2017年11月3日金曜日

初日

はじまたー


そして突然のタコパ


2017年10月27日金曜日

電位と精神の過剰

日頃は宣言して明示的に定義したりーの数値化したりーのの世界が好きで、なんというかこう、見えてるものはコントロール下というかですね、整然としているのがスキでステキなんですけど、こういうことをしだすと途端に噴き出してくる自分の中のアンコントロールで過剰な感情や衝動に戸惑いながら、大笑いしたり大泣きしたりしています。そして感情以上にアンコントロールなのは自分の身体です。ノーコンと言ってもいい。

訓練やリハビリの末に脳内に新しい回路が出来る、シナプスが繋がってパルスが流れ出す瞬間てのがありまして、それを1つの到達点として身体に落とし込もうとしているわけです。反応反射音速光速。ちょっとまだ水路が怪しいので行き場のないパルスとパトスが溢れてダダ漏れなのです。イケリョウが根気よく教えてくれてたまに「よく出来ました」をくださいます。叱られると萎縮してますます失敗するタイプなので褒めていただくよりないのですが、さて褒められて伸びるのかどうか。いや、伸びるよ、朝顔だか蔦だかのようにくるくる伸び上がるよ。

稽古で疲労コンパイルな夜、かっちゃんが巨大おにぎりを作ってくれました。
濃いチューハイといいデカいおにぎりといい、かっちゃんは客に「足りない」と思われるのがものすごくイヤなんだろうな。

削れる時間っつったら睡眠時間くらいしかないんだもん、完徹明けのまま稽古行って踊ってその後も猛烈に寝てない週、会社の時点でもうふらふらだった、早く休暇に突入したい。

映画『アンナ・カレーニナ』の予告編見てた、舞踏会のシーン、手はせっせっせみたいなのしながら激しく踊ってたよ、なんであんな手と足がバラバラに動かせるかなあ。


この日記書くのに3日半かかってます。時間って速いわねー。

2017年10月23日月曜日

過ぎ去る

台風一過ですか。

嵐が過ぎ去って、青空と速い雲と風を堪能できる最高のお日和です。


嵐はいつも自分の中にあります。

2017年10月21日土曜日

たとえば、水仙

会社絡みで1日稽古をお休みする前日、自宅学習用に稽古を動画撮影。
映っていた自分の後ろ姿の緊張感の無さにかなり衝撃を受ける。
動いてる人間の後ろ姿じゃないよこの無防備さ、うつ伏せで寝てる人の背中だよ。ボブサップにのされた時の曙だよ(例えが古い)。
香箱組んでる猫の背中だってもっと一触即発の緊張感があるんだのに、まあなんたるちあ。
本域で修行します。2週間を切りました。

イムコウに「俺とかカシワとか物書きはつい自分を客観的に見ちゃうから、ナルシストにはなれないんだよナ」とか言われました。

そうかなあ、うぬぼれ屋さんじゃなきゃ物書いたり舞台に立ったりしないと思うけどなあ、うん、自惚れをやめれば他に惚れ手なし、ここに自分がいたらもっとカッコ良くなるよと思いつつそのイメージに一歩でも近づこうと。

2017年10月20日金曜日

このころ

来月の今頃は各務原で異機種大編隊を見ているのです、楽しみなのです。ええ、来月が楽しみなんですったら。

イムコウが打ち合わせの場で「カシワが白目剥いて踊ってる」とタレ込んでたよ、という逆タレ込みがありました。天網恢々因果は巡る陸蒸気。密告したことを密告される相互監視社会なのです。

目を回しながらたまにはイケハツ(=イケリョウ発のいいね!ポーズ)を貰って喜ぶ50がらみのボケ防止体操。いや、そうじゃなくて。

完全にシングルタスク脳なんですね、手を動かしながら別のリズムで足を動かす、歌いながら複数のステップを踏む、ちょっと集中力が切れると一瞬でどちらも崩壊する。そういや仕事と芝居の両立が不得手でもあった、二足のわらじが履けないタイプ。

ノってきたらもっといちびります。がんばってなんかいません的に。

楽しいですよ。でも寄る年波の冷や水で疲労困憊の末に気絶したよーに寝返りも打たず寝て起きたら肩が岩のように重かった、寝返り大事、超大事。

ウィークデイ用に4リットル鍋いっぱいに具汁炊くのも楽しい、念願の減圧鍋。これでもう調理中の寝落ちも怖くない、減圧調理サイコーです。

ランナーズハイかな、白目剥きながら楽しくて仕方ない。

大正時代の着物の着方、帯を胸高に締めた感じ、ちょっとタリアン夫人の流行らせたスタイルみたいなシルエットだなと思う。フランス革命のテルミドールクーデターの後の流行、ギリシア・ローマ風のドレス。


