出勤禁止、在宅勤務不可(派遣なので)、外出自粛、のないない尽くしない尽くし〜で閉塞状態のわしわしである。
いや、職場は正しく危機感を持った良い会社。もう年明けくらいから除菌アルコールが玄関ど正面に置かれていて入館時手指消毒必須にしてたし、出勤禁止のお達しも実は3月から政府の通達に合わせて3回くらい出てた。年度末の工期ラッシュでお客さんが「延ばして良いよ」って言ってくれなかっただけ、会社は「お客様の了解が得られ次第自宅勤務に切り替えてください」ってずっと言ってた。
会社は正しい良い会社だが、自宅待機初日は社会から疎外されている感がきついなと思った、不要不急の存在であることがバレてしまった、という。
年末からこっち忙しすぎたからね、休めって星回りだったんだと思おう。終わりが見えないのがまた怖いんだけど。
食料品を買い出しに行って前職の同僚に会う、あちらも緊急事態宣言でやっと上が動いて、昼に突然「明日から半数ずつ交代勤務にします」と通達があったそうだ。今彼女がいるのは法人営業部門のテレアポである。不要不急にも程がある。それでも部門長はきっと「ウチも思いきったコロナ対策を講じましたよ」とかドヤ顔してるんだろうな、というところまで絵面が浮かんだ。気をつけていればもらい事故なんかに遭わないって言い切った課長もいたな。古くて大きな会社は変。むりやり転職しといて本当に良かった、と思う。
正常化バイアスとかいろいろあるのは知識として知ってるけど、事態を矮小化しよう矮小化しようとする人達ってなんなんだろう。
まだウイルスの特徴もよくわかってない最初のうちに「たいして感染力は無い」って言ってた有識者の人とか、人との接触を8割抑える必要はない、緊急事態宣言を全国に広げる必要はなかったと言い出す学者とか、3密がダメで2密まではいいんでしょ?と自由な解釈でレジャーに出かける人とか、なんか、正常化バイアスっていうよりあれ、ロイコクロリディウムに寄生されたでんでん虫か?もう脳を乗っ取られてウイルスが増殖する方へ拡散する方へ行動するように操られちゃってるのか?と、訝しむ。
先入観のないデータと統計ってとても大事。
自宅待機前は、毎日歩いて通勤してたので公共交通機関使わない、お弁当作ってって自分のデスクで食べるから会食のリスクも無い、業務上のやり取りも直属の上長と担当者と数回話す程度、あと帰り際に特定の社員さんにちょっかいかけるくらい、帰途ドラッグストアかスーパーで買い物して帰る、という生活だったので、1日に接触する人数がだいたい5人以下だった。ドラッグストアとスーパーが一番でんじゃあぞーんかもしれん。で、これを8割減らす、だから、2日に1回近所へ食料品買いに行くくらいにしてるけど、どうだろう。それだってネットスーパー使えば出なくて済むのだな。
オンライン飲み会、は、一度参加した、今は微妙かなあ。蟄居生活がも少し続いたらこういうのもありがたく感じるだろうな、という感想。まだ今は代替品、代理満足、っていう感じがしたのだ。あと手持ち無沙汰で常に飲むか食べるかし続けてしまうのだ。まあつまり個人の感想です。
忙しく仕事してた時に思うことは、年度が明けて仕事が落ち着いたら有給とって台湾に行きたいわん、だったのだな、せめての朝ごはんを鹹豆漿にして台湾気分にしてみる。あと油條も食べたい。葱花巻食べたい。食べることばっかか。森林鉄道乗りたい。白菜とか角煮とかの国宝見たい。今度総督府行ったら蔡総統の萌え絵グッズ買うんだ。
今度、が、いつになるかはわからないけど、楽しみはあるさ。
人との接触を減らしまくって短期決戦で落ち着いてくれればいいけど、なんか、経産省あたりがすぐ骨抜きの対策にしようとしてくるし、長引くのかなあ、長引いた方がきついのになあ、インフルのウイルスは湿度で失活するけど今回のはそれも無いというし、梅雨だの猛暑だのに突入したら日頃マスクし慣れてない人達が暑くてマスクなんかやっとれんって言いだすし在宅勤務の各家庭でエアコンフル稼働したら昼の電力ピークやべえし大型台風とか想像もしたくないし、なんとか梅雨前あたりで感染拡大が落ち着くかそれともウイルスが弱毒性に進化してくれないかなあ、もう、神頼み。
虫封じ、悪疫退散、切実だな、何百年経ってもテクノロジーが進化しても、人類の脅威はそんな変わんないんだな。それはそうか。スペイン風邪からこっち百年、運が良かっただけで、ずっとそういうものなのね。