム総合ディレクションなのか。名前だけ聞くとハーフの美少女みたいなおっさん。この人の傾向って土着的だよね。この場所じゃないとできない、ここまで来ないと立ち会えない、ていう感じはすごくする。越後妻有は行ってみたい。


 



 


あ、そうそう、エンドロールのクレジット見て初めて知った派ですが『シン・ゴジラ』の美術が林田さんでした。以前維新派で美術やってた。


夏が終わると維新派ですね。



2016年8月12日金曜日

かいじゅうたちのいるところ

IMAX上映が最終日で尚且つ109シネマズ割引の日だったので、定時退社後猛烈に走ってささしまライブの109シネマズ行ってきたよ。初回は上映前の予告が長くてうんざりしたけど今回はありがとう予告編!だったよ。後妻業の女はすごくTV画面で観たい感じだよ。金ロー的な。


 


何回観る気でしょう。いやちょっと。場面転換早すぎて聞き取れない(聞き取れても解釈する前に次のシーンに移行してる)とこいっぱいあったし。とりあえず石原さとみが「ZARAはどこ?」って言ってたのが2回目でやっと聞き取れたよ。あとIMAXで効果音とかはそんな違うと思わなかったけど音楽はカッコ良さが増したよ。やっぱり伊福部は凄いな。あと細かいとこ見る余裕があったから矢口の執務室に0系新幹線(多分)の模型が飾ってあるの発見したよ。鉄ちゃんだったか。あとパンフの増刷分が入荷してたよ。グッズは10式の1/35モデル以外全部売切れてたよ。


 



 


しかしなんですね、最新鋭の上映施設というのは、IMAXとか4DXとかd-BOXとかULTIRAとか、なんかいろいろ付加価値付きがあって、何がどうなんだかいちいち調べないとサッパリわかりませんでしたよ。


IMAX上映で一番「おおっ」って思ったのは上映前のIMAXの広告(デモンストレーション映像)でしたよ。


4DXといえば『ヤクザと憲法』を劇場へ観に行った人が「本職さんが観に来ていて、要所要所で大声を出したり席を揺らしたりするので4DXみたいでした」というような内容をツイートしていたのが記憶に新しいです。そうか、4DXって揺れるんだ、と理解した瞬間でした。



2016年8月10日水曜日

夏の飲み物

あまりの暑さに仕事帰りにモヒート屋に吸い込まれてフレッシュなモヒート引っ掛けて帰る。


知らんかったがハッピアワー半額。ハッピー。


夏はライムとかミントとか氷とかですよ。


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2016年8月9日火曜日

空想科学

そしてシン・ゴジラ観てきた。


Tumblrで連日のように評判が流れてくるけどなるべく事前情報は入れずに、「東宝の特撮新作だ、わーい」的なノリで観に行って、予想外に生々しくて前半辛かったり。いや製作側としては狙い通りなんでしょう。あ、凄い面白かったよ。


「生々しい」にもいろんな意味があるけれど、鰓が苦手なわしわしは第二形態の外鰓から体液が滴るあたりがとても辛かった。製作側としたら狙い通りなんでしょう。


あとまあ震災時の報道映像とオーバーラップしちゃうので、あああって。初代ゴジラ公開も昭和二十年代なんだよな、まだ戦火の記憶も消えやらぬ復興中の東京の街を容赦無く破壊してくんだよな、当時初代ゴジラを観た人もあああって思ったろうな、もちろん初代も今回も製作側の狙い通りなんでしょう。


 


前夫が円谷ファンで繰り返し初代ゴジラを観てた(注・授業資料)のを横から観てたのであちこちの場面でつい初代を思い浮かべる、初代がサーチライトに照らされながら夜の東京を練り歩いたのに対してシンゴジラは身から光線が出るのか、ビジュアル系だなあ、などと思う。白黒の絵面だと黒っぽくて大きな塊がうごめいているだけで怖いけどカラーだとそうはいかないし、変態したり生々しかったり光ったり今時の未知の形態をしているのです、多分。


 


タルい人やタルい場面がほぼなくてタルむ暇なくスピーディに展開します。基本全員切れ者で職務を全うすることに心血を注いでいる。この感じって何かで、あ、プロジェクトXだ。