久しぶりに古い着物を大須やネットで見てまわるのも楽しい、結局しっくりくるのは手持ちのだったりするんだけど、それもまたよし。

2017年10月19日木曜日

10月後半

あと3時間眠りたい、あと3日踊りたい、あと3週間欲しい、まあそんなんばっかですわ。
なんか充実してますよ。ぎゅうぎゅう。

2017年10月10日火曜日

dreaming とgreeting

素敵古本屋を見つける素敵夢の翌日の夢は、隣室から猛烈な線香の匂いがしてお坊さんが大家さんと連れだってベランダでお経あげてる夢、「あっ事故物件ってやつですかい」と思ったあたりで目が覚めた実際には部屋がない側の隣だったな。

先週の嫌な夢は、なんか人数分の来年(か再来年)の予定表があってそこにスケジュール書き込んでる人がいるんだけどわしわしの予定表だけ無い、で、「そうか、私来年まで生きてないから予定表無いんだ」と寿命を悟る夢、天の予定表で寿命を知るパターンって中国志怪によく出てくるやつだ。

夢は自由だなあと思う、いっぱいチューブ繋がれて意識不明で寝ているだけでも、もし夢が見てられるならいいかもとちょっとだけ思った。


誕生日プレゼントにありちゃんからほぐしグッズもらう、わーい実用的、お風呂の中で使うやつ。リラーックス。よし早く貧血を治して湯船に浸かろう。

夏の間は少し筋腫関係が落ち着いてて貧血も改善してきていい調子と思った矢先、10月入ったらまた出血大爆発だよ、わんこそばみたいにばっしゃばっしゃ血が出て止まらなかったよ、鉄分貯金が一気に消えたよ、ターンが2回続くと平衡感覚が無くなるよ、なにこれ呪い?

実家からはTWGのお茶と茶器の詰め合わせが届きました、わーい実用的。Magic Moment Tea はココナツの甘い香り。リラーックス。ついでとか代用とかぞんざいな扱いに慣れつつあるこの頃、せめて自分で自分をトリートしよう。


夏の終わりにハンズメッセ行ったら暗記パン売ってました。
あの、スクイーズってんですか、低反発ウレタン製の。食べられない暗記パンは意味ねえよ。

そしてこないだスーパー買い物行ったら暗記ガム売ってました。
こっちはマジもんかよ。中高年専用。

2017年10月8日日曜日

to me

よんじゅうななちゃいお誕生日。
お誕生日はお祝いしようか?いやその日はわしわしが遅くなるから無理でしょう、とかなんとか言って今年はお祝いスルーの方向で動いていたのが急に予定が変わったのでついでに祝われに行く。47回目ともなるとお誕生日もぞんざいです。飲めればいいか、みたいな。

でもケーキは食べたかったので翌日電車に乗っていちじくケーキを食べに行く。創業46周年のケーキ屋さん、おじいちゃん現役。20歳でお店出したとしても66歳か。
コーヒーとセットにしてもらってお店の奥の半セルフ方式のイートインコーナーでいただく。
スポンジふわふわででらうまでした。
いちじくのケーキって意外に難しいよね、いちじくの水分や甘みとかがなんかクリームやスポンジと合ってない感じのケーキがたまにある。このじいちゃんのケーキ屋さんのは、いちじくとケーキの相性抜群。

なんかよい夢みた、お店の佇まいも品揃えもサイコーの完璧な古本屋さんを見つけてはしゃいでた、二階が銅板葺きになった古い長屋を改装してあって、その外観がもうかっこよくてかっこよくて写真撮ったりしてた。古本屋さんの店名は「ハナヨメ」だった。古本屋さんらしからぬファンシーな店名。場所はうりんこのそば。やけに具体的な夢だ。


