2011年4月28日木曜日

発熱機関

また熱出して豚まんのように湯気を出している、あつい。くるし。


なんか最近よく熱出すな。食欲なくていちごばっか食べてたんだけどあれ前兆だったのかな。


あきらかに体調悪い日が職場の飲み会だったんだよねえ、あれはタイミング悪かった。


明日には平熱になるかな。猫が添い寝してくるからまだかな。



2011年4月25日月曜日

ニチヨウ

ユージンじゃない、キノコストラップは、奇譚クラブのネイチャーテクニカラーシリーズだ。


…「奇譚クラブ」でイメググると、予想通り、カストリエログロとネイチャーテクニカラーアマガエルシリーズあたりがオセロのように入りまじって、なかなかカオス。セーフモード切ってると更にカオス。


 


 


日曜、洗濯機2回まわして、それから、やっと念願の美容院。なんかかんか約束があったりしてなかなか行けなかった。


久しぶりにカラー入れた、何年ぶり?ゆうても、仕事もあるので、すごく気づかれにくい、ほんのちょっと階調落としたら「黒」に認識される程度の色。


 


もう、4月も終わりなのね。


あっという間にヤジキタだね。


ヤジキタ終われば、大好きな5月。


もう、1年は、5月と10月だけでいいよ。上半期5月。下半期10月。


 


恵那市にある中山道広重美術館で「画家・林静一展 小梅ちゃんから赤色エレジーまで」開催中。5/29は上映会とサイン会開催。


それはとてもいいけど広重美術館ってどこにあるんだ?どうやっていくんだ?お車なくても行けるとこかしら?


けっこうあっちこっちに美術館あるよね。岡崎の子ども美術館だったかな、気になる展示がちょくちょくあるのにすごく交通の便が悪くて一度も行けてない美術館は。


 


今三重の二見の方にあるマコンデ美術館はその昔名古屋南区の工場地帯の一角にあった、確かあのあたりに工場もってる会社の社長さんのコレクションが元だったと記憶している、


名古屋にある頃一回行った。その頃は来館者が少なくて閉館するという話だった。結局三重に移設して今も健在。


一緒に行った人物の感想。「来館者少ないのか。名前が悪いな。まー来んでええ美術館だからな」(名古屋弁。「もう来なくていい」の意)


 



2011年4月21日木曜日

クツガナル

日曜出勤だったので、水曜が代休、晴朗ナレド波高シ、的な、青空と強風。


 


地震、津波、余震、放射能、電気、政治、毎日、情報いろいろあり、いろいろにまとまらないこと思う、が、まとまらない。


バイオレンスジャックのオチってどんなんだったっかなあ、巨大地震の時に、生き残ることだけを思った強い精神力の持ち主だけがたどり着いた精神世界、とかそんなんだったっけ、連載が長すぎて最後の最後のオチがうすらおぼえ。


精神は、万能か、精神力は、万能か。だったら、やだなあ。


脆弱な精神の持ち主としてはそう思う。


 


ぽかぽかの陽とぴゅーぴゅーの風に晒されながら散歩、仲田界隈へ、キッシュがご自慢というカフェを目指して行ったけど水曜休みで、珈琲屋さんで一服。


道沿いのハナミズキ咲いていた。


 


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リハビリセンター近くの自動車修理屋さんの看板わんこ。


 


お手手つないで 野道を行けば、


みんなかわいいナントカになって、


コーヒー飲みながらふっと童謡が浮かんだけどナントカの部分がわからない、何になるんだったかな。


この童謡のタイトルが「お手手つないで」でも「野道を行けば」でもなく、「くつが鳴る」であることは知っている。


 


特にあてなく池下駅まで出る。


名鉄パレから窓の外見たら、見慣れぬ工事現場、あ、厚生年金会館の跡地か。


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どこが買収したんだっけ、何作るんだっけ。


 


名古屋は余震もほとんど無いし、水もトイレットペーパーも通常流通に戻ったし、納豆やヨーグルトは品切れの気配も見せなかったし、東日本で起きていることの実感はないんだけど、軒並み売り切れのタバコ売り場だけが非常事態を知らせています。


 


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わざわざ黄色のフダを立てて売り切れを宣言する自販機。


 


ユージンのガチャガチャに「リアルキノコストラップ」というニッチな需要の商品があってついガチャる。


品は「ナメコ」とか「エリンギ」とか「マッシュルーム」とか。


 


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唯一派手な色彩のベニテングタケ出ましたー。


 


