2009年9月13日日曜日

降る秋

金曜夜、田岡さんとgeccaでごはんの約束してたのだが、gecca貸切。


残念でした、で、かっちゃん→ぱうぜといういつものコース。結局呑みでしたわね。


久しぶりにいろいろ話したな。久しぶりでもないか。しょっちゅう会ってるか。


柏に持っててほしい、と、昔の少年王者文集もらう。引っ越しで出てきたらしい。『魚ノ少年』が終わって『自由ノ人形』初演直前の頃の文集。


昔は公演が終わるとみんなで文集作ってたのよ。わたしが参加したころはまだギリギリやってたな。『キニエリ』『R自由ノ人形』あたりまで。


「自由ノ人形を書き始める前に、天野が一人一人に宛てて書いてる文があって、それがすごくいいんだ」と田岡さん。


それ、オージャ入ったころに読んだな。ずんから借りてやまっちと一緒に読んで感動したっけ。


 


 


懐古してもしかたない、昔の方がよかったとも思わない、


でもすごかったのは確か、変わってきちゃったのも確か。


今の方が好きに自由にできることもいっぱい、


しがらみや制約やわけのわからないご機嫌伺いもいっぱい。


 


一番に何をしたい?


 


田岡さんは「もう一回役者をやってから決めたら」と言いなさった、「制作は井村さん達が引き受けてやってくれるから柏はもう一度舞台に上がれ」と。


役者にせよなんにせよ、天野さんと一緒にやっていけるのかよくわからない。とにかく、居ないし。


いっぱい話して、呑んで、お互いいっぱいイメージと駄洒落と記憶語り合って、何ができるかわかんないけどパワーと時間だけはあって、稽古にも来て役者に演出つけてた、あの頃とはずいぶん違う。


懐古ではない、ただ、やるせない。遠くなったね。偉くなったね。


 


翌、ふつかよい、うつらうつらと日暮れまで。


呑みすぎたより、体調次第。


雨、寒くなる、ぼんやり過ごす。