行きの新幹線で。
アイスコーヒーが飲みたいが氷入りは冷たすぎる、という感じだったので、車内販売のおねえさんに「アイスコーヒー、氷抜きできますか?」と尋ねた。
おねえさんは一瞬虚をつかれたような顔の後、「ぬるですけど、いいですか?」と訊き返した。
ぬるですか。
「ぬるがいいんです」と答えてお望みの氷なしコーヒー頂いた。
美人のおねえさんが真顔で「ぬるですけど…」と言う姿は、後からじわじわ可笑しい。
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芝居の感想や覚えを書こうとすると時間かかりそうなのでとりあえず上京日記を先に書いちゃう。
あっ簡潔に言うと東京版面白かったですよ。
宿泊先、アゴラの貼り紙のおねえさん。
なんとなくインテリゲンチャな伏し目。
に見えるのは「駒場東大前」のアトモスフィアのせいでしょうか。
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楽日、美術班&ハマジ&もっちーと下北沢へ。
元気ならワッフル食べに行ったり新しくなった小田急線周りを無駄に見学したりしたかったんですけどね、昨日はしゃいで埠頭だのかき氷屋だの行った疲れとか豪雨ダメージとかがじんわり響いてて体力温存コースを選択。ロビーで地味作業のお手伝いして時間潰す。
楽日は事情により最後列の関係者席で観たので、楽でした。
原作者の隣だったのでどうしても反応が気になったり。
今日も、終演後は同窓会的な「ひさしぶりー」「なつかしー、元気だった?」なご挨拶をあちらこちらで交わす。
仲良しでもずっと一緒にいると気が詰まるんだのに、ちょっと間があいてから会うとなんか顔見ただけで嬉しい、まあだいたいそんなものか、人付き合いのインターバル。
距離感が密じゃなきゃ、「人は人、自分は自分」でいられるもんな。なんてな。
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「後半のダンス、転調して7拍子になるんだよね?観ててどこで転調してるのかわからなくて不思議な感じする」
「あ、あれ最初は5拍子なんです。5拍子から転調して7拍子」
「変拍子から変拍子なんだ」
「そうなんですよ、で、やっぱり人の身体って左右で対になってるんで2とか4とか偶数の動きになりがちで…それでも3拍子はまだ作りやすいんですけどね、5とか7とかになってくると…」
「4+3の動きとかに分解しがちだよね」
「そこを一連の動きで作るのが難しかったですねー」
にゃるほろのう。
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今回恵比寿で気にしたこと。
恵比寿駅案内図。
西口・東口はよいとして、西口(西側)・西口(東側)って。
西口(東側)の自己喪失感たるや。あたしは誰?ここはどこ?