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裏までよくできている。


 


ベニテングタケってのは非常に強い旨味成分を持ってるそうですね。その旨味成分に毒性があるそうな。


毒抜きしたら旨味も消えちゃうってわけか。なんという罠。


 


日が暮れるまで歩きまわって、帰って、部屋の片付けをするつもりが、もうだるいからいいや、で、見て見ぬふり。


寒いので久々ガスヒーターつける、なかなか仕舞えない。


 


 


公益事業と原発。


東電の事故で思うことあれこれ、思い起こす小説や漫画あれこれ。30年近く昔の漫画とか。


いろんな人が最悪の事態を想定して告発したり創作したりしてきたけど、当の電力会社は「事故はあってはならないことだから事故後のシュミレーションはしていません」で通してきた、企業の理屈も企業のメリットもよくわかりません、核エネルギーに固執してどんな見返りがあったのか、よく原発利権と言われるがそれは原子力でなければ派生しない利権なのか。


 


節電、と言いながら、奥様番組では「電子レンジでお魚に焼き目が付けられます」な便利調理器の実演。


以前、中電のCMでユースケ・サンタマリアが「ガスの得意はガスにまかせろっ」って言ってたっけ、その通りだよ、とかく焼くとか蒸すとか湯を沸かすとか、熱関係が一番電気食うのはブレーカー飛ばした経験のある人はわかっているはず。焼き目はガスコンロで付けたらいいのよと我思う。



2011年4月12日火曜日

春宴

日曜は毎春恒例、KUDANチームお花見。


目的地も花盛りですが。目的地までの赤い電車からの眺めがなんともほがらかに春景色。車窓のお花見が好きだな、春の京阪本線とか。


昨日摘んだつくしをきぬさやの玉子とじに混ぜ込んで宴席の肴に添える。久しぶりに分量多めの調理をしたら調味の加減がわかんなくて醤油辛くなっちった。


家族連れのお花見客を眼下に見下ろす一等席で酒盛り。


今年はことのほか暖かく。薬服んでるのにくしゃみ止まらず。マスク着用のまま酒のもうかと思ったよ。



話題は月曜のヤジキタ復活公演記念トークショーの話とか。


スミレ超特急の裏の話、ええ特にハイジさんの苦労話とか。


おっぱいペンギンの話からおっぱいが嫌いな男子なんていません話になったりとか。


あと井村さんが部族長と呼ばれハム君がショーコーと呼ばれぶーとんがノリノミヤ・シオヒト親王と呼ばれた。別名の多い人たち。





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車止めの上のステンレススズメと塔と桜。後ピンでポン。


 


日が傾いて場所をおぐまさんちに移してシュと酒肴を買い足して宴続く。


KUDAN海外ツアーの積もる話あれやこれや。いろんな国行ってるからエピソード豊富でおもろうございますが、うらやましい話はあんまりないな。なんかの間違いでその場に居合わせなくてよかった、的な。土産話としてはサイコーに楽しい、的な。


さて次はどの国行くの?


 


夜更ける前にもち女史の真っ赤なスポーツカーで送ってもらって帰宅。


KUDANのお花見すると「さあ新年度だっ」て気分になる。


はじまるのね。いつもすぐだね。


今回のヤジキタはまたも仕事の多忙期と重なっていますので1回お客さんで顔出せたらいいなぐらいの感じですが、楽しみですよ。


 



 


わんこ動画


http://www.youtube.com/watch?v=B8ISzf2pryI


 


何度見ても0:40あたりでムズムズします。



2011年4月10日日曜日

出歩く

例年の春の不調…薬負けもあるのかな…


とりあえず、約束のおっぱいペンギン見にく。


 


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まねきペン。小判で股間を隠していらっしゃる。


 


春じゃによって、頭痛だの胃弱だの鼻炎だのにてこずってうつむきがちな日々のうちに、すっかり花開いていた。


 


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とてつも人を誘う、散策によさげな土手を見かけて寄り道。


桜盛りに、タンポポ、ホトケノザ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、ヒナゲシ、椿、コブシ、シャガ、三色スミレ、色とりどり咲いていた。


つくし摘み摘み歩いた。


春の花は色彩豊かだな。五月になると、ヒトツバタゴ、ウノハナ、シキミ、クチナシ、ナズナ、コデマリ、スズラン、白い花が咲く。


五月の花が好きだ。


 


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河川敷の送電鉄塔を真下から見上げる


 