金木犀香る秋の街を秋の雲見上げて歩く、今年もよい季節です。

2017年10月1日日曜日

10月

お気に入りの半幅帯と浴衣の組み合わせ、今年も出番ないままだったな
月下美人に月夜の街に蝙蝠の帯飾り。
帯飾りはパーツ組み合わせて自作したのよ。

大正ロマンといえば小林かいち。
市松模様じゃなくてクロスワードモチーフだったのね。

小酒井不木がガンガン書いてた頃は大正から昭和初期。まだ盧溝橋事件も何年か先、都会は豪華でモダンだった。
そんでもって時代はエログロナンセンス、「新青年」では竹中英太郎画伯が筆を揮っていなさった。
小酒井不木からエロはあんまり感じないけどそれはたぶんエロと感じる勘所が違うんだな、わしわしは恋人の心臓で萌える感性はあんまり持ち合わせていないんだよな、でもきっと当時はエロでグロでナンセンスで近代的で先端科学的だったのだ、そう、小酒井不木の短編を読んでて想起するのはあの当時のいかがわしい広告、「◯◯博士考案、世紀の大発明」の仰々しい惹句、「小酒井不木医学博士による驚嘆の科学的犯罪小説」だったんだろうなと思う。
猟奇方面以外にたまに書いてる落語みたいなとんちのオチのナンセンス短編は肩の力が抜けててまあまあ好き。少年探偵系はどっちかっていうとその「落語みたいなとんちのオチ」系統だと思った。
わしわしは推理小説ぜんぜん疎いからわからないけど、少年探偵、大人顔負けの洞察力と推理力を持った子供が大人と対等に、あるいは大人を従えて、難題難事件を解決するというの、今も少年漫画の王道だけど、この系統の起源って何だろうね。乱歩の少年探偵団が有名だけど不木の少年探偵シリーズの連載がそれに先立つこと10年、案外不木がジャンル先駆けなのかしら。

真夜中に少年探偵宛の電話が鳴って女優殺害が予告されて外国の怪盗団の影がチラついてって道具立てが、マガジンですかサンデーですか、いや少年倶楽部昭和3年5月号です、もう90年前に完成してたんだなって。
でもちょっと待て、昭和3年に電話で殺害予告って、個人宅に電話って、と思って当時の固定電話普及率に思いを馳せる、正式な普及率はわかんないけど東京府下で役場・会社・金持ちあたりは固定電話を引いてて庶民は基本呼び出し電話か電報の時代とのことである、少年探偵は富豪でもあったのかそれとも頭脳明晰ゆえに役場級の扱いを受けていたのか。そう思うとよりすごいな少年探偵。現代だったら庭にヘリポートがある的な?そこまではいかない?

10月になりました、gloのネオスティックが全国発売になります。夏に買いだめしてきたのがちょうど切れかけるタイミングでした、ナイス。

会社の喫煙室で会う人たちからはよく「タバコ休憩を咎めるような人はいないからもっと吸いにきていいですよ」とか言われる、喫煙仲間少ないと寂しいんだろうな。

2017年9月20日水曜日

忙中閑あり

夏からのいろいろがやっとちょっと落ち着いてつかの間の平穏な日々。
来月になればまた新聞積ん読のひろみち会が始まるのですが、今は、秋の到来をゆっくり楽しむ。

渡鹿野島のルポルタージュが『売春島』というどえらいストレートなタイトルで出版されましたな。新聞広告に出てて余りの直球ぶりにちょっとびびった。
一般新聞の出版物広告ってけっこう審査あるみたいでよく週刊現代やポストの目次部分が伏字になったりしてるんだけど、あ、あと夫のちんぽの広告もタイトル出せなくて知恵絞ったそうですけど、「売春」はOKなんだね
昔、TVの裏社会特集的なやつで島の名前伏せて潜入取材特集とかやってた覚えがあるなあ、20年くらい前だけどその時点でだいぶ衰退してるって言ってたと思う。もう売春商売が消滅したから過去の話として出せるようになったのかしら。


安住恭子女史だからきょんきょん。
小堀純氏だからじゅんじゅん。
でも私は本人にはそれで呼ばないです。
ありちゃんが小堀さんに「じゅんじゅん!」呼びかけてるの聞いた時はいろいろ凄いなと思った。可愛い過ぎるし。
そういえば「わしわし」も「なおみん」もありちゃんの名付けだな。

可愛い過ぎるといえば天野さんを「てんぴょん」いうのも可愛い過ぎてムズムズします、使うの主にふみちゃんだけど。てんぴょんじゃハイジさんちのにゃんこになっちゃうよ。


この歳になりますと、「奇跡の一枚」って要するに露出オーバー気味でややピンぼけの写真。適度に皺とかほうれい線とか粗が飛ぶとええ具合に写るのです。
こないだお祭り行く前に自撮りした写真が、黒のヘッドドレスに露出&ピントが合った結果ものすごい過露出になりまして、びっくりするほど他人が写ってました。もう少し正直に言うと「誰この耽美オカマ!?」って自分でびっくりしました。鼻のつけ根から鼻の穴までがっしりした作りをしているせいでしょうか、我ながらすごく女装子な写りでした。まあ奇跡の一枚。インスタに上げたよ。

