2011年5月3日火曜日

メイ路

なんだい5月になればもやもやも晴れると思ったのにまだもやもやだ。


たかが気分じゃないかこんなもん。


たかが精神、たかが物質、それしきのことだとわかっているのに自力じゃどうにもなりません。


 


はあ。


連休は出勤です、今は、それが良いのか悪く作用するのかもよくわからん、熱で休んだ分を取り戻せるのは有難い、家でぼうっとしてるより仕事してた方が精神衛生に良いような、しかし病欠以外でリフレッシュのための休暇がにさんち欲しいような。


 


出口なし。か。


眼界の彩度の低さ。


そのグレースケール世界の中でも。


時間のミルフィーユ、堆積した記憶のいち層の中の古い幸福感、は、古びもせずに変わらず煌々しく、


そうかその人はそこに繋がる手がかりなんだなと思う。


パートカラーの一区画の。逃避かもしれない。


除外された一部分は。禁猟区みたいなんかもしれない。ここでは誰も撃たない。


会うと自動的に嬉しい、嬉しいと思うことが嬉しい。


今嬉しいのか昔嬉しかった記憶の再生なのか。I record


わたしが幸福じゃなくなってもわたしの幸福感は残り続けるのだなと思う。


 


 



 


ヤジキタ復活公演、盛況だったそうでなにより。初演から9年?


初演は夏、思い出すのはマツミの「ジュテーム!」、熱闘甲子園から駆けつけてきたはまじ(はまじ不在の幕開けだった!)、互楽亭の岡持ち、しりあがりさんに貰ったサイン、夜毎ももちゃんと数えた小銭。蝉しぐれの中ホットコーヒー飲んで室外機の熱風で暖を取った異常な夏。


あれからみな順当に齢を重ね、あるいは齢を止め、立派になった人あり、芝居から遠ざかった人あり、相変わらずの人あり、いろいろに。