2017年9月20日水曜日

忙中閑あり

夏からのいろいろがやっとちょっと落ち着いてつかの間の平穏な日々。
来月になればまた新聞積ん読のひろみち会が始まるのですが、今は、秋の到来をゆっくり楽しむ。

渡鹿野島のルポルタージュが『売春島』というどえらいストレートなタイトルで出版されましたな。新聞広告に出てて余りの直球ぶりにちょっとびびった。
一般新聞の出版物広告ってけっこう審査あるみたいでよく週刊現代やポストの目次部分が伏字になったりしてるんだけど、あ、あと夫のちんぽの広告もタイトル出せなくて知恵絞ったそうですけど、「売春」はOKなんだね
昔、TVの裏社会特集的なやつで島の名前伏せて潜入取材特集とかやってた覚えがあるなあ、20年くらい前だけどその時点でだいぶ衰退してるって言ってたと思う。もう売春商売が消滅したから過去の話として出せるようになったのかしら。


安住恭子女史だからきょんきょん。
小堀純氏だからじゅんじゅん。
でも私は本人にはそれで呼ばないです。
ありちゃんが小堀さんに「じゅんじゅん!」呼びかけてるの聞いた時はいろいろ凄いなと思った。可愛い過ぎるし。
そういえば「わしわし」も「なおみん」もありちゃんの名付けだな。

可愛い過ぎるといえば天野さんを「てんぴょん」いうのも可愛い過ぎてムズムズします、使うの主にふみちゃんだけど。てんぴょんじゃハイジさんちのにゃんこになっちゃうよ。


この歳になりますと、「奇跡の一枚」って要するに露出オーバー気味でややピンぼけの写真。適度に皺とかほうれい線とか粗が飛ぶとええ具合に写るのです。
こないだお祭り行く前に自撮りした写真が、黒のヘッドドレスに露出&ピントが合った結果ものすごい過露出になりまして、びっくりするほど他人が写ってました。もう少し正直に言うと「誰この耽美オカマ!?」って自分でびっくりしました。鼻のつけ根から鼻の穴までがっしりした作りをしているせいでしょうか、我ながらすごく女装子な写りでした。まあ奇跡の一枚。インスタに上げたよ。

近年の奇跡の一枚でオカマにならなかったやつは朗読の時のです。たぶんうまい具合に照明が顔に当たってたんだな。ピントが電車で。
ノーフォトショ、光って素晴らしいね。

2017年9月19日火曜日

秋台風

きょんきょんが
KUDANじゃなくてオージャカン本体の公演を手放しでお褒めになるのは
珍しいなと思った


台風も去ったしさあ秋支度だー、さしあたっては積ん読新聞読むぞー、で、精力的に新聞読んでたら途中で閃輝暗点に邪魔をされる。
あー。
教科書通りのギザギザで虹色できらめきながら回転する閃輝であった、こんなにはっきりしたのが見えるのはわしわしには珍しい。あれだ、ビスマス鉱石が目の中でくるくる回ってるみたいな。
30分ほど視界の中の鉱石に邪魔をされて何もできず、そして閃輝暗点が治ったら吐き気を伴った片頭痛というこれまた頭痛の教科書通りの展開。
転職してから片頭痛出なくなったなーって思った矢先の出来事でした。気づくとダメなんだなやっぱり。

56月がどえらい忙しかったので休みの日に新聞をまとめ読みするようになり、その後生活は落ち着いたのだけどなんだか1日のうちに新聞を読む習慣がなくなってしまい、すっかり旧聞な新聞を読む人になってしまった、これではとっても弘道会(コウドウかいではなくひろみちかい、東スポを数年遅れで律儀に読む坂本弘道氏を勝手に会頭と仰ぐ会)。

旧聞とはいえやっぱり新聞の方が記事が細かくていいなと思うんですけどね、新聞とるのに相応しい生活じゃないのかもしんないな、やめようかな、新聞代月4千円弱だっけ、4千円弱浮いたから何って感じでもないけど、でも2年月賦で安くなったiPhone7あたり買える金額ではある、月々の支払いはまさにチリツモ。
ちょっと考え中。