近年の奇跡の一枚でオカマにならなかったやつは朗読の時のです。たぶんうまい具合に照明が顔に当たってたんだな。ピントが電車で。
ノーフォトショ、光って素晴らしいね。

2017年9月19日火曜日

秋台風

きょんきょんが
KUDANじゃなくてオージャカン本体の公演を手放しでお褒めになるのは
珍しいなと思った


台風も去ったしさあ秋支度だー、さしあたっては積ん読新聞読むぞー、で、精力的に新聞読んでたら途中で閃輝暗点に邪魔をされる。
あー。
教科書通りのギザギザで虹色できらめきながら回転する閃輝であった、こんなにはっきりしたのが見えるのはわしわしには珍しい。あれだ、ビスマス鉱石が目の中でくるくる回ってるみたいな。
30分ほど視界の中の鉱石に邪魔をされて何もできず、そして閃輝暗点が治ったら吐き気を伴った片頭痛というこれまた頭痛の教科書通りの展開。
転職してから片頭痛出なくなったなーって思った矢先の出来事でした。気づくとダメなんだなやっぱり。

56月がどえらい忙しかったので休みの日に新聞をまとめ読みするようになり、その後生活は落ち着いたのだけどなんだか1日のうちに新聞を読む習慣がなくなってしまい、すっかり旧聞な新聞を読む人になってしまった、これではとっても弘道会(コウドウかいではなくひろみちかい、東スポを数年遅れで律儀に読む坂本弘道氏を勝手に会頭と仰ぐ会)。

旧聞とはいえやっぱり新聞の方が記事が細かくていいなと思うんですけどね、新聞とるのに相応しい生活じゃないのかもしんないな、やめようかな、新聞代月4千円弱だっけ、4千円弱浮いたから何って感じでもないけど、でも2年月賦で安くなったiPhone7あたり買える金額ではある、月々の支払いはまさにチリツモ。
ちょっと考え中。


なかなか丹生川の貨物鉄道博物館に行けないでいます。

次逃すと12月まで行けないよねえ、うーん。うーん。

2017年9月14日木曜日

秋風

ツイッターのハッシュタグ「#自社製品を自虐してみた」が各社公式ツイートで賑わっているというネットのまとめ記事が目に入ってぱらっと見る、ああなるほど、企業大喜利おもろいねえ、と思ったが、それよりなにより目が行ったのは浅田飴公式が載せてたシュガーカットの発売当時のポスターのキャッチコピー「砂糖ゼロの甘さ」、ナールだ。
シュガーカット新発売当時って多分デザインの雰囲気的に70年代初頭あたりでしょ、それってナールが綺羅星の如く写植界に登場したばっかりの最先端字体だった時期じゃない?と思ったのよ。
検索してみた、シュガーカット発売1973年、ナール発売1973年、同年生まれだ。最先端の商品を斬新でファッショナブルな字体でアピール。浅田飴が若い女性をターゲットに鼻息荒く売り込んで行った様子が伺えますね。あの怖い顔デザインもモードだったんですかね。そういや昔のモード学園のキャラクターにもこんな感じの白黒のエキゾチックなおねえさんがいたなあ。あれも怖かった。
モード系は媚びがないから子供心に怖いのよ。


企業インターンで地元国立大学の院生さんがやってきて懇親会。
会場がgeccaのすぐ表側のお店(圭一さんが好きだった文)だったので、二次会でgeccaへご案内、でも一次会場で締めのソバとスイーツまで食べちゃったのでお酒だけいただきました、「ピザ食べたかった!」の声多数だったのでそのうちまた今度は一次会で行くと思う。
皆建築とか設計とかそっち系の人たちなので、文の古民家風建具いじりまくり見まくり、geccaの壁も取り敢えずコンコンして音を聞く、いや自分もやる方だから職種は関係なく建具や内装を気にする傾向の人ってのがいるのよね。舞台美術家さんたちも気になる内装いじりやるよね、あれは職業柄か。