一見頼りない首相も決して進言を無下にしたり議事進行を妨げる行動はしないのです。それ重要。すごく重要。


場面場面でいろんなこと想起する。


「なんでこっちに来るんだよ!」の答えは特に示されなかったよね、ブラッドベリだったか他の作家だったか、核モンスターが放射性物質を補食する為に原子力研究所を襲う短編があるのを思い出してそういう何かの理由があるかなと思ったけど。


 


4DXでもIMAXでもないスタンダードなスクリーンでしたが、ものすごく久しぶりに見上げるほどのスクリーンで観たので最初ちょっと画面酔いした。


今時の映画館って近代的ですごいねー、トヨタ系列なのでお座席はトヨタ紡績の高級シートだったよ。


そしてパンフレットは品切れで目下増刷中だそうだよ。入荷時期未定、そうですか。


 



 


昨日の展覧会の美術といい…細部まできっちり作り込まれた虚構ってわくわくするねえ。


中島敦の短編「狐憑」を思う、なんだって人類は、うそのはなしに胸躍らせて聞きたがるようになったのかしらねえ。



2016年8月7日日曜日

三河旅

いつものミュージアムツアー御一行様で豊田市美術館の『ジブリの立体建造物展』に行ってきました。


昨年江戸東京たてもの園で開催された展覧会で、ジブリ映画に出てくる建築や建造物に焦点を当てて建物の模型や原画等を展示…とのこと、それはちょっと面白いなと。


 


夏の日のミュージアムチーム、顔合わせると「伊勢は暑かったねえ」「今日も暑くなるらしいよ」「いや伊勢の時よりずっとマシだよ」そんな会話で始まる。


先月の伊勢旅行の時の暑さを基準に語るのがデフォルトになりつつあります、たぶんそのうち「伊勢旅行の時を10お伊勢とすると今日の暑さは8お伊勢くらい」とか単位化しだします。


 


で、ジブリの建物展、行ってみて始めて知った、展覧会の監修・解説が建築家の藤森照信でした。ニラ・ハウス(赤瀬川源平亭)の建築家さんですね、赤瀬川源平のエッセイにもよく出てきたのでなんか親近感ある。建築の歴史も構造もあとジブリ映画もシロートですけど、そんなわしわしにも分かりやすくて面白い解説でした。


 


イメージボード、スケッチ、設定画、縮小模型、等倍模型、ジオラマ、盛り盛りでした。思った以上に見応えがあった。あと絵が猛烈に上手いので感動したり。プロの美術さんなんだから当たり前でしょうか。でもこんなに設定をぎゅうぎゅうに詰め込んでそして背景画として煩くないって凄いなあ、凄いバランスだなあって思った。こんな完璧なバランスの絵が描けたらどんなにしあわせだろうなあ。


あと宮崎駿のスケッチがフリーハンドで自在に描かれてるのも凄いって思った、有機物的なやつはともかく、洋館とか日本家屋とか屋内画とか、全部フリーハンドか!って。


生前滝田ゆうは、僕は定規が使えないんです、って言ってたそうで、使えるか使えないかなんしかフリーハンドの線が絵柄にも内容にもぴったり合っていた。宮崎駿も定規の線は合わなそうな絵である、そういう絵を動くものに落とし込んでく美術陣のトランスレーション能力たるや。


 


美術館の前庭では屋台が2出店、アイスコーヒーやかき氷を出していました。観覧後に水出しコーヒーで一服。


この一方の屋台が「山田晋吾とマキノリョータ」の山田晋吾さんのお店でびっくりした、近頃は名古屋市内のマルシェで焼き菓子の屋台を出してるらしい話をライブ情報メールやオニマガの名古屋案内の記事で目にしてたけど、豊田で遭遇するとは思いもせず。


