2009年8月8日土曜日

涙の太陽

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I am crying in a storm〜♪
いみもなく昭和歌謡な柏でございました。

役者の入りより早い小屋入りとか、もう無理っす。
30分遅れますの連絡して小屋から3分のとこにある年代物珈琲店で20分間ダラダラ。1932年創業。
珈琲店でミックスジュース飲んでました。関西のミックスジュースは旨いねえ。
そのミックスジュースタイムをカットすればちゃんと定時入りできるのがわかってるのに、おもいっきり足が逃避。
出社拒否になって朝から公園でお弁当食べてしまうサラリーマンに近いかもしんない。
だいたい二都市目で本番二日目で9時入りってなんなんだ。
とかなんとか。

ハイジさんが素敵なタバコロード(人によってはトイレロード)を作ってくれる。これで中受付の最大の懸案はクリア。

ロッパ(川合君風略語、ヨーロッパ企画さんのこと)の制作さんが毎日お手伝いに来てくれる。制作専任が3人いるそうで。
そのうち全日入ってくれる井神さんと話す。確かに外受付がおすすめだけど、この時期の外受付は死にます、ヨーロッパでアートコンプレックス使うときはこの季節だけは絶対避けてました、とのこと。…ああ、なるほどねー。そーいうことねー。そーよねー。
そんな井神さんに外(一階)でのお客様対応をお願いする鬼畜柏である。ひでえ。すみませんホントすみません。
終演後も稽古あるため「ご一緒にビールでねぎらい」とかもなし。すみませんホントすみません。

雨が降っても暑い。
汗っかきのデブに一日中抱きしめられてるみたいな暑さ。逃げ場がない。僕は死んでも君を離さないよ、いいだろう?

不快指数の高い夏。

7時開演でも関西のお客さんは普通に遅れて来ます、と井神さん。
「30分以上遅れて当日券買ってかはるお客さんとかいてはりますよ」
初日、50分以上遅れて来たお客さんがいてはりやがった。しかもペア。
「全体で1時間10分ほどですので、あと20分ないくらいですけど…」
「あ、いいですいいです」
こっちがいくないよ。

しかし未着0は偉い。名古屋は連日普通に未着10超えとかだった。
名古屋が特殊なの?王者舘のお客さんが特殊なの?
王者舘名古屋公演が特殊だからか。

とにかく暑い。
名古屋に帰りたいって言ってめそめそする。

突然、東京公演の電話予約が立て続けに入りだす。
なんだ?なんか紹介記事の載った雑誌の発売日とか?シアターガイドとか?

今日は夜7時頃、売上集計中にチケット電話着信。 出たら開口一番「上演中にすみません、明日のチケットの予約お願いします」と。
わかってるならこの時間帯は外して~。

宿に直帰してうつらうつらする夜11時、予約の電話。京都の人は夜っ張りなのかしら…とか思ってたら、次は0時過ぎに予約電話。えええええ。
「すみません、遅くにすみません!」わかってるなら堪忍してえ~。
あれかなー、プロの興行みたいにコンピュータの自動応答だと思ってるのかなあー。宅急便の再配達承り電話みたいな。ご希望の日を4桁でダイヤルしてください、みたいな。
普段だったら起きてる時間帯だけどもう全然体力なくて、夜遊びもせず倒れこむように意識喪失の日々。しんどい。

金ちゃん飯田からトンボ帰り。信州高原の桃とトウモロコシお土産に。
「このトウモロコシものすごく美味しいから全員に行き渡るようにしてね。もっと買って来たかったけど重くてこれが限界だったの」
わたし金ちゃんのこういうとこ好きよ。
芝居作ってくときのやり方とか考え方とか食い違うことがあるけど、そんでも人としてキライにはなれない。それは金ちゃんが人を大事にする人だからだと思う。そいや金ちゃんが嫌う人って、思い遣りに欠ける人、他人を大事にしない人だな。

人を大事にするのって、結構、厳しいことなのかしれないな。

わたし八方美人で優柔不断だから厳しさには遠いなあ。
「叱る」ことができなくて「当たる」とかになっちゃう。どうもね。

明日はちゃんと早めに行って桃剥こう。