インターン生の就職相談の話題から、姉の会社が業界では結構な憧れの企業と知る、へえ、知らんかった。頭の中で結びついてなかったものがきゅっと紐付くことあり。


ちょっと前までGmail宛にくる企業DMの大半がGmail判断で迷惑メールとして振り分けられてたのが、Gmail側の判断基準がなんか変わったとみえてほとんどハネられずに届くようになった。
けっこーな数来るのね、うざいわ。
ということで、ネット通販やらWEBクーポンやらあれやこれやのキャンペーンメールやメルマガや、の、文言の一番下に大概ある「配信停止」から手続きをしまくってますが、キリねーなーこれ。
しかも元はたった1つの通販利用が、「◯◯社様からの情報提供によりこのメルマガをお届けしております」みたいなのがうようよ、いったいどんだけバラまきやがった◯◯。
メールから1クリック2クリックで配信停止できる仕様のとこから、わざわざログインしてマイページ入って設定変更ページから配信停止希望のアドレス入力してってどーしょーもなくめんどくさい仕様のとこまで、バリエーション豊かだし。


以前タンブラーで見た、「当社は取引終了後にダイレクトメールを一切お送りしません」の一文で売上倍増したネット通販会社の話を思い出した、こういうことなのよねえ。

2017年9月10日日曜日

オープン

「オージャカンのお手伝いをしたことがあるっていうあっちゃんていう子が、くしやんの店の向かいにお野菜中心のフレンチのお店を始めるからオープンしたらみんなで行こう」
とハイジさんから聞いたのはシアンガーデンのツアー前だったか後だったか。
「なんかね、田岡さんのこと知ってるって言ってたよ」
お手伝いをしたことがある?あっちゃん?田岡さんを知ってる?
誰だろう、心当たりがない、と田岡さんが首をひねり、まあ「お手伝い」ってかなり幅がありますからね、とわしわしは言った。
近年だと美術班の手伝いで23回顔出してフェードアウトしちゃった女の子とか、いや手伝ったのが美術班かどうかもわかんない、受付周りのお手伝いでパンフ渡しとかだけ頼んだ子とかだったら向こうは覚えててもこっちは完全に忘れてるとかあり得る、あとたとえば珠やんと一緒に古着の買い出しに行って衣装部に顔出してたとか、ハマジ奴隷の映像学生さんとか、どのチームをどのフェイズでどの程度お手伝いしてくれた人だろう、そういやIKILLのツアー全受付やってくれた子がパティシエ修業中の子だったっけなあ、とかなんとかぼんやり、でもまあわしわしの関わってない時期に来てた人の可能性の方が高いかな、とか思ってて。
8月の末にお店オープンしたそうで、ほんじゃまあっていつもの金曜会の面子で行ってみた。

手伝ったってレベルじゃねーし!

田岡さんと2人「そういうことか」って言ってしまった。
オージャカンの公演を手伝ったことのあるあっちゃんで料理人。情報としては一つも間違ってないけどまったく浮かびもしなかったよ!盲点か。
ハイジさんは当時面識ないからよくわかってなかったんだな。

それにしたってくしやんに「あっちゃん」にぱうぜにgecca、かっちゃん覗くと奥にカマチカ、なんだろうねえこの集まり方。半径30mに知り合いが集いすぎだ。

というわけで金曜夜は常の4人でこだわり野菜のおしゃれフレンチを肴にワイン飲みからかしました。ちょっと飲みすぎた。野菜が美味しいけどオール野菜じゃなくてクエとかムール貝とかソフトシェルシュリンプとかメヒカリとか動物性のものもあります、旨いです。
クエとムール貝のポアレ的なやつ、クエ身と肝と皮をご賞味あれ。

なんかの話の流れでもちくんに「50がらみの熟女2人」と言ったらえらいいやがられました。
「アラフィフ」はいいけど「50がらみ」は重すぎるって。その「感じ」が面白いのでつい積極的に使いたくなる「○○がらみ」。「アラサー」だと想起されるのは姉Canとかそっち系で、「30がらみ」だと黒い事件簿な感じです。生活に疲れた不健康な色気があるかもしれん。50がらみは孫がいそうかな。

あとお店のワインクーラーがル・クルーゼ製のティーコジーみたいな形のやつだったんだけど、ル・クルーゼを知らない田岡さんに説明するにあたってハイジさんが「婚約者を次々殺した女が男の胃袋を掴むのに使ってた」といきなり斬新な説明をし出したのが衝撃的でした。木嶋(旧姓)佳苗が使ってたらしいです、知らんかったけど。
ル・クルーゼはおフランス製の高級カラフル鋳物鍋で有名です。個人的なイメージだけどストウブは男の料理的でル・クルーゼはセレブ奥様な。