一方的に奇遇に喜んで話しかけ、今は山マキは休止状態で別のユニットで活動中ということなど聞く。


なんとなくいつも奇遇なのです、もともとライブ行ったキッカケがYouTubeのオススメ動画で気になって調べたら明日名古屋でライブあります、っていうタイミングだったり、その後はモノコトでjaajaさんとライブやりますっていう場所と人の組み合わせだったり、写真がらみでブックマークしてたサイトのオーナーが屋台の焼き菓子のファンだったり、なんか「あれ、またこの人だ、奇遇だなあ」って思うのです。次に奇遇があるとしたらよんぶん関係あたりか?(四日市在住の音楽家なので)


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もちくんは甘夏ソーダ注文してた、半日置いといたら酒になりそうな発酵サワーな味がした。いいねえ。


 



 


さてと、本当は本日のイベントは「豊田市美術館行き、および幸田町の喫茶gouで治君・マユミちゃん・看板わんこたちに会いつつgou飯を頂く」の二本立てだったのですが。


HP情報によるとgouは今週末はご飯ものができないという、あ、そういやすうどんのとこ臨時で3連休するって予告があったような、そうかつまりそういうことになるわけか(ソラミミPANがgouのパンの仕入元)。繋がってたんでしたね…。


 


そんで、次に行くならgouでご飯もの食べよう!と2年前から言ってた4人、今日行くのはなんか残念っぽい、じゃあgou行くのはまた改めてどうせなら天野さんも行ける時にするとして、今日のところは、どうしましょう?


で、田岡さんが足助行きを推すので急遽奥三河への旅に変更。


ドライブとアウトドアにご縁がないわしわし、初足助・初香嵐渓です。


 


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「儂を食う気か~」みたいな顔。


空腹のため足助に行く前に豊田市内で鮎食ってしまいました。


 


避暑地的な田舎道をくねくねと、名鉄三河線の廃線跡や未成線を左手に走ること四半刻、水音と蜩の声して足助八幡宮が見えてまいります。


車を駐めて、ちょっと歩くと巴川、夏の昼下がりのこととて釣り人やら水遊びする家族連れやらBBQ支度中の人やら、内陸のサマー野郎奴!夏だなあ。


ていうか家族連れでもなく社員旅行でもなく集団デートでもなくウェイ系サークルでもなく山野郎でも調査隊でも取材班でもない、旅の老人とお供達とうっかり八兵衛でもない、なんなんだろうなワタシラって。こないだも朝吉の人に「皆さん会社の旅行か何かですか?」と訊かれてイエ、アノ、ソノ、マアそんなようなモンです…と曖昧に答えてらしました、マアそんなモンです。


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どういう御一行様だろうね。


 


せっかくの渓谷なので川辺に降りて裸足でちゃぷちゃぷしたりしてきました。


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夏の思い出。


 


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杭にオオミズアオ留まってた、写真遠かった。


 


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湿気すごいなと思っていたらにわか雨。見事なお天気雨で光る滴も美しく。


 


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雨宿りでご休憩所へ。屋根の下では梅干しの土用干し中。


 


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足助の町内は今日からお祭りが始まるとかで、商店街のあちらもこちらも祭りの準備、夜には灯籠を灯すそうで綺麗かろうなあ、よい雰囲気で。


トワイライツの撮影で使わせてもらったお店や路地を車から眺め通り過ぎ。


昭和な家並みだなあ、それこそジブリ映画の世界みたい。


 


ノープラン思いつきの4人旅を堪能しました。お土産は猿投のマスカットです。わーい。


路傍の果物直販所では子にゃーもいてわーい。


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にゃー。



2016年8月4日木曜日

この夏や

朝の情報番組で。


将来を嘱望されている天才空手少女に、アナウンサーが「もしオリンピックに出られたら、何を目指しますか?」というものすごく答えの選択肢の少ない質問をしていた。


むしろこの質問で「金メダル」以外の答えが出てきたら天晴れだよなあ、大喜利的に。


 



 


この夏の東海地方限定商品、献立いろいろ味噌アイス。


献立いろいろ味噌がアイスクリームになりましただそうです。


 


あとこれは全国区なのか名古屋周辺の限定販売なのか、セブンイレブンから冷凍台湾ラーメンが出てます。セブンの冷凍麺には定評があるので期待できますな。


 



 