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最後はアプフェル・シュトゥルーデルと生姜黒糖紅茶


 


半年に一回くらいアプフェル・シュトゥルーデルが食べたくなる。オーストリア風りんごパイ。


食べてみるとそんなに特別好きな味でもないんだけど、半年経つと「特別好きな味ではない」ことの確認のためにまた食べたくなる、という。


因果な食べ物。


いや因果なのは自分なんすけどね。


 



 


先日田岡さんがおーしまの新刊をうちに忘れていったのでぱら、ぱら、と読む。昔の外国の話だ。


おーしまさんには、見て触れる場所を舞台に書くイメージがあったのでそれが意外だった。


でも、やっぱり、まっとうな地縁血縁の外側に居場所がある人の話のようだったので、おーしまだ、と思った。


まっとうな地縁血縁。親兄弟、とか、家族、親戚、とか。学校、とか。


どうしたって繋がっている筈の人たちとどうしても何か共有できないある「感じ」があってしっくりこなくて周りもそれは感じてるから異端児扱いで、


だのに出自も世代も環境も違う人と、ふと、言葉が通じることに気がつく、そういう人に偶然出会う。


おーしま小説ってそういう印象だ。全部読んでるわけじゃないから印象も偏ってると思うけど。


「仲間」や「居場所」を見つけて狭く閉じていったらカルトなんだけどそうならないのがかっこいいかな、淡い共犯関係みたいに。


 



 


苺購入。


春満喫、的な。



2011年4月7日木曜日

るるるるる

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ねねさんがくっついてまわるので動きにくい


甘えか監視かそれともそれらは同じことか。


 


桜が咲きまして春爛漫で霞がかって薄ぼんやりした感じで毎年のことで。


汗ばんだり冷え込んだり着るものに迷ったりもいつものことで。


緩みそうで緩まない晴れそうで晴れない会いたいのに会わないいきたくないのにいかなきゃならない撫でると静電気が凄い、むずむずむずむず。


もやもやもやもや。


 


思い出すこといくつか、この時期、たとえば木場の夜、風が冷たかったっけ、空港のそばで真夜中の酒盛りもした。


会いたいのに会えないのはいつからだったっけ。



2011年4月3日日曜日

4月

YouTubeにあるクラフトワークの"Radioactivity"(邦題:放射能)コメント欄が福島の話題で賑わってる、


「最新ミックスじゃ歌詞変えなきゃだね」「チェルノブイリ、ハリスバーグ、セラフィールド、フクシマ」「日本を救え」「マジでStop Radioactivity」「二度の核を経験してる日本なら今回もきっと立ち直るよ」「核要らない」「原発悪ないよ!悪いのは津波と地震だよ!」「いい曲だなー」(以上意訳)…掲示板のノリって世界共通ね。


 



 


兵役を終えて帰ってきたご主人様に狂喜乱舞するわんこ


http://www.youtube.com/watch?v=ysKAVyXi0J4


こりゃうれションものだわい。


こんだけ歓迎してもらえたら嬉しかろうなあ。


 



 


タバコ出荷制限の話題から「タバコ畑って東北に多いのかなあ?」と思い、それから連想で、『風の又三郎』のタバコ畑の場面を思い出してた。


ほしたらハマジもおんなじこと言って、ついでに、20年くらい前にリメイクされた映画はやだったねえ、というところまで意見一致。監修は入沢康夫、どうしてああなった。


 


実は日本のタバコ栽培は九州から東北まで津々浦々にあるらしい。気づいてないだけなのか、タバコ畑の実物を見た覚えがないな。


 


「峰」って生産終了してたのか、そら知らなんだ。自分が幼少の頃のおとっつぁん世代が吸ってたイメージ。


自分が幼少の頃のおとっつぁんというと、もう、かなりおじいちゃんだな、吸い手がいなくなったってこと?さみしいな。


のび太のお父さんは「チェリー」吸ってたっけ確か。リアルでチェリー吸ってる人見たことないかも。


 


自分は今タバコ吸わない時期な上にお好みの銘柄が外国タバコ(ケントか中南海)なので出荷制限にも動じなくて済みます。


国産派ヘビースモーカーはしばらく大変そうです。


 



 


季節は春で、わたしは不安だった


モクレンの花が降るようだった


ほころびに次ぐほころび


風に持ちこたえかねた重い花弁がはらはらと落ちた


 



 


花粉の季節は耳の奥も痒くなる、点鼻薬や点眼薬みたいに点耳薬もあればいいのにと思う。



2011年3月30日水曜日

アトミックのおぼん (古い)