なかなか丹生川の貨物鉄道博物館に行けないでいます。

次逃すと12月まで行けないよねえ、うーん。うーん。

2017年9月14日木曜日

秋風

ツイッターのハッシュタグ「#自社製品を自虐してみた」が各社公式ツイートで賑わっているというネットのまとめ記事が目に入ってぱらっと見る、ああなるほど、企業大喜利おもろいねえ、と思ったが、それよりなにより目が行ったのは浅田飴公式が載せてたシュガーカットの発売当時のポスターのキャッチコピー「砂糖ゼロの甘さ」、ナールだ。
シュガーカット新発売当時って多分デザインの雰囲気的に70年代初頭あたりでしょ、それってナールが綺羅星の如く写植界に登場したばっかりの最先端字体だった時期じゃない?と思ったのよ。
検索してみた、シュガーカット発売1973年、ナール発売1973年、同年生まれだ。最先端の商品を斬新でファッショナブルな字体でアピール。浅田飴が若い女性をターゲットに鼻息荒く売り込んで行った様子が伺えますね。あの怖い顔デザインもモードだったんですかね。そういや昔のモード学園のキャラクターにもこんな感じの白黒のエキゾチックなおねえさんがいたなあ。あれも怖かった。
モード系は媚びがないから子供心に怖いのよ。


企業インターンで地元国立大学の院生さんがやってきて懇親会。
会場がgeccaのすぐ表側のお店(圭一さんが好きだった文)だったので、二次会でgeccaへご案内、でも一次会場で締めのソバとスイーツまで食べちゃったのでお酒だけいただきました、「ピザ食べたかった!」の声多数だったのでそのうちまた今度は一次会で行くと思う。
皆建築とか設計とかそっち系の人たちなので、文の古民家風建具いじりまくり見まくり、geccaの壁も取り敢えずコンコンして音を聞く、いや自分もやる方だから職種は関係なく建具や内装を気にする傾向の人ってのがいるのよね。舞台美術家さんたちも気になる内装いじりやるよね、あれは職業柄か。

インターン生の就職相談の話題から、姉の会社が業界では結構な憧れの企業と知る、へえ、知らんかった。頭の中で結びついてなかったものがきゅっと紐付くことあり。


ちょっと前までGmail宛にくる企業DMの大半がGmail判断で迷惑メールとして振り分けられてたのが、Gmail側の判断基準がなんか変わったとみえてほとんどハネられずに届くようになった。
けっこーな数来るのね、うざいわ。
ということで、ネット通販やらWEBクーポンやらあれやこれやのキャンペーンメールやメルマガや、の、文言の一番下に大概ある「配信停止」から手続きをしまくってますが、キリねーなーこれ。
しかも元はたった1つの通販利用が、「◯◯社様からの情報提供によりこのメルマガをお届けしております」みたいなのがうようよ、いったいどんだけバラまきやがった◯◯。
メールから1クリック2クリックで配信停止できる仕様のとこから、わざわざログインしてマイページ入って設定変更ページから配信停止希望のアドレス入力してってどーしょーもなくめんどくさい仕様のとこまで、バリエーション豊かだし。


以前タンブラーで見た、「当社は取引終了後にダイレクトメールを一切お送りしません」の一文で売上倍増したネット通販会社の話を思い出した、こういうことなのよねえ。

2017年9月10日日曜日

オープン

「オージャカンのお手伝いをしたことがあるっていうあっちゃんていう子が、くしやんの店の向かいにお野菜中心のフレンチのお店を始めるからオープンしたらみんなで行こう」
とハイジさんから聞いたのはシアンガーデンのツアー前だったか後だったか。
「なんかね、田岡さんのこと知ってるって言ってたよ」
お手伝いをしたことがある?あっちゃん?田岡さんを知ってる?
誰だろう、心当たりがない、と田岡さんが首をひねり、まあ「お手伝い」ってかなり幅がありますからね、とわしわしは言った。
近年だと美術班の手伝いで23回顔出してフェードアウトしちゃった女の子とか、いや手伝ったのが美術班かどうかもわかんない、受付周りのお手伝いでパンフ渡しとかだけ頼んだ子とかだったら向こうは覚えててもこっちは完全に忘れてるとかあり得る、あとたとえば珠やんと一緒に古着の買い出しに行って衣装部に顔出してたとか、ハマジ奴隷の映像学生さんとか、どのチームをどのフェイズでどの程度お手伝いしてくれた人だろう、そういやIKILLのツアー全受付やってくれた子がパティシエ修業中の子だったっけなあ、とかなんとかぼんやり、でもまあわしわしの関わってない時期に来てた人の可能性の方が高いかな、とか思ってて。
8月の末にお店オープンしたそうで、ほんじゃまあっていつもの金曜会の面子で行ってみた。