2軒目にぴに行こうとしたら満杯でぱ。週末はこのパターン多いね、繁盛しててなによりです。
集合前の飲みも一次会も二次会もすべて半径50mで済んでしまうので他所に行きませんね。たまにちょっと脚を伸ばすといい旅夢気分。柳原とか。

次回あたりはgecca行ってぴな気がします。中華行ってかっちゃんでもいいです。半径50mで組み合わせ無限大。

2017年9月4日月曜日

9月

ちょっと動き続けな感じの8月が終わって、9月。急に風が涼しい。というか寒い。 

土曜、ありちゃんの芝居観に四日市、の田畑の中に建つライブハウスへ。
お車無いと行けないやつ。

送迎のもちくんのお車の中で、右目にめっちゃ違和感、痛くはないんだけどなんか涙が出る。コンタクトレンズの具合が良くないっぽいんだけど見たところ異変は無い。なんだろう?ちょっと目閉じてたら落ち着くかしら?とかやってたけど全然ダメで、視力補正も効いてなくて、会場着いてから右目のレンズ外す。理由はわからない、裏表が逆になってたとか細かーいゴミが入ったとかかしら。
いつも保険で眼鏡持ち歩いてるのに今日に限って持って来てない、両目裸眼だと舞台も見えないし見えなさすぎて動くのもキケンになっちゃうので、仕方なく右目裸眼、左目レンズ装着のカタチンバ状態にしておく。
でも片目がクリアに見えてて片目が裸眼0.04とかだと、視界って見えない方に引っ張られるのね。焦点距離も違っちゃうのか。なんで右目を手で覆って片目観劇。
演目は清水邦夫の4人芝居、女優が4人で姦しい、あ女が一個足りない、女姦しい小作品で。

終演後はハイジさんの誕生日お祝いと打ち上げと兼ねて、四日市駅前へ繰り出しの、親戚の家の応接間かよっていう完全個室完全放置の焼鳥屋さんの2階へ。ここ前もなんかの打ち上げの時来たな、田岡さん個展の坂本ライブの日だったかな。

片目見えないと階段の上り下りが猛烈に難しいです。
片目裸眼はカルチェ・ラタンに似ている。

最後は、なんか、もちくんのスカートを広げて、あいちゃんが「魅せられて」歌って、笑って、解散しました。

夜はすっかり秋でした。


さて、なんだかここ12年で急に三重にご縁ができたんだかなんなんだか、しょっちゅう近鉄乗ったり1号線飛ばしてもらったりしてますけど、三重県では現行の都市計画方針(マスタープラン)が目標年次に近づいているということで、次の10年間に向けた都市計画方針を策定しましょうと各種の審議や会議が動き始めているそうです(ちゃんとした情報は県のホームページで公開されてる)。
で、わしわしの仕事もその関係なので、議事録やらを起こしながら「あっ、昨日まさに嵌った渋滞高速が課題になってる」とか「そーなんだよ神宮さん以外にも伊勢の面白いとこいっぱいあるのに県外アピールが下手だよね」とか、なんかもうしみじみ身に染みながら仕事してますよ。観光客が来るばっかりが評価点じゃないけど、ちょっと勿体ないよねって思う。
どうせやるならハードとソフトが絡んで面白い10年後が描けるといいですよね。

先週は東日本の復興資料にあたってて、「まちを作ることは道を作ることなんだなあ」と思った。
桑名や富田の花火で渋滞や袋小路に嵌るたび「津波避難だったら死んでる」と思う。
でもわたしほっそいくねくね道が好き。
古い木造家屋の間を縫うように私道なんだか公道なんだかっていう細道があってって、そんなまち好き。
防災を考えたら耐火耐震の建物にして幅6m道路をまっすぐ通した方がいいのは明白だけど、まっすぐな道でさみしい、くねくねやうねうねに魅力があったりする。その辺の兼合いをどう落とし込むのかですよね。

去年ヤジキタ旅行で行った河崎も、昔洪水被害があって国の防災計画で一帯立ち退かせて瀬田川の川幅広げようってなった時に住民の反対運動が起きて川っぱたに蔵建ててまんまと町並み保存地区にしおおせたっていういわば都市計画の反逆児みたいなとこで、でもその反対運動のお陰で今や観光地になってるんだから面白いよね。治水よりこの町並みを残すって住民の強い意志と行動の賜物だね。


また、何十年も経ったら価値観も変わってくるのかなあ、道を作りまちを作り国を作って、どうなるんだろうなあ。