事態はじわじわ悪くなっていっているのに気持ちはゆるりゆるりとマヒしていってて、それもまた、防衛の本能なのかなあと思う、あれもこれもそれも次々に次々に起こる、終わってからが長いんだ。


1000万倍の後に「10万倍の誤りでした」って聞いたから「ああなんだ10万倍か、よかった」って一瞬ホッとしちゃったよ、10万倍のどこがよかったなのだ。


こんな終りのない持久戦、あれもこれもどっちもこっちもマトモに真正面から見て受けてたら保ちません、とりあえず、次のごはんのメニューを考える、何時間寝られるか計算する、仕事の段取りを考える、新製品のスペックを確認する、今日はどのルートで帰るか考える。まぎらわす日常があってよかった。


 


水のペットボトルのお買い上げ制限の貼り紙を見てふっと黒田三郎の詩を思い出す、「灰が降ってくるというから、帰りにミルクをすこし買ってきてね」、20年以上も昔に読んだきりの記憶で甚だウロオボエながらそんな一節があったように思う、時代はビキニ実験の後、「死の灰」に恐々としていた頃でミルクというのは生まれたばかりの愛娘に与える粉ミルク。


 


何年か前にのっちが言ってたっけ、クリスマスとお正月はどっちもビッグなイベントなのに間隔が近すぎる、2週間は離してほしいって。なんかね今それに近い思いだわ、M9規模の大地震に10m超級の大津波、複数原子炉事故、どれ一つとっても国家非常事態レベルの大災害なのにいっぺんに起こらなくてもいいじゃない。もんじゅも静かに深刻なことになっているそうですがもう想像したくない。


 


眠いんだけど寝付けない。


マヒしてでも戻らなきゃいけない。



2011年3月28日月曜日

なんどめかのはる

シャキーン・ザ・ナイトが最終回で寂しい。


早起きして朝見ればいいんだけど。


0655も見れば朝からカトチの歌も聴けるし。


でもこの頃は一分でも寝ていたい朝であるよ。


 


そうそう、猫系bbsでNHK教育0655の「あたし、ねこ」が可愛いと話題になって、見てみたら、歌い手がカトチだった。


NHK教育は目が離せませんねえ。


誰か界隈の猫飼い、応募しない?


http://www.youtube.com/watch?v=mvmbF19t86g


 



 


自分一人その気になって発奮しても事は歪むだけなので、笹舟のように成り行きまかせ流れまかせ。傍観者のような当事者でいましょう。愛も信念も無力です。なるようにしかなりません。なりたいようになるようになれ。なにもかも流れるままにそのままに。


 



 


生きていますことはこんなにもうれしく、せつないものですのに、


…、


なんとも、かとも、…どうにもこうにも。



2011年3月27日日曜日

美術館で会った人だろ

みんな結構NHKみてるんだなーと思った。


フロントトルネードとか津波頭とか、髪型にいろんな名前付けられてたけど、「各エリアの精鋭を集結させてまとめあげた、ハイパーレスキュー」というネーミングセンスに一番笑った。


 



 


あ、市美で『写真家・東松照明 全仕事』展開催、4/23~6/12。ヤジキタ終わったらまた美術館ツアーやりましょう。


 



 


名古屋は納豆とかパン・お弁当とかは普段どおり売ってる。


トイレットペーパーは「お一人様2点まで」ってフダついてたけど、とりあえず品切れじゃない。


インスタントラーメンの棚は結構ガラガラしていて、水は無い。乾電池も安いのは売り切れ。


水と乾電池は防災への備えとしてわかるんだけど、インスタントラーメンって発想はないなあ、あれは防災用に買いだめしてるの?


「防災食といえば乾パン、氷砂糖、缶詰赤飯」っていうのは古いのかしら。


 



 


お仕事。


同期の一人が契約打ち切り言い渡されて、わりと衝撃。


研修開始2週間で一人辞めて、1ヶ月で一人切られて、そんで、今、4ヶ月目かな、また一人切られて。


厳しいわねえ。


いや、前の人はともかく今月いっぱいの人ってのがクビになるほど能力的に劣ってたとは思えなくて、同期の間でも衝撃が走っています。


むしろ電話対応の部分はすごくそつなく美しかったので「なんで??」って感じ。


そんなキッカケで久しぶりにみんな揃ってランチ行って、皆それぞれ今の職場に対して思ってることがあるのを聞いて、うーん、皆、自分が感じている以上に「人間味のない殺伐とした職場」と感じているらしい。