手伝ったってレベルじゃねーし!

田岡さんと2人「そういうことか」って言ってしまった。
オージャカンの公演を手伝ったことのあるあっちゃんで料理人。情報としては一つも間違ってないけどまったく浮かびもしなかったよ!盲点か。
ハイジさんは当時面識ないからよくわかってなかったんだな。

それにしたってくしやんに「あっちゃん」にぱうぜにgecca、かっちゃん覗くと奥にカマチカ、なんだろうねえこの集まり方。半径30mに知り合いが集いすぎだ。

というわけで金曜夜は常の4人でこだわり野菜のおしゃれフレンチを肴にワイン飲みからかしました。ちょっと飲みすぎた。野菜が美味しいけどオール野菜じゃなくてクエとかムール貝とかソフトシェルシュリンプとかメヒカリとか動物性のものもあります、旨いです。
クエとムール貝のポアレ的なやつ、クエ身と肝と皮をご賞味あれ。

なんかの話の流れでもちくんに「50がらみの熟女2人」と言ったらえらいいやがられました。
「アラフィフ」はいいけど「50がらみ」は重すぎるって。その「感じ」が面白いのでつい積極的に使いたくなる「○○がらみ」。「アラサー」だと想起されるのは姉Canとかそっち系で、「30がらみ」だと黒い事件簿な感じです。生活に疲れた不健康な色気があるかもしれん。50がらみは孫がいそうかな。

あとお店のワインクーラーがル・クルーゼ製のティーコジーみたいな形のやつだったんだけど、ル・クルーゼを知らない田岡さんに説明するにあたってハイジさんが「婚約者を次々殺した女が男の胃袋を掴むのに使ってた」といきなり斬新な説明をし出したのが衝撃的でした。木嶋(旧姓)佳苗が使ってたらしいです、知らんかったけど。
ル・クルーゼはおフランス製の高級カラフル鋳物鍋で有名です。個人的なイメージだけどストウブは男の料理的でル・クルーゼはセレブ奥様な。

2軒目にぴに行こうとしたら満杯でぱ。週末はこのパターン多いね、繁盛しててなによりです。
集合前の飲みも一次会も二次会もすべて半径50mで済んでしまうので他所に行きませんね。たまにちょっと脚を伸ばすといい旅夢気分。柳原とか。

次回あたりはgecca行ってぴな気がします。中華行ってかっちゃんでもいいです。半径50mで組み合わせ無限大。

2017年9月4日月曜日

9月

ちょっと動き続けな感じの8月が終わって、9月。急に風が涼しい。というか寒い。 

土曜、ありちゃんの芝居観に四日市、の田畑の中に建つライブハウスへ。
お車無いと行けないやつ。

送迎のもちくんのお車の中で、右目にめっちゃ違和感、痛くはないんだけどなんか涙が出る。コンタクトレンズの具合が良くないっぽいんだけど見たところ異変は無い。なんだろう?ちょっと目閉じてたら落ち着くかしら?とかやってたけど全然ダメで、視力補正も効いてなくて、会場着いてから右目のレンズ外す。理由はわからない、裏表が逆になってたとか細かーいゴミが入ったとかかしら。
いつも保険で眼鏡持ち歩いてるのに今日に限って持って来てない、両目裸眼だと舞台も見えないし見えなさすぎて動くのもキケンになっちゃうので、仕方なく右目裸眼、左目レンズ装着のカタチンバ状態にしておく。
でも片目がクリアに見えてて片目が裸眼0.04とかだと、視界って見えない方に引っ張られるのね。焦点距離も違っちゃうのか。なんで右目を手で覆って片目観劇。
演目は清水邦夫の4人芝居、女優が4人で姦しい、あ女が一個足りない、女姦しい小作品で。