近頃、駅のホームの立ち食いきしめん屋のつまみの充実ぶりがやばい。


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更にホワイトボードに本日のオススメもある力の入れよう。電車降りたら10秒でビール。誘惑の夏である。



カイコ資料3点

さて、前回の話題に続けて。


先日亡くなった永島卓元市長の、碧南にあった画廊喫茶アトリエについて、おぼろな記憶ばかりで傍証がなく。


こんなときインターネットというのはお役にたつ情報箱のはずなんだけど中途半端に古いことってインターネットちゃんは苦手よね、最新情報とマニアックなくらい古い出来事は得意なのにね。


結局紙の資料に頼る、あ、高丘のアフタートークイベントのDM出てきた。


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そっか、この写真展に合わせたのか。


潮風が寒いなと思いながら衣浦港を見に行ったのを覚えてるな。


 


あとやっぱり画廊喫茶アトリエでやったという田岡さんの個展のDMも出てきた。


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オージャカンの碧南公演が実現するのは世紀変わって2008年のことだけど、こんな昔からなんかかんかとご縁はあったんですよね。


 


それから、上のDM探してファイルごそごそしてて見つけた雑誌の切り抜き、


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あっこれ確か「チークのモチヅキさん」が初めて取材に訪れた時の記事だ、1995年初夏頃七ツ寺前、なんでだったかこの時わしわしも七ツに居た。きこりの会の稽古とかだったろうか?



2016年8月1日月曜日

なな、はち

丑の日。鰻パウダー入りの鰻饅頭「黒まんじゅう」を食う。


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鰻饅頭。音読みしたらまんまんじゅう。無駄に画数が多い食べ物。


 



 


永島卓氏が亡くなった。


詩人で元碧南市長、元画廊喫茶アトリエオーナー。


高丘親王の時は画廊喫茶で関連イベントをやったり、市長時代には文化会館に王者舘を呼んでくれたり、長らくお世話になりました。


 



 


たぶんきっとこういうことは、専門家の人がもっと詳しくキチンと検証してとっくにまとめていると思うのだけど。


永六輔の「遠くへ行きたい」をハナウタしながら思った、「遠くへ行きたい」って曲調が暗くてしんみりするけど歌詞的には明るい歌でもいい内容なんだよなあ、と。ポップで前向きで旅と出会いに心萌えるウキウキソングでもおかしかないのだ。


そして「上を向いて歩こう」は比較的明るい曲調だけど、こっちこそ暗い歌でもおかしくないのだ、なにせ続く言葉が「涙がこぼれないように」で「1人ぽっちの夜」である、なんか挫折なり失敗なり破局なりがあったに違いないのだ。


暗い歌詞に明るい曲、明るい歌詞に暗い曲をあえて組み合わせたのかなと思った。


と、いうわけで、「上を向いて歩こう」を「遠くへ行きたい」の曲に乗せて歌う、ということをやってみた、いやあもう泣いちゃうこんなの。あともちろん逆(遠くへ行きたいを上を向いて歩こうの曲で歌う)もやってみる、ああすごい馬鹿っぽい。悩みなさそう。


 


文字数が合わないので完璧な入れ替えはできないのだけど、ご興味のある方はちょっと試してみてください。


 



 


ところで単語単位で変換してたら「上を剥いて歩こう」って誤変換されたよ。


東京上野クリニックテーマソング・上を剥いて歩こう。って感じです。


 



 


グスタフ・マーラーの歌曲集に「トランペットが美しく鳴り響くところ」という曲があります、戦死した青年が恋人のところに会いに来るストーリーの。


タイトルにもある「トランペットが鳴り響くところ」とはつまり進軍ラッパの響く戦場のことという解釈が一般的のようですが、なんとなく黙示録の「御遣のラッパ」を想像してしまい、浮かぶビジョンがとても終末。


 



 


ワーグナーの鬱オペラ「さまよえるオランダ人」の英語訳タイトルが“The Flying Dutchman"であると知る。


フライング・ダッチマン。


フライング・ダッチマンって、中身違うよね、それディズニーのアニメのタイトルだよね、ミラクルなオランダ人が空飛んで悪者やっつけに来るんでしょ、みたいな。


楽しそうなんで見てみたい。