2021年6月28日月曜日

健康と診断

年に一度の健康診断。
今年は節目の年なので検査項目多かった。
バリウムも飲んだ、初のマンモグラフィーもやった。
どうも石川さんのマンモウ開拓団の歌声が聞こえる。マンモーグラフィー。
乳房を引っ張りまくって板に挟んで潰しまくるのででらくそ痛いと聞いていたので、あーなるほど、こりゃー痛いわ、くらいで済んだ。前知識だいじ。
不自然な姿勢で乳伸ばして挟んでしてたらなんか富永一朗の絵が浮かんできた。星まり子の「泣くなおっぱいちゃん」作詞も富永一朗だったっけな。泣くなおっぱいちゃん。

乳腺のところだけ詳しく診たいからおっぱいぎゅーっと引っ張ってなるべく厚さも薄くしてレントゲン撮ろうとか、食道と胃の動きや形を調べたいから液体金属飲ませてレントゲン撮ろうとか、発想が土木系だよなぁ。この30年くらいで医療はめきめき進化してるのになんで検査は変わらないんだろうなあ。文句じゃないのよ、疑問。

6月は体調がふるわない季節で、今年も横っ腹痛いとか、アシクロビル服んでるのになかなか口唇ヘルペスが治らないとか、うにゃうにゃした日々。でもあれね、手洗いと消毒の効果か、風邪はひかなくなったね。国立感染症研究所の統計(https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/idwr/IDWR2021/idwr2021-23.pdfにばっちり現れるくらいの効果ですものね。手洗い・消毒・マスク三銃士すごい。

名古屋市在住、基礎疾患なし50歳、接種券はまだまだ来ません。住基台帳照合も何もなくただポストにインするだけのマスク配布でさえ届くのに何ヶ月もかかったのだから、そりゃあ今度のはもっとかかるんだろうなあ、と思っている。そいでも市の予定では7月中旬には届くらしい。
県運営の大規模接種の会場の一つに県営名古屋空港があって、名古屋からの心理的距離のせいか予約が比較的空いているとの話で「よし、順番が来たら名古屋空港で飛行機見てワクチン打つんだ」とちょっとタノシミにしていたのだけど、国内のモデルナワクチン配分予定が上限になったそうなのでわしわしの順番(予約取れるのはお盆以降か?)までもつかどうかわかんない。
ノースリーブで注射に臨みたいというただそれだけの理由で夏の間に接種受けたい、ジャケットとセーター脱いでババシャツ肩までめくりあげて注射打つのはもたついて申し訳ないからヤダ、でもまあ、時期がずれ込んだらずれ込んだで、冬には国産シオノギ製が出回るかもしれないし、それはそれで、それはそれで。


「負けない」とか「打ち勝つ」とか力強い言葉は今まで能動的に行動することを意味してた、アクティブに。
「コロナに負けない」や「コロナに打ち勝つ」は、畢竟人に会わないこと、はしゃがないこと、動き回らないこと、衛生的な正しさを守って収束を待つこと、退屈と孤独に耐えること。とても受動的。たたかうとか勝つとかいう言葉のイメージとはほとんど対極だと思う。防疫とはディフェンス戦なり。


今年も航空祭開催は無理そうなので、せめての慰みにflightradar24で行き交うヒコーキ情報を見る。この頃のお天気の良い日はアジア航測の測量航空機を岐阜上空あたりによく見かける。刺繍糸みたいに丁寧にWに飛んでいる。

航空祭も台湾旅行も、世の中が落ち着いたらの楽しみ、それまではじっと、タノシミにしている。