終演後はハイジさんの誕生日お祝いと打ち上げと兼ねて、四日市駅前へ繰り出しの、親戚の家の応接間かよっていう完全個室完全放置の焼鳥屋さんの2階へ。ここ前もなんかの打ち上げの時来たな、田岡さん個展の坂本ライブの日だったかな。

片目見えないと階段の上り下りが猛烈に難しいです。
片目裸眼はカルチェ・ラタンに似ている。

最後は、なんか、もちくんのスカートを広げて、あいちゃんが「魅せられて」歌って、笑って、解散しました。

夜はすっかり秋でした。


さて、なんだかここ12年で急に三重にご縁ができたんだかなんなんだか、しょっちゅう近鉄乗ったり1号線飛ばしてもらったりしてますけど、三重県では現行の都市計画方針(マスタープラン)が目標年次に近づいているということで、次の10年間に向けた都市計画方針を策定しましょうと各種の審議や会議が動き始めているそうです(ちゃんとした情報は県のホームページで公開されてる)。
で、わしわしの仕事もその関係なので、議事録やらを起こしながら「あっ、昨日まさに嵌った渋滞高速が課題になってる」とか「そーなんだよ神宮さん以外にも伊勢の面白いとこいっぱいあるのに県外アピールが下手だよね」とか、なんかもうしみじみ身に染みながら仕事してますよ。観光客が来るばっかりが評価点じゃないけど、ちょっと勿体ないよねって思う。
どうせやるならハードとソフトが絡んで面白い10年後が描けるといいですよね。

先週は東日本の復興資料にあたってて、「まちを作ることは道を作ることなんだなあ」と思った。
桑名や富田の花火で渋滞や袋小路に嵌るたび「津波避難だったら死んでる」と思う。
でもわたしほっそいくねくね道が好き。
古い木造家屋の間を縫うように私道なんだか公道なんだかっていう細道があってって、そんなまち好き。
防災を考えたら耐火耐震の建物にして幅6m道路をまっすぐ通した方がいいのは明白だけど、まっすぐな道でさみしい、くねくねやうねうねに魅力があったりする。その辺の兼合いをどう落とし込むのかですよね。

去年ヤジキタ旅行で行った河崎も、昔洪水被害があって国の防災計画で一帯立ち退かせて瀬田川の川幅広げようってなった時に住民の反対運動が起きて川っぱたに蔵建ててまんまと町並み保存地区にしおおせたっていういわば都市計画の反逆児みたいなとこで、でもその反対運動のお陰で今や観光地になってるんだから面白いよね。治水よりこの町並みを残すって住民の強い意志と行動の賜物だね。


また、何十年も経ったら価値観も変わってくるのかなあ、道を作りまちを作り国を作って、どうなるんだろうなあ。

2017年8月30日水曜日

夏拾遺

伊丹から帰る車中、高速道路の上で見た、日の暮れ、彩度の低い夏景色であった。グレースケールの入道雲に夏山。


下北沢オオゼキの前で頭の先から爪先までそっくり同じ格好をしたハタチくらいの双子の女の子を見た。それが横並びではなくて縦列に、2人続けて曲がり角から現れるものだから、ベタなコントか昔のギャグマンガみたいに目を擦ったり目玉を飛び出させて驚いたりしそうな瞬間だった。

双子コーデってあるね、あれ好き。かわいい。仲良し女子のお揃いコーディネート。
わしわしと双子コーデできそうなのは、もちくんかなあ、年頃とか背格好とか。おんなじ髪型しておんなじお帽子かぶっておんなじワンピ着ておんなじタイツにおんなじ靴履いて、鞄持って、意味もなく商店街のアーケードぶらぶらしてみたい。