そうなのか。そうなのかも。


 



 


叩き場で「時間が無い!」って役者も全員総出で大量の椅子を作ってる夢見たよ。


ナグリ渡されてあわあわしちゃったよ。


先月は夢に木の実のおとうさん出てきたよ。


 



 


3月も終わるのに寒い。


暑いのも寒いのも駄目で花粉も超駄目で、ああもうスリーシーズン詰んでるじゃんどうすべ。



2011年3月24日木曜日

萌えの受容体

部屋の中でふっと振り返ると猫がものごっつい可愛らしいポーズで見上げている。


うおおおおっ、なんだってあんたはこんな誰も見てないところで可愛くしてるの、たまたまアタシが振り向いたから良かったようなもののそうじゃなかったらこの「可愛い」は誰にも気付かれないまま時空のモクズになってしまうところだったのよ、とか言いながら猫の腹を撫でくりまわす。


今日もどこかで見てないところで。ねねさんが可愛いポーズを取っている。誰も知らない。ああもったいない。


人が知ろうと知るまいと、可愛いものも美しいものも存在する。誰も近寄れない断崖絶壁の岩の上に咲く花もあるだろう、地中深くに埋もれた水晶洞窟もあるだろう。


人の目には不可視の光の波長の生きものや耳に知覚できないさえずりの鳥もいるかもしれない。


知る由のない賑やかさを想像すると宇宙のように底がない。


 


 


 


カフェにて、隣の席に男子二人組。ずっと恋バナ系。


「俺の前の彼女がメガネしだしたんだけどさあ。スッピンでメガネすると光浦にちょっと似てたんだわ」


「メガネ?いいじゃん、萌え萌えじゃん、メガネでちょっと口紅つけてたらすっげー萌えだわ俺」


「正直、俺はイヤだったんだわ…メガネはしてほしくなかった…」


その後過去の女性経験に話がスライド。


「出会い系で一度だけ相手と会ったことあるけどさー、すっげーブスでソッコー車でホテル連れてかれて超エッチ好きで、もーやっとれんかったて。まいるわ」


「ブスでエッチ大好きって許せんことない?」


「わかるわかる、許せん。でもブスでマグロはもっと許せん」


「わかるわかる」


…お若い男子はブスに容赦ねえなあ、と思った。


でも片方が拒絶するメガネ女子(光浦似)が片方には「萌え萌え」だったりするわけだから、「ブス」の線引きもだいぶ違いそうだなーと思った。


萌えの受容体人それぞれ。「棲み分け」の本能かもしらん。



2011年3月22日火曜日

終末ダンス

そういえば、11日は地震発生の大ニュースでとーんと他のことが頭からすっとんでしまったが、個人的には長い研修期間がやっと明けて配属先が決まり、フロア内引越をしたりしてたのであった。


今までちまちまちまちま育ててきてやっとええ感じになったユーザー辞書をセキュリティの関係で引越先PCに持っていけずに頭抱えたり、なんかやたらレベルの高いらしいグループに配属になって身も心も固まったりしてた。


そんで、グループに配属されると勤務形態がちょっと変わって「輪番制」になる。いわゆるシフト勤務ですね。


「輪番制」なんて今まで使ったことのない言葉だなーとか思ってたら、「輪番停電」ですっかりおなじみの言葉になってしまった。


それはともかく、で、じゃあまあスミレもアイスクリームマンも観に行かれないかなーと諦めたら、3連休のうちの土日はちょうど休みに当たったんだった。


研修終了も配置決定も勤務日程もけっこーギリギリに言い渡されました。なんぞこれ。


 


土曜の夜にスミレ観て、日曜の昼におぐまさんの方行くつもりが思いきし寝過ごして観逃して、夜にスミレ打ち上げの二次会に呼ばれて歩いてって。


いやーハイジさんは二足のわらじをよく履きなさった、ほんと頑張ったよ、二足のハイジ。


おぐまさんの自販機は裏から灯りあててえー感じに光ってたとハム君から聞いて、ああそれはよかった、田岡さんもお高いフィルムシートを買った甲斐があったというもんだろう、と思う。70歳のばあちゃんのエンギみたかったな。


 


ダジャレで作ったら採用になってびびったHI-Gシリーズ


自販機Hi-G.jpg    自販機Hi-G_A.jpg


 


