善光寺…ということになっている大きなお寺の参道を、匍匐前進でお詣りに向かう夢を見た。
なんでもそれが正式なお詣りの作法で心願が叶うとかいうことになっていた。
その匍匐前進にも正しいやり方があって、自衛隊式で言うところの第五匍匐と第四匍匐を足したくらいの、突っ伏して胸とおへそを地面から離さず、腕で体を引き寄せながら腰から下を左右に振ることで推進するというしんどい匍匐、進みだして10mも行かないうちに後悔する、荷物を持ってくれてるまゆみちゃんが「5時で山門が閉まるからあと1時間だよ」「明日の朝になっちゃうかもね」と時計を見て言う、焦って進むと急な運動で腹筋が引き攣る…
と、まあ疲れる夢で、夢から覚めてもしばらくお腹が引き攣り痛かった、いやお腹が痛いからこんな夢を見るのか?
夢の話をして「チベットの五体投地みたいですね」と指摘される、ああ、リアルにそういうことをしている巡礼者もいるのだった、叶いたい心願は、なんだったろう。