初めて天野さんがマルタ君に会ったのは、新宿アートシアターでのレビュー帰り、マリリン&星子に「あのライブハウスに飛ぶ美少年がいるから見に行こう」と誘われたそうである。飛ぶ美少年。それは見に行かざるを得ない。ライブ中のジャンプが凄かったそうである。


「スガキヤの焼うどん」は「インドの山奥デンデン虫出てきて♪」であった、ハマジのドロステ効果同ポジは「スガキヤの冷やしラーメン」の方だ。

どうしても思い出しちゃう、名古屋っ子の刷り込みで。

2017年8月28日月曜日

伊丹から名古屋

伊丹、および全公演ぶじ終了のようです。良かった良かった。

舞台をじっと見守るカエルちゃん。
なんか直角。


女優Yさんはe+のスマチケのことを「ぺ」と呼ぶ。

「ぺのお客さん来ましたか?」
「?ぺ??」
「ぺ
もしかして加藤茶?かとちゃんぺ?なんで??」
「二本指でペッてやるんですよね、ありちゃんから聞きました」
「あっ、スマチケもぎりの2本指スワイプのこと?」
「ペ

東京公演中にやっとスマチケのもぎりを完全に習得しましたよ。チケット画面からもぎり画面に進んで星と星が出て来たら2本指で「ぺ」するんですよね。
受付では前売券のお客さんの未着状況を半券で確認してるので、将来的にスマチケ利用が増えるとちょっとなんか対策を考えなきゃいけないのかなあと思う。もぎり係がカウンターでももっとけばいいのか。なんだかんだで制作側にはまだ物理チケット便利な気がするわあ。

田岡家のドアノブ。


伊丹初日、本番後の乾杯でありちゃんが伊丹版を全然観てない、このままだと観られないまま終わると知る。
受付は、まあ、アイホールなら人いるし回ると思うので、本番中の夕沈ダミーを誰か替われれば観られるんだけど交替要員がいない。
というわけで日曜マチネはわしわしが夕沈のダミーをやるという無茶を通してみました。背丈も尻幅もグローイングアップなダミーですが、衣裳着て天野さんに見てもらって、で第一声が
「東京でゆきちゃんが『あたし、太っちゃったんで』って落ち込んどったんだけど」
はあ」
「まあ2人で慰めあっときゃあ」
……はあ」
このもってまわったやらしい言い方。「カシワ、太ったね」の一言でいいのに。
それでも駄目は出なかったので後は物理的に出ハケできれば、と、小返しタイムに稽古。
「えっこんなに屈むの?」ていうくらい屈んで、「えっこんなに足上げるの?」ていうくらい足を胸に引き付ければまあなんとか出入りできるなと。そうね思えばあの穴って小柄な人しか出入りしてないのよね。
稽古を見守る人々からは意外と夕沈に見える、との声、衣裳マジック凄い。

まあなんだかんだにこじつけてけつプレイに参加してみたかっただけですよ。
本番が一番冷静にうまいことできましたよ。「あの稽古はなんだったんだって拍子抜けするくらいスムーズ」とハシヤンが言ってくれましたよ。演出家先生から大成功のお言葉もらいましたよ。なかなか言ってもらえないよ大成功。あと演出家先生から「下半身女優」の称号を賜りましたよ。下半身女優。無駄にいやらしい。


好きすぎて奔走しすぎて本番が観られない、っていうといまだに木場の坂本ライブの時のゆうごりんを思い出す。今回もありちゃん見てて思い出した。
木場で、自分が観たくて尽力してきたのになんで本番で会場の外にいるんだろうって泣きかけて、いや、観てやる、って会場に突っ込んでった話がすごく好き。10年くらい昔のことなので細部の記憶が違ってるかもしんないけど。


マチネ終了後すぐにもちくんカーご一行様で名古屋へ帰る。
「シート倒してもいいですか?」
「いいよ、イタズラするから」
「『下半身女優にイタズラ』ってものすごくいやらしいな」
天野さんの命名のせいでその後もずっと下半身女優ネタを引きずりましたよ。

四日市では富田の花火大会、交通規制に引っかかってえらく時間がかかりました、でも車中から花火見えてなんとなく得した気分。
今年は花火に始まって花火に終わる夏だった気がしますよ。
富田近くの交通標識、なにこれふざけてるの?

2017年8月27日日曜日

伊丹

伊丹におります。
いたみいります、という駄洒落じゃないですよ。
今まで予約満室だった伊丹のホテルが直前割で数室放出され、予約途中で寝落ちして24時超えたらさらに100円下がった。なんという予約チキンレース。

というわけでミズタニーは見送りのシアンガーデン伊丹バージョンです。
ミズタニーは初回から半年後に2回目があったので「またそのうちやるだろう」とちょっと油断しているというのもあります。天体運行と違って前回が半年間隔だったからといって次回も半年後にあるとは限らないのが興行というものなのにね、ほんとは「観られる時に観とけ」が正解。知ってる。

超直前割のお宿は、お値段的に狭目のビジネスホテルでしかも窓のない部屋でエレベーター脇とかかな、と思ってましたら結婚式や祝賀会をやるよーな豪華なホテルで広めのシングルでセミダブルの広いベッドだった、さすがにエレベーター前ではあったが(ホテル的には下座らしい)、エレベーターから近い方が楽で好きなので問題なしです。

伊丹公演もいきなりのマチソワマチソワですよ。初日ソワレは花火大会と丸かぶりでアイホール前の道もすごい人、本番中に花火の打ち上げ音が聞こえてました。「花火大会、やってるね」のセリフで笑いが起きてたな。

出演者の入替の他にも細かい追加演出があってなかなか新鮮な感じです。
アイホールの舞台広いしね。


伊丹はマチソワ・マチソワ・マチネバラシという日程です。土曜始まりの月曜昼まで。がんばれ。

2017年8月25日金曜日

火曜マチバラ

無事、東京全日程終了。

誰この日程組んだの。
と言いたくなる怒涛のゲネソワ・マチソワ・マチソワ・マチソワ・マチネバラシ。昭和生まれ集団がんばる。
せめて気温か湿度が下がるといいなーの思いむなしく夏日大バーゲンの楽日マチネでした。脳細胞が煮えるからヤメテ。
風呂上がりのフルーツ牛乳のように腰に手を当ててポカリを一気飲みする人に。

いやなんだかもう。コレがアレして。

新幹線降りたらコントの酔っ払いみたいにわかりやすい千鳥足でびっくりした、足がまっすぐ出ないのね。
だからね、いつも言うんだけどね、これを気力であれまで動かせるんだから、体調万全なら気力で空飛べるんじゃない私。

今回のツアーは珍しく伊丹終わりなのでまだまだ公演は続きます。伊丹版はダブルキャスト・トリプルキャストの入替もありますね。

わしわし伊丹行けるかどうか体調やアレとアレしてまだ調整中。
V系オバQ(中身は酒)無事届いたとのご報告頂きました…まあトラック積んだら大概大概ぶじ届くんですけどね。

2017年8月22日火曜日

月曜マチソワ

東京のいいところは湿度が低くて名古屋の夏より過ごしやすいことなのに、なにこの蒸し暑さは。あまりのことにポカリ一気飲み。
ちょっと買い物で祐天寺に出て下馬の交差点まで歩く、朝9時台なのになんて暑さ!蒸し系だから日傘もあんまり意味なし。

味のある建物、古いクリーニング屋さん。
薬局の前のこういうやつ。
精肉店と隣のぶーとんうどん店。

目的は東京の下町的な和菓子屋さん(高級茶席菓子じゃなくてお餅とか赤飯とか細巻きとか売ってるような和菓子屋さん)。
発見!
なんで東京の下町的な和菓子屋さんって「伊勢屋」ていう屋号が多いんだろう?
お店のお兄ちゃんもええ感じの人で来た甲斐あったなと嬉しい。

月曜も昼夜。お昼に小田急で人身事故あったそうで電車止まってたらしい。間が悪いな。

ほんでもってこの夜公演から受付隊長代行。スズナリ階段を上ったり下りたり上ったり下りたりする人。
ちょっとアレしてアレしました。仕切り悪くてほんとすみません。窓口精算のお客様にはなるべくお時間に余裕を持ってお越し頂きたく。

でもようやく東京公演アレしました。よしこの調子この調子。


現場入ると喫煙復帰する人多いですね。
東京来て加熱式タバコglo買って吸ってる、甘いポップコーン臭。スースーするポップコーン香をたしなむ感じです。
ふだん要するにメンソールのスースー感のためにタバコ吸ってるので加熱式タバコはちょうどいいかも。

と、一旦は思ったけど、しばらくgloにしてわかった、わたしタバコ吸う時のライターやマッチに火着ける音、「カチッ」とか「シュボッ」とか表現される、あの音が好きなんだ。真夜中の長電話の向こうから聞こえたあの音。

着火音がないとなんか今ひとつ満足感が無いの。求ム音改良タイプ。

2017年8月21日月曜日

日曜のマチソワ

東京3日目、日曜、昼夜公演。
10年ぶりくらいにスズナリの受付ボックス入りましてジャブの咲田さんと受付嬢を。
いやちょっとうかうかしててボックスに立つと思ってなくてほとんど準備とか下調べとかせんで東京来たもんであわあわちゃんよ。えっ学生料金って幾らだっけ?みたいな。スマートチケットってなんすか?的な。あわあわっぷりを目の当たりにしちゃったお客様ごめんあそばせね。未着カウンターを持ってくるの忘れてたなあ。

あわあわだろーがなんだろーが、当日券も止めない強気の受付ですのでご安心して劇場までお越しください。

ダンス監督イケリョウが来たけど一瞬誰かわからず。おかっぱを放置したようなその髪型は誰?ってなった。

1回目の3拍子ダンス、スクランブル交差点みたいなフォーメーションの踊りって身体の使い方が凄いイケリョウだよね。あの振りをイケリョウ本人が踊ってるの見たいなあって昨日も書いたけど今日も書く、そして本人にも言う。イケリョウは東京人なので「スガキヤの焼うどん」がわからない。

久しゅうに栗ちゃんの顔も見れて嬉しい。

マチネ後、ぶーとんとんとハイジさんとで珉亭。
赤紫蘇でも入れたのかっていうくらい赤いチャーハン。

ソワレ後、苑ちゃんとごりんとでチーズケーキとコーヒーの美味しい小洒落た喫茶店でチーズケーキセット。
皆インスタ女子&男子なので撮る。

そいやぶーとんが「インスタ女子の影響で仕事が入らなくなってる」って言ってたなあ。プロカメラマンより人気インスタ女子かなんかに撮影頼んじゃう時代なんだってさ。
昨日打ち上げではまじや川口さんともそんな話題が出たけど、YouTubeにあげた公式動画よりファンの人が勝手に撮ってあげた出来の悪い回のライブの方が視聴数多かったり。インスタにせよYouTubeにせよ、個人発信の情報チャネルとどう付き合っていくかがこの時代の鍵だよね。向こうは母数が凄いから制御なんかできないでしょ、どう利用していくか的な。

そうそう、ごりんとミズタニー話の流れでナカゴー話。ナカゴーの公演って野鳩さんとの合同公演でしか観てないんだけど、その時のアフタートークで言ってた合同公演没アイデア「雑黒(舞台用の黒い端切れ布)が意思を持って人を襲うようになるパニックホラー『雑黒』」っていうのがもう最高におかしすぎてわしわしのツボに入って声たてて笑わせていただきまして、それ以来いつか観たいなーと思い続けているんですよ。だって「雑黒」のセンスの人ですよ。

ハイジさんが公演中に私服でオシャレ黒ワンピースを着ていたらいろんな人から「あ、ハイジさん雑黒着てる」と言われたというエピソードも切な笑えて好きな話。

ソワレからお仲間が増えましたよ。

2017年8月20日日曜日

シアンガーデン・東京

わしわし遅れて東京入りです。
名古屋超快晴だし東京雷雨だし。
なんかね、今回のツアーに猛烈な雨女か雨男がいると思うのよ、だって名古屋仕込み初日(搬入日)に台風直撃だったのよ、で、公演始まったら本番中落雷とか終演後豪雨とか賑やかな空模様で。
東京は土曜から月曜まで3日間連続雷雨予報出てるし。
引きの強い雨男雨女、だれかなあ、初出演の苑ちゃんあたりが怪しいかなあ。



電車の都合でソワレに間に合うかどうかだったけどいろいろ難儀があって結果予定よりかなり早く東京着、東京バージョンを客席で見せてもらう。キレキレの中村えみちゃん版。
はじめてセンター席で観たので踊りの全体が見れたよ。そいやひとつ、イケリョウの踊りで見たかったダンスがあるな。全体的にイケリョウイケリョウしてるやつ。

本番重ねて練度上がって細部がきっちりしてきて綺麗だなと思いましたよ。
終演後の拍手鳴りやまず、急遽再ご挨拶。いわゆるダブルコールってやつですね。

マリリン来ててちょっと話す、初対面のお客さんにマリリンを「踊る王者舘になったきっかけのダンサー」と紹介したことから「王者舘っていつからダンスするようになったんだっけ?」と…
わしわしがお客さんだった時は踊ってなかったよ、ただすごく歌ってた。主題歌は当然のこと、チームごとシーンごとの挿入歌がたくさん、1芝居で5、6曲は歌ってたんじゃないかしら。みんなで踊るとかはなくて、ただセリフに合わせてフリは付けてた、あと白シェーの踊りとかフリーダンサー亀とかそういうおたわけ踊りはあった。
ます黄昏団で踊りだして(というかダンサー中心のレビュー系ユニットとして始めたのが黄昏団)、それからしばらくして石丸さんがダンス作るようになってたなーと。王者舘だと星ノ天狗あたりが全員ダンスが出現した時期じゃないかしら。

と、いうような古い記憶をたどたどしくたどる旧メンバーとの同窓会、だんだん記憶も怪しくなっていきますな。30年経ちますとな。

東京公演も大変タイトなスケジュールでこのあと22日まで昼夜昼夜昼と5ステージ、まだ予約も当日券も出せそうです、今なら間に合うよ。

2017年8月17日木曜日

夏の熱い鉄

夏の不条理。
アイロンかけたい服はだいたい夏服。
綿100%とか麻とか着たいし。
…この暑いのに!
しかもアイロン1000Wとかなんでエアコン一旦切る(ブレーカー落ちないように)。
真夏に汗だくで爽やか綿シャツにアイロンかけてますよ。なんか「優雅に湖面に浮いているように見える水鳥が水面下で必死に足漕いでる」みたいな。違うかな。

すごく好きな服なのに出動回数の少ないのは、だいたいアイロンかけに躊躇してる服。

2017年8月15日火曜日

夏1/3

むくみがひどいので利尿剤に手を出してしまおうか悩むこの夏、しかし頻尿になるのは嫌だな。
むくみすぎてしゃがんだらふくらはぎがシャウエッセンみたいな音立ててはじけそうで怖いよ。押しても指が入ってかないよ。



シアンガーデン名古屋公演終了〜。
4日6stゲネ有はスーパーハードだったご様子。昭和生まれ集団頑張るわねえ。

久しぶりに大須商店街通ったら新しいお店増えてて新陳代謝してるなあって思った。で、新しいお店の前は何があったんだっけ?ていうのが思い出せない。

七ツ寺共同スタジオのお向かいさんの長屋が取り壊されてコインパーキングになったので七寺(正覚院長福寺)の裏がよく見えるようになったのね。

スタジオ内部も毎年設備更新されていって楽屋のエアコンが最新式になってたりオペ室が空調完備になったりしてますが、今年もやっぱりCRAZY DOLLSのステッカーは健在。

そしてツアーメンバー昭和集団は休む間も無く東京移動・仕込みが始まる。わしわし後半いくからよろしくね。
伊丹公演は行けるか元野鳩水谷さんの方に行こうかどっちもやり過ごすか考え中よ。水谷さんのは行けたとしてもSNS禁止な時期よね。現地で会う人会う人に「Facebookとかに載せないでくださいね」ってお願いしてまわるやつだ。まあめどい。

お盆すぎてちょっとは涼しくなるといいな。
夏の下北沢はスープカレーがそそるよね。