自らボツにしたタオカコーラ


タオカコーラ03.gif


 


 


いずれ菖蒲か杜若、ダンス公演でとりわけ妖精さんチックな少年少女さん達の中にしっかり井村さんとカメ君が混じっている、というのが、オージャカンの強みというか深みみたいなもんなんだと思います。


でも奈落の超狭い密封空間でカメ君のフンドシ股間を鼻先にスタンバるのはぜったい無理です。ハイジさんよく耐えた。


 


春にはおっぱいペンギン見に行って桜咲いたらのんほいパークでお花見と決まりました。


咲く花あり。日は留まらない。


 


花ニ嵐ノタトヘモアルゾ


「サヨナラ」ダケガ人生ダ


 



2011年3月20日日曜日

三度目は武装して美しく不謹慎

新聞の見出しの写植級数が非常時用の巨大級数から通常の大級数に変わって、ちょっとホッとする朝であった。


巨大な白抜き角ゴチックは、それだけでなんか怖い。


 


テレビもだんだん通常営業になりつつありますね。


CMはほとんどAC一色、そこにときどき携帯各社の災害掲示板の利用方法のお知らせCM。


ACには何か勘違いした視聴者から苦情が殺到したとかでとんだとばっちりだ。


今まで企業CMが一斉に自粛してAC一色になったことって何回か記憶にある、昭和天皇崩御の時と湾岸戦争勃発の時と阪神の震災の時。


あの頃は「AC」じゃなくて「公共広告機構」って言ってたかもしんない。


あと前の時はACの他にJAROのCMもよく流れたと記憶してるけど今回JAROって見かけないな、広告審査機構だっけ。


 


今日、テレビ観てたらさっそく今回の震災対策用にACが作ったCMが流れてて「早い!」と驚いた。誤解を受けても苦情を受けても頑張るAC。


 


マイクロシーベルトって馴染みのない単位だな、と思った。昔は被曝基準値は「レム」って使ってた。ごせんろっぴゃくミリレム。ミリバールがヘクトパスカルになったみたいなもんか。


たったのレントゲン一回分ですよ、てな言い方は、昔のマルチ商法のセールスの「一日たったコーヒー一杯分のお値段ですよ」というのに似ている、と思う。


レントゲン一回はたいしたことないかもしんないけど、普通、365日1日24回レントゲン撮ったりしない。持続とか蓄積とかの問題。


 


津波被害にあった町の映像をみて太陽劇団の『堤防の上の鼓手』のラストシーンを連想した。


拾い上げる手はあるか。



2011年3月18日金曜日

でんわ、そのた

そいや、Skypeから震災支援で「固定電話への約25分通話分のSkypeクレジットバウチャを提供します」いうメールが届いてた。


輻輳で電話回線がつながりにくくなってた時もネット回線のSkypeは普通に繋がったし、やるなあ、Skype。


 


夜、のっちから着信。


不安や好奇心や笑いや疑問や面白がりや、なんやんかやまぜくりあわせてお喋り。


のっちは帰宅難民になり、会社が緊急休みになり、出社したら経済産業省から帰宅指示がでて、自宅は輪番停電で、と、おもいっきり今回の地震の被害を受けてますな。


地元だしさぞかしコスモ石油のデマメール届いたろうなと思ったら一通もこなかったそうな。


 


外国人は本国から帰国勧告・渡航延期勧告が出てるらしいが、そんな中、シンディ・ローパー来日ツアー決行。いつもかっこいい可愛いおばちゃんだ。好き。


 


放射能汚染なんか昔っから原発推進派と反対派でぜんぜん言うこと違ってた、安全性も健康被害の度合いも影響の範囲も。


その昔、広瀬隆の本が流行った頃にひととおりナナメヨミしたのでだいたい状況はわかるんだけど、じゃあほんとうはどの程度キケンでどの程度公式会見を信用できるのか、は、結局わかんない。そりゃデマも飛ぶよなあ、と思う。


 


官房長官が人気者だ。


よく通る声でわかりやすくハッキリ断定して喋る、ということがこんな時にこんなに人心を掴むとは。政治家ってのはやっぱり演説力なんだな、と思う。この人以外の会見が頼りなさ過ぎるってのもあるけど。


 


NHKの緊急地震速報のあの不安な警報音http://www.youtube.com/watch?v=ZkpxjZzDk7A


もしかして雅楽の音階ではないか、とか思ってみる。


盤渉 越天楽http://www.youtube.com/watch?v=L